いい日旅立ち

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元・元帥、連合艦隊司令長官山本五十六の考え方②

2019-04-12 22:09:08 | 人生


山本五十六がアメリカ通であることは、
ハンパではない。
海軍の将校であった時、
ハーバード大学に留学した。
また、長期にわたって、
アメリカの駐在武官として仕事をした。

海軍兵学校では、200人中2番で入学し、
200人中11番で卒業している。

当時は、海軍兵学校は、東京帝国大学を凌ぐエリート校であった。

日露戦争にかかわり、敵の砲弾で指を2本なくし、
その後は、生涯8本の指で通した。

将棋と煙草を愛した。
もっとも、あるきっかけから、煙草はぴたりとやめた。
が、将棋の方は、艦隊勤務になってもやめなかった。

海軍では「有名人」で、
片手で逆立ちをし、そのまま橋のてすりを渡っていって、
観る者をあっと言わせた。

軍事面では、
飛行機の重要性を早くから見抜いていて、
海軍飛行学校で教官を務めた。

日独伊三国同盟には徹底的に反対し、
米内光政、井上成美とともに、
締結阻止をしようとしたが、
かなわなかった。
海軍三羽烏と言われた。

彼は、生粋の親米派だったのである。

それが、日米戦争でアメリカと戦わざるを得なくなったのは、
人生の皮肉である。






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