将棋は、因果な趣味だ。
なぜなら、勝つか負けるか、
で、すべての結論が出てしまうからだ。
勝てば、100点。
負ければ、0点。
どちらか、である。
これが、絵画、文学、陶芸などと違うところだ。
絵画なら、
選者の好みがあるとか、
選者の批評眼に問題があるとか、
時期が悪かったとか、
さまざまな要因が考えられ、
まあ70点だな、とか、
これなら90点だな、とか、
相対化することができる。
文学、陶芸なども同じである。
これらと違い、
将棋では、
勝つか負けるかということで、
結論がはっきりするから、
言い訳が効かないのである。
100か0かの評価。
これが、将棋を指す人の宿命である。
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