久しぶりに、ある将棋祭りにでかけた。
ほとんどのイベントが終わり、
当日最後に配されたメインの対局の最中で、
みなさんが観戦されているとき、
(わたしには興味がないので)そろそろ帰ろうとした。
そのとき、
棋友(将棋を通じたともだち)に出会った。
強そうな人と、対局している。
通りかかったとき、ちょうど対局が終了した。
棋友が、
「教えてもらったら?」
と言う。
相手は、県代表クラス(将棋大会で県で1番になった人)だそうだ。
喜んで教えていただいた。
駒落ちで。
結果は、敗北。
敗因を聴いた。
丁寧に教えてくださった。
将棋も、高段者クラスになると、責任がある。
相手に応じて、
適切にアドバイスすること。
将棋普及の責任。
高段者になっても、この責任を自覚せず、
他人の将棋に口を出したり、
あざ笑ったりする人がいる。
こういう人は、
仲間内で嫌われ、それなりの対応をされることになる。
本当に強い方は、そのことを自覚しておられる。
いい人に教えてもらった。
彼には、高段者に与えられる
輝かしい待遇が待っているだろう。
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