いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

与謝野晶子の世界③~口輪奨励と小説禁止~

2019-04-15 19:15:58 | 短歌


与謝野晶子が、
政府の方針に強い反対の声をあげたことがある。

……

飼い犬に口輪はむると小説を禁ずる触れと行われたる

1909年、政府が文芸院という組織を設立しようとした。
文学者たちは強く反対した。
晶子もその一人である。
当時は、狂犬病がはやっており、
政府は、犬に口輪をはめることを
奨励していた。
このような「おふれ」
への反対を、
意気高く宣言したのである。

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