※※※ ↓↓↓ 汚い方のシモの話です。ご注意を! ↓↓↓ ※※※
もともとフン秘がちな弥七たんが、史上最悪のブツに苦しんでお医者さんへ行った話。
これまでもたまに「ブツを出そうと踏ん張りすぎて、気持ち悪くなり嘔吐」をすることがあった弥七たん。
もともとの体質なのか、ヨメ子部屋力士の宿命・気合の入ったあんこ型だからなのか、
以前からどうもスムーズに出にくい。
まずは食生活からと、出にくいにゃんこの救世主・凄まじい威力を誇るフード、
「ロイヤルカナン 消化器サポート(可溶性繊維)」を与えていたのだが、
フン秘もちの猫飼いさんに絶大な支持を得ているフード。
最初の内は「こんなに?!」とびっくりするほどの大収穫だったものの、徐々に飽きて食べなくなってしまい
しばらくすると、ほとんど口にしてくれなくなってしまったため、必然的にフン秘が復活。
では水分補給を強化しようと、カリカリしか食べないところへウェットを与えてみるもあまり食べず。
それ以降、パウチのスープを好むからと与える→飽きて見向きもしなくなる。。。というようないたちごっこの繰り返し。
それでも、少々苦労するときはあっても排泄は毎日あったので、受診までには至らずきたここ最近であったが、
トラブルは息を潜めて常にすぐそばにいたのであった。
ことの起こりは一昨日。
出にくいのか、弥七たんが背を弓なりにするほどきばった直後、食べたフードを吐いたことからであった。
【一昨日】
・弥七たん、いきみ過ぎて食べたフードを吐く。
・その後、頑張りの甲斐あって通常の一日分くらいを排泄。
・嘔吐後は食欲なし、夜から翌日にかけて、いきむ→黄色い液体を嘔吐を数回。
【昨日】
・嘔吐の数が多く普段とは様子が違うので、獣医へ行くことに。折悪しく行きつけは休診日。他院へ。
~ 診 断 結 果 ~
☆ 体温40度。微熱くらい。
☆ 触診の結果、それほどの量は詰まっていない(普通の便サイズ)、浣腸などの処置は必要なし
☆ むしろ下痢をしているのでは? → いきんでいるので違うと思うと申告
☆ 膀胱炎の可能性 → 排尿は普通にあるので、可能性は薄いのでは?と申告
☆ フードを変えたのでは? → 変えてないと申告
☆ 冷房が猫には強すぎたのかも?この季節にはよくある症状
以上を踏まえ、吐き気を抑える・便通を助ける注射を打ち、エアコンを使用しない部屋で安静にさせることに。
先生は風邪と軽い下痢、もしくは膀胱関係だと考えているようだった。
しかし、帰宅後すぐに嘔吐が始まり、その後も状況はまったく変わらず。
いきんで黄色い液体を吐くこと帰宅~翌朝まで7回。
診てもらった獣医さんは、銀ちゃんを保護した直後に連れて行ったところで、
瀕死の銀ちゃんに適切な治療を施し、翌日には死ぬ可能性の高かったピンチから救ってくれた名医。
私が到着した時点で、開院前なのに今にも死にそうな猫の処置をしており、人柄も申し分ない素晴らしい獣医さんである。
にも関わらず、私はどうしてもスッキリしなかった。
先生に弥七たんを診せたのは初めてで、よく理解されていないのも仕方ない状況ではあったが、
どうも先入観を持って診ているような気がしてならなかった。
常に飼い猫の様子を観察・把握している立場としては、
シロウト判断ではあるけれど、原因はひどい便秘だと思えてならない。
食欲もまったくなく、体も熱っぽくグッタリした状態の弥七たんを見て、明日一番で診察に連れて行くことに。
【本日】
・弥七たんの状態は変わらず。いきんで吐いているが、内容が黄色い液体→緑色のペーストへ変化。
・食欲はなく、水も飲まない。
・体は熱っぽく力なくグッタリ、特に腹を中心とした下半身が熱を持っている。
・排尿は一回あった模様。排便はなし。
・目・毛づやは問題なし。ただ、尻周りが荒れている。呼吸はやや浅く早い。
昨日と同じところがいいだろうと思いつつ、どうしても行く気になれずとりあえず電話。
診てくれた先生が出て、様子を伝えると「レントゲンを撮らないとわからない」との返答。
予約を一応いれるが、電話でも膀胱関連を疑っている様子だったのと、便秘を取り合ってくれない点が気にかかり
やっぱり行く気になれない。
シロウトがこんなことを言うのはおこがましいが、どうもきちんと状態を把握してくれていない気がする。
根拠や知識は乏しいが、飼い主のカンが「違う」と言っているのである。
もし何か見落としたことで弥七を危険にさらすのは絶対に避けたい。
そこで、迷いに迷ったが、セカンドオピニオンを求める意味も含めて、
これまで健康診断や血液検査を行ったことのある行きつけの獣医に行ってみることに。
少なくとも、緊急で行った先よりも弥七の体質は把握してくれているはずだ。
一昨日からの経緯をまとめたメモを持参で受診。
~ 診 断 結 果 ・ 施 術 ~
私の書いたメモを読みながら触診した先生、
「確かに量は気にするほどでもないですね」
と昨日の先生と同見解。他に原因が見当たらないなあと首を捻る。
どうしてもフン秘が原因だと思う私、その旨を主張し食い下がると、
「じゃあ、実際に指を入れて確かめてみますか☆」(この先生はチャラめでノリが軽い)
ということに。私は上半身を抑える係りに任命される。
すると、
「おおう、これは!確かに!」
と先生が驚きの声を上げ、
「とんでもなく固いのが詰まってますよ!量は少ないけどこりゃあすごいわ」
と笑顔でてきぱき摘便。
この技術は先生によって差が激しいと聞くけれど、この先生はチャラめだけれど上手な先生だったのだなあと見直す。
弥七たんは大型(昨日の測定では7.6キロの立派なごっつぁん体型)で力が猛烈に強いため、
途中で取り押さえるのが困難になった私に代わり男性スタッフ登場。
普段はとても物静かで穏やか、鳴き声すら滅多に聞かない弥七たんの、心からの咆哮を初めて聞いたヨメも涙目。
先生は相変わらずにこやかにてきぱきと詰まったものを撤去。
途中で「これ触ってみてください」と特にハードなブツを私に触らせる。
本気で石のように固かった。
ある程度のブツが取り除かれると弥七たん沈静化。
その後はおとなしく身を任せ、注射をされて終わり。飲み薬を三日服用することになった。
ホッとして脱力すると同時に、「ほら~、やっぱりフン詰まりだったじゃん!」と怒りにも似た感情が。
いや、昨日の先生は悪くない。見立ては間違ってはいなかったのだが、飼い主の言い分をあまり信用してくれなかった。
何度も「便秘が」と訴えているのに、「下痢をしている」と反対の診断を押し通されたことに
ちょっとムッときたのであった。
第一、ちょっとネットでググっても
何度も排便の姿勢をとるけれどなかなか便が出ない、
または粘液水様性の下痢状の便が少量だけ、硬い便のすき間から出てくるといった症状が見られます。
このため、下痢と勘違いされることもあります。( petwell 猫の病気辞典 より引用 )
とあるのに、そして猫にはそれほど珍しい病気ではないのに、何できちんと聞いてくれなかったんだろう。
私も「差し出がましい口をきくのも。。。」とためらわず、どうせシロウトなんだから言いたいことはきちんと言うべきだった。
昨日の先生は野良猫のTNR(捕獲し避妊・去勢を行った上で戻す活動)に力を入れており、
交通事故などで不幸な怪我をした猫や犬を救うことにも力を入れている立派な先生だ。
銀ちゃんの命を見事な治療で救ってくれたのも事実だ。
人柄もよく、地元のペットを飼う人達の間では有名な獣医さんだ。
しかし、だからといって必ずしも全てが正しいわけではない。
人間だから当たり前だし、初めて診る患者だったら、見落としがあったとしても責められない。
だけど、常にそばにいて見ている飼い主の見解をもっと尊重してくれていれば、
昨日の時点で弥七は楽になれたのではないかと思ってしまうのだ。
一晩、つらい思いをして胃を荒らさなくても済んだのでは、と。
大切なのは、妄信せず、でも信用すること。
先生も人だから完璧じゃない。そこを踏まえて、主張すべきことは断固としてする。
私自身をもまた、妄信せず、でも自分のカンが何かを告げているときはその声に耳を傾ける。
これは動物だけでなく、自分や家族の今後にも必要となってくることだと思う。
銀ちゃんの投薬については以前から葛藤があるが、今回のこともまた「医療とのかかわり」を
改めて考えるきっかけを与えてくれた。
猫も人も年を取っていく。真剣に考え、自分なりの結論とポリシーを持たねばと思う今日のヨメであった。
フン秘は骨盤の狭い猫には大事だもの…
硬いブツ…私も故チャイのを見た事があり
驚いたわ!
そりゃ後のも出て来ないはず…
ロイカナ、ほんと最初は食いつき良いが
食べなくなるんだよね~(⌒-⌒; )
違うのと混ぜたり、日を置いてあげたりとか
苦労しましたよ(´・_・`)
padaママ、ご苦労様でした(。-_-。)
弥七タン大事に至らなくてよかったです。・゜・(ノД`)・゜・。
小さな命が家族にいると、自分で訴えることが出来ない分
普段そばにいる私たち(飼い主側)の方が、(いや。先生それは違うかも知れない・・)と思う診断下されることも
獣医院かかると感じることあるよね。・゜・(ノД`)・゜・。。
我が家も犬様が、年数回の注射と健康診断で
犬友仲間から教えてもらった獣医さんにかかっているけど我が家の場合、犬様。。。臆病で怖がりなので家族になって二年になるけど未だに・・・
・散歩は苦手・物音にビビる・来客あった後日は夜泣き(寝ながらクン鳴きで魘される)・家族以外の人間はダメなどなど保護犬の社会化・・・その難しさにまだ模索中です。
獣医さんは「ドンドン外に出して慣らして」とは言うけど
病的な(笑)チキンな性格に無理させてまで外や人に慣らすのが全てなのかな・・・とも時々考えちゃうことも。
犬らしくない我が家の犬様ですが、病的な怖がり方や臆病さを見てると獣医さんの言うことが「正論」とは思えないとも家族で話すんだよね・・・・。
運動も散歩も必要だから外には出すけど
ガクブルしてる姿見ると(引きこもり犬じゃダメなのかなぁ)とも思っちゃう。
でも、まだ犬年齢2歳で10年は生きること考えれば
外の世界の楽しいことを教えてあげたいし
ビビリながら散歩する姿見てると不憫でならなし・・・
獣医さんの見解か飼い主(私)の気持ちか
いっつも迷うよね。。。
動物も人間も医者選びはある意味「直感」大事な時あるね。
弥七ダンお大事に(*´∀`*)ノ
おかげ様で、立派なブツが出て元気になりました☆
ロイカナ、本当にすごい威力だなと改めて実感。。。
(大好物に混ぜて無理やり食わせました)
今後は「そもそも溜めないようにする」を目標にして工夫をせねばと考えてますが、
にゃんこって嫌なものは頑として食べないしorz
どうしたもんか悩み中です。
いっそ私が代わって排出したいくらいです。
何とか巨大なブツがお目見えして、すっかり元気になりました!
ただ、今後の予防について頭が痛いところですorz
獣医さんアドバイスとこちらの考えが合わないときのモヤモヤ。。。よくわかります。
わんにゃんもそれぞれ性格があって、
人と同じように十匹いたら十匹それぞれに向いたやり方があると思うのに、
先生によっては何かひと括りにされてるな~って感じることもあったり。
運動不足の解消という問題がクリアできれば、引きこもりでも構わないのでは?
なんてシロウト考えでは思っちゃうのですが、外に出ない弊害もあるだろうし。。。
迷いますよね(´・ω・`)
わんにゃんの翻訳機があったらいいのに~と思う今日この頃です。