タジョー丸に反して、「火天の城」は、
見たくて見たくてたまらない映画でした。
客層も“お年寄り”ばかりで・・・。
しかし、よかった! のです。
よかったの一言です。
なので、私のヘタな感想などいらなくて、
これを見てくださればいいのですが・・・。
火天の城
そして映画をみてくだされば・・・。
しかし、映画とは全く関係ないのですが、
ひとつ思ったことがありました。
この映画では、
母と娘、父と娘の関係がとてもよく描かれていました。
それが私と今の息子との関係にオーバーラップして、
見てしまいました。
我が家の息子は、今、受験生。
自分のやりたい仕事が決まっているのに、
全く勉強をしません。
それは何故かというと、
やりたい仕事とその勉強が、全く得意ではないと
いうことがあるのです。
だから成績も悪く、自信を失って、
やる気をなくしているのです。
親としては、自分の得意なことで、
得意なことを仕事にすればいいのになあ~と
歯がゆい思いでみていました。
ところが、よくよく話をしてみると、
自分が一番得意なことでは、
喰っていけないと思っているようなのです。
“自分の一番好きなことをすると、生活ができなくなる”
と思い込んでいるようなのです。
“どきっ”としました。
それって私のことじゃない?と。
子どもは私の挫折人生を見て、
それを教訓としたようです。
それを昨日の朝知り、
私は愕然として、この映画を見ていました。
映画の中で、主人公の岡部又右衛門も、
安土城を作るために、大変な努力をするのですが、
挫折の連続です。
そんな中で分かったことがあるのです。
それは、自分は一人ではないということです。
彼を支えてくれる、大勢の職人たち、妻、娘・・・
そういう人たちのおかげで、彼は頑張っていられるのだと
気づくのです。
それを娘に告げるシーンがあるのですが、
私には、ただただ、もう涙しかでてきませんでした。
そして思ったのです。
私の人生も挫折ばかりで、まったくいいところを
子どもに見せてやれなかったけれど、
そして、それを彼に対する悪影響だと思っていたけれど、
子どもはきっとそれをいつか自分の肥やしとしてくれるだろう・・・と。
挫折ばかりで、かっこ悪いけれど、
それでもチャレンジした姿を自分なりに
構築してくれる日がくるのではないか・・・と。
それは今は目に見えないけれど。
いつかきっと、分かってもらえる日がくるのではないか
とそう思いました。
結局親の仕事は、背中を見せるだけでいいのかもしれませんね。
言葉はいらない
改めてそんなことを感じてしまいました。
☆それでは今日もよい一日をお過ごしください。
小さなホン屋パモン堂
見たくて見たくてたまらない映画でした。
客層も“お年寄り”ばかりで・・・。
しかし、よかった! のです。
よかったの一言です。
なので、私のヘタな感想などいらなくて、
これを見てくださればいいのですが・・・。
火天の城
そして映画をみてくだされば・・・。
しかし、映画とは全く関係ないのですが、
ひとつ思ったことがありました。
この映画では、
母と娘、父と娘の関係がとてもよく描かれていました。
それが私と今の息子との関係にオーバーラップして、
見てしまいました。
我が家の息子は、今、受験生。
自分のやりたい仕事が決まっているのに、
全く勉強をしません。
それは何故かというと、
やりたい仕事とその勉強が、全く得意ではないと
いうことがあるのです。
だから成績も悪く、自信を失って、
やる気をなくしているのです。
親としては、自分の得意なことで、
得意なことを仕事にすればいいのになあ~と
歯がゆい思いでみていました。
ところが、よくよく話をしてみると、
自分が一番得意なことでは、
喰っていけないと思っているようなのです。
“自分の一番好きなことをすると、生活ができなくなる”
と思い込んでいるようなのです。
“どきっ”としました。
それって私のことじゃない?と。
子どもは私の挫折人生を見て、
それを教訓としたようです。
それを昨日の朝知り、
私は愕然として、この映画を見ていました。
映画の中で、主人公の岡部又右衛門も、
安土城を作るために、大変な努力をするのですが、
挫折の連続です。
そんな中で分かったことがあるのです。
それは、自分は一人ではないということです。
彼を支えてくれる、大勢の職人たち、妻、娘・・・
そういう人たちのおかげで、彼は頑張っていられるのだと
気づくのです。
それを娘に告げるシーンがあるのですが、
私には、ただただ、もう涙しかでてきませんでした。
そして思ったのです。
私の人生も挫折ばかりで、まったくいいところを
子どもに見せてやれなかったけれど、
そして、それを彼に対する悪影響だと思っていたけれど、
子どもはきっとそれをいつか自分の肥やしとしてくれるだろう・・・と。
挫折ばかりで、かっこ悪いけれど、
それでもチャレンジした姿を自分なりに
構築してくれる日がくるのではないか・・・と。
それは今は目に見えないけれど。
いつかきっと、分かってもらえる日がくるのではないか
とそう思いました。
結局親の仕事は、背中を見せるだけでいいのかもしれませんね。
言葉はいらない
改めてそんなことを感じてしまいました。
☆それでは今日もよい一日をお過ごしください。
小さなホン屋パモン堂