「だれのものでもないチェレ」という映画をみてきた。
だれのものでもないチェレ
正直言って、この映画に対するコメントなどは
だれも何も言えないのではないかと思う。
それくらい荘厳な気持ちになってしまった。
舞台は1930年代のハンガリー。
孤児たちは、養育費を払われ、
引き取られていくが、
半ば農家の奴隷状態。
7歳のチェレは服も与えられず、
働かされている。
それでもいつか母親が迎えに来てくれるという
希望を捨てない。
その純粋な希望が胸を打つ。
子どもの人権などというものが言われ出したのは、
つい最近のことだ。
それまでは、子どもや老人、そして女性などの
人権はなかったに等しい。
強いものにあわせた世の中で、
みんなそれに合わせていかなければいけなかった。
力が強いものが偉く、
お金をもっている方が強く、
頭のいい方が勝つ
という世の中で、
力の弱い、子ども、女性、老人、病人・・・
お金のない人たち、
教育を受けていない人たちは、
損をするようになっていた。
今、この日本という国に生まれていれば、
そんなことはあまり感じないかもしれないけれど、
これはひと昔前の現実なんだよなあ~・・・と思ってしまった。
でも、もう力のある者に合わせるのではなくて、
力の弱い者、困っている者に合わせる世の中でないと、
生きにくいよなあ~と思った。
それはだれにとってもだと思う。
だれだって、年を取るし、
だれだって、弱くなるのだから・・・。
この映画に対して私は何も言うべきことがないのだけれど、
チラシにこの映画の監督の言葉として、
とてもぴったりな言葉が載っていたので、
それに同感ということで、終わらせていただきたいと思います。
「どんな人間でも人を侮辱してはならない」
ラースロー・ラノーディ監督
☆それでは今日もよい一日でありますように。
さむいですね~。
小さなホン屋パモン堂
だれのものでもないチェレ
正直言って、この映画に対するコメントなどは
だれも何も言えないのではないかと思う。
それくらい荘厳な気持ちになってしまった。
舞台は1930年代のハンガリー。
孤児たちは、養育費を払われ、
引き取られていくが、
半ば農家の奴隷状態。
7歳のチェレは服も与えられず、
働かされている。
それでもいつか母親が迎えに来てくれるという
希望を捨てない。
その純粋な希望が胸を打つ。
子どもの人権などというものが言われ出したのは、
つい最近のことだ。
それまでは、子どもや老人、そして女性などの
人権はなかったに等しい。
強いものにあわせた世の中で、
みんなそれに合わせていかなければいけなかった。
力が強いものが偉く、
お金をもっている方が強く、
頭のいい方が勝つ
という世の中で、
力の弱い、子ども、女性、老人、病人・・・
お金のない人たち、
教育を受けていない人たちは、
損をするようになっていた。
今、この日本という国に生まれていれば、
そんなことはあまり感じないかもしれないけれど、
これはひと昔前の現実なんだよなあ~・・・と思ってしまった。
でも、もう力のある者に合わせるのではなくて、
力の弱い者、困っている者に合わせる世の中でないと、
生きにくいよなあ~と思った。
それはだれにとってもだと思う。
だれだって、年を取るし、
だれだって、弱くなるのだから・・・。
この映画に対して私は何も言うべきことがないのだけれど、
チラシにこの映画の監督の言葉として、
とてもぴったりな言葉が載っていたので、
それに同感ということで、終わらせていただきたいと思います。
「どんな人間でも人を侮辱してはならない」
ラースロー・ラノーディ監督
☆それでは今日もよい一日でありますように。
さむいですね~。
小さなホン屋パモン堂