こんにちは。
小さなホン屋パモン堂です。
先週末、こんな夢を見ました。
病院でお医者さまに呼ばれて、診察室へ入って行くと、
こう言われました。
あなたはガンです。
余命三ヶ月です、
と。
それで、大変ショックを受けたんですけど、
そう言われた時に真っ先に脳裏に浮かんだ事は、
まだ仕事をやっていない、
仕事が終わっていない、
という事でした。
家族の誰それの顔が浮かんだ、
とかではなく、
仕事をしていない、
という事でした。
どうしてそんな事を考えたかというと、
まさしく言葉通りで、
私はこの世に生まれて、
何かを成し遂げなければならないのに、
それが完了していないという意味だったのでしょう。
おそらく私自身、今の状態を良しとしていなく、
全く機能していないことを薄々承知していたのと思います。
けれど、それを見ないようにしてきた、
ほっかっむりをしてきたと言うことなのでしょう。
と、同時に後悔も・・・。
この四年、出版を餌に幾度にも重なる修正、修正の日々・・・。
些細な文体の表現方法もあげつらわれ、
また、意見の違う編集者たちに翻弄もされ、
この人に言われては書いては直し、
あの人に言われては書いては直しと、
まるで濁流に飲み込まれる木の葉のようで・・・。
それで結局私に何が残ったのかと言うと、
狂ったリズムの文体、まとまらない考え、収入の低下、自尊心の崩壊、
ともすれば襲われるうつ状態、自分を疑う心・・・などで、
正直なところいい事が一つもなかったのです。
そして、本来ならば次の作品を書かなければならないのに、
それに向かうモチベーションすら持てなくなってしまっていたのです。
言わば私はずっと落ち込んだままの状態だったのです。
そこにどうやら〝喝〟を入れられたのでした。
余命三ヶ月と言われた時、
あなたはどうしますか?
と私は自身のインナーセルフに問われたのです。
あなたにはまだやる事が残っているんじゃないんですか?
と言われたのです。
けれど最期の時に、家族の顔が浮かばなかったのは幸いでした。
それは、自分の家族関係が良好だという証拠ですから。
だから私はこころ置きなく、仕事に邁進できるという意味なのですから。
なので私は決めました。
これからの人生を〝本を書く事〟に集中すると。
私の全てを本に捧げると。
それが私の生まれてきた意味なんだろうと改めて思いました。
私は人生の残り時間を切られてしまいました。
私にはもうそんなには時間はありません。
本を書く作業はとても時間が掛かるものです。
一日一日を大切して、自分がここぞと思う所まで、
高めていきたいと思います。
自分の納得する、面白い物が書けるまで。
もう十分だ、これ以上ないという所まで・・・。
それを目指して日々を過ごしていきたいと思います。
☆それでは今日もよい一日を。
ご静聴ありがとうございました。
✳︎今思ったのですが、実は先週末取材旅行に行くつもりだったのです。
次回作のために。
けれどモチベーションが上がらずに、そして仕事も入った為に、
キャンセルしたんですよね。
どうもそれも関係しているらしいのです。
誰かに望まれるから本を書くんじゃない、
自分が必要だから、書くんだ、って事ですよね。
全ては自分の為にやっている事なのに、
その基本的なことを私はどうやら忘れていたようです。
私は本が書きたい。
面白い物を書いて、みんなを楽しませたい、
ただそれだけだったのに・・・。
いつのまにか易きに流されて、
拗ねていたんですね。
そう思いました。
またモチベーションが下がるかもしれませんが、
けれど今回の事を忘れずに、ちゃんと肝に銘じて、
やっていきたいと思います。
小さなホン屋パモン堂です。
先週末、こんな夢を見ました。
病院でお医者さまに呼ばれて、診察室へ入って行くと、
こう言われました。
あなたはガンです。
余命三ヶ月です、
と。
それで、大変ショックを受けたんですけど、
そう言われた時に真っ先に脳裏に浮かんだ事は、
まだ仕事をやっていない、
仕事が終わっていない、
という事でした。
家族の誰それの顔が浮かんだ、
とかではなく、
仕事をしていない、
という事でした。
どうしてそんな事を考えたかというと、
まさしく言葉通りで、
私はこの世に生まれて、
何かを成し遂げなければならないのに、
それが完了していないという意味だったのでしょう。
おそらく私自身、今の状態を良しとしていなく、
全く機能していないことを薄々承知していたのと思います。
けれど、それを見ないようにしてきた、
ほっかっむりをしてきたと言うことなのでしょう。
と、同時に後悔も・・・。
この四年、出版を餌に幾度にも重なる修正、修正の日々・・・。
些細な文体の表現方法もあげつらわれ、
また、意見の違う編集者たちに翻弄もされ、
この人に言われては書いては直し、
あの人に言われては書いては直しと、
まるで濁流に飲み込まれる木の葉のようで・・・。
それで結局私に何が残ったのかと言うと、
狂ったリズムの文体、まとまらない考え、収入の低下、自尊心の崩壊、
ともすれば襲われるうつ状態、自分を疑う心・・・などで、
正直なところいい事が一つもなかったのです。
そして、本来ならば次の作品を書かなければならないのに、
それに向かうモチベーションすら持てなくなってしまっていたのです。
言わば私はずっと落ち込んだままの状態だったのです。
そこにどうやら〝喝〟を入れられたのでした。
余命三ヶ月と言われた時、
あなたはどうしますか?
と私は自身のインナーセルフに問われたのです。
あなたにはまだやる事が残っているんじゃないんですか?
と言われたのです。
けれど最期の時に、家族の顔が浮かばなかったのは幸いでした。
それは、自分の家族関係が良好だという証拠ですから。
だから私はこころ置きなく、仕事に邁進できるという意味なのですから。
なので私は決めました。
これからの人生を〝本を書く事〟に集中すると。
私の全てを本に捧げると。
それが私の生まれてきた意味なんだろうと改めて思いました。
私は人生の残り時間を切られてしまいました。
私にはもうそんなには時間はありません。
本を書く作業はとても時間が掛かるものです。
一日一日を大切して、自分がここぞと思う所まで、
高めていきたいと思います。
自分の納得する、面白い物が書けるまで。
もう十分だ、これ以上ないという所まで・・・。
それを目指して日々を過ごしていきたいと思います。
☆それでは今日もよい一日を。
ご静聴ありがとうございました。
✳︎今思ったのですが、実は先週末取材旅行に行くつもりだったのです。
次回作のために。
けれどモチベーションが上がらずに、そして仕事も入った為に、
キャンセルしたんですよね。
どうもそれも関係しているらしいのです。
誰かに望まれるから本を書くんじゃない、
自分が必要だから、書くんだ、って事ですよね。
全ては自分の為にやっている事なのに、
その基本的なことを私はどうやら忘れていたようです。
私は本が書きたい。
面白い物を書いて、みんなを楽しませたい、
ただそれだけだったのに・・・。
いつのまにか易きに流されて、
拗ねていたんですね。
そう思いました。
またモチベーションが下がるかもしれませんが、
けれど今回の事を忘れずに、ちゃんと肝に銘じて、
やっていきたいと思います。