ものすごく恵まれているのではないか?
この何もしない時間も、自分の事を無産者だって決めつけて貶めていたけれど、
体の不調もあり、癒す時間も必要だったし、何より、何もしない時間が必要だったのではなかったか?私には。
そのために、神様が私に与えてくれた、人生の中休みだったのではなかったか?
その生活を支えてくれたのが、父や母の遺産だったし、息子だったのではないだろうか?
息子はお金というよりも、精神的なサポートをしてくれた。
時にはこちらが支える側になったけれど、これは言わば、母と息子の濃密な時間を再現する意味もあったのだろう。
私は若いときから夫の世話にかかりっきりで、息子の事は二の次になっていたから…。
彼はずいぶん寂しい思いをしていたに違いない。
今、私を独り占め出来て、彼は幸せなのかもしれない。
そうして、満足しつつあるのか、息子は徐々に世間と向き合い始めている。
昨年からすると、ずいぶんと成長したものだ。
子供には親の愛がどうしても必要だ。
足りなかった私の愛を、今補充して、彼はやがて旅立っていくのだろう。
それまでは、まだ、二人っきりの貴重な時間だ。
大事にしていきたいと思う。
長い間、私は、暗闇に囚われていた気がする。
けれど、この何も無い時間を大切にしていかなければならないなぁ。
これは、神様と両親、ご先祖様が与えてくれた私へのご褒美なのだ。
焦らなくていいから、一つ一つ、自分の課題をこなして行こう。
私はどうしても今、本を読んだり、休憩したり、健康を取り戻したりする時間が必要だったのだ。
スピリチュアルな世界をもっと深めなければならなかったのだ。
だからこそ、このスピな島へ帰ってきたのだろう。
その時間をこれまで与えられていたのだと言うことに、ようやく気がついた。
その恵みに、感謝だ…。
感謝しかない。
だとすると、
やはり、今日は私の新しい誕生日。
生まれ変わる日だ。
昨日から色々な事に気づかされ、様々なヒントも降りてきて、自分のこれからの役割も何となく見えて来た。
もう少しで、自分が本当にやりたかった事が何なのか全貌が明らかになるだろう。
私だけの道。
私だけの未来。
くすんでなんていられない、私の大いなる世界。
そんなものが明らかになる日が来るのだろう。
そう思う。
あとはそれに向かって、全力で取り組めばいいのだ。
私は私。
私は、自分の道をひたすら歩んでいく。
☆それでは今日も良い一日を。