ある動画を見ていたら、
生まれる前に性別を決めてきたのだから、それを今生で変えるのは良くないと言っていた。
私もそれは前から感じていた事だ。
もし、ジェンダーフリーでいいのなら、なぜ、私たちには、男と女がいるのだろう?
そこには意味があるからそうなんだろうね。
もっと言えば、私たちは、男の性も女の性も満遍なく経験する事で、相手の立場が分かるように訓練していると思うのだけれど。
それを安易に変えるのは、自分の修行を放棄した事になるのではないか?と。
まぁね、どうしてもお役目でそうなっている方もいるけれど、大体の人は、過去世で現世の性に傷ついてしまったとか、今世でトラウマを抱えて、自分の性を受け入れられなくなってしまったとか、そう言った要因でなってしまっている方が多い気がする。
まずは自分の性を癒す事。
そうして受け入れていくことが大切になってくるだろう。
この問題は、いかに性が我々にとって軽視されているかという事にもつながるのだろう。
本当は性と言うのは、神聖なものだ。
あと、生まれてくる前にこの性で生きると約束したのに、それを変える事は、死後の世界で問われる事になると、言っていた。
なるほど…。
それほど、生前の約束って重いのですね。
約束不履行は罪になるそうです。
それは私も以前から思っていて、たとえば、ウチの弟は、今生では、姉の私を助け、一族を盛り立てていかなければならなかったのに、それを破り、結局は姉を追い出し、自分が天下を取ったのだ。
これは完全なる契約不履行だった。
なので、天は彼に罰を与えると言った。
(と言われた。)
なぜ、私たちの間にそんな約束がなされたのかというと、それは前世で、彼が私を殺して、家系を独り占めしたからだった。
私を殺して当主の座についたのはいいが、結局、戦国時代だったために、他の城から攻められて、一族は滅んだのだ。
その罪滅ぼしのために、彼は今回も私の下に生まれ、本来ならば、私を助ける役目を負っていたのに、結局、また私利私欲に走り、私との約束を反故にしてしまった。
それは、父との契約もそうだ。
彼は父の面倒を見ると言って、財産のほとんどを継承したが、結局は最後まで病院に入れたままにした。
父は最後にそれを知り、悔しがっていた。
私が見舞いに行った時には、見えない誰かと話しており、弟夫婦のこと、特に嫁の事は、隠れていても引き摺り出して、必ず懲らしめてやると言っていた。
そのため、父の死に顔は、決して良いものではなく、口を半開きにして、目も開いて、何か言いたそうだった。
とても見ていられなかった…。
父は弟の裏切りが許せなかったのだろう。
嫁の諫言にて貶められた自分の愚かさも責めていたに違いない。
先祖は私に、これは父と弟との約束だったと言った。その約束を弟が破ったために、彼ら、彼らと言うのは、弟夫婦の事なのだけれどーは、これから地獄へ行くと言っていた。
地獄へ行って虫から始めると。
けれど、地獄へ行く方が、人間として早く生まれ変われるとも。だから、それが弟夫婦の為なのだと。
私はその時、唖然としたし、その罪の重さにも愕然としたけれど、それほどまでに約束と言うのは大事な事なのだ。
ちなみに、私は昔、人間は人間にしか生まれ変わらないと聞いた事があったのだが、人間以外から始まるのだろうか?
その辺りは、正直よく分からない…。
だから、本当は自分の都合なんかでおいそれと約束は破ってはいけないのだ。
弟は本当は今世では、嫁の諫言に惑わされず、自分の意志で、私を助け、父を助けなければならなかった。
けれど、それを怠った。
だから、先祖は怒り、彼を罰すると言ったのだ。
彼はこれまでに二度も約束を不履行にしており、今回は三度目だった。
四度目はもうないのだ。三回で終わり。本当は今回がラストチャンスだったのだ。
だから、これから地獄へ落ちると言われた。
これらは全て、父が亡くなったあとに、先祖から伝えられた言葉だ。
だから、私の妄想と言われても仕方がないのだが、それでも私には直感的に分かった。それが真実だろうと。
約束はとても、大事な事だ。
そうして、それを実行するのも並大抵のことではない。
でも、人間として、この地球に生まれ落ち、何のために生きるかと言うと、楽しむ為、愛するために生まれてくるのだ。
それさえ間違わなければ、本来は大丈夫なのだ。
けれど、頭でごちゃごちゃ考えて、損得感情やらなんやらとしていくうちに、だんだんと私たちは人としての道を外れていく。
性自認しかり、
人としての約束しかり。
なので、どうか、惑わされないで欲しいと思います。
しっかりと自分を持って。
地に足をつけて、大地をしっかり踏み締めて、せめて私たちだけは歩いて行こうではありませんか。
誘惑もありますが、まずは自分が何をしにこの地球へやってきたのかを思い出して。
人としての役割をキチンと生きていこうではありませんか。
そんな事を思いました。
記念すべき、
222222の日に。
☆それでは今日も良い一日を。
あ、ちなみに、私、弟への恨み辛みを今日、ようやく手放す事が出来ました。
心から許しました。
もう、彼を恨んではいません。
むしろ、弟は可哀想な人間だったなぁと思います。
私に対するコンプレックスが相当あったのだと。
どうにかして、私に勝ちたいと思っていたのだと思います。
だから父を独り占めしたのだと。
そんな弟を愛おしいとまで感じました。
そうかそうか、そこまで追い詰められていたのねと。
だからもう、全てを水に流しました。
ようやく流すことが出来たんですよ。
有り難い事です。
だから、今日、こうして書く事が出来ました。
弟夫婦の健やかな幸せを願います。