ブラック・ウィドー事件の動画。
色々考えさせられるのだけど、
あの犯罪を犯したお母さん、
夫とその後に出来た恋人とその次に再婚した夫、全員ヒ素で殺しているんだよね。
まあ、最後の人だけは助かったけど。
そして、自分の父と最初の夫の姑も殺しているんだよね。
娘さんの証言形式で話は進んでいくんだけれど、あのお母さんは美人で男好きのする人だったんだけど、なぜかお父さんが触ろうとすると嫌がったんだって。
不思議〜。
だってあんなに男好きなのに?
でも、実際結婚するのは、得意じゃない?というか、一緒に暮らすのは苦手だったみたい。
だから、二番目の人とは長続きしたんだよね。
一緒に暮らしてなかったから。
その人が殺されたのは、次の人が出来たから。
そして、その三番目の人は一緒に暮らしたから、嫌になって殺しかけた…ってことだよね。
男が好きなのに、いざとなると親密になれない。
気になるのは、一度、疎遠になった祖父、つまりはこのお母さんの実の父親がやって来たときに追い返したこと。
その時、自分はひどい父親だったけれど、許してくれとかなんとか言っていたらしい。
娘たちは祖父に会わせて貰えなかったから、どんな人か分からなかったと言っていたが。
そして、気になるのは、母親は美人でスレンダーなのに、娘達は二人とも太っていること。全く色気がない。
それも気になった。
そして、一晩経った時に、ああ…と思ったのは、
この母親は、実の父親から暴力を受けていたのだろうと思った事だ。
それも性暴力だろう。
だから、会いに来ても追い返し、娘達にも会わせなかったのだろう。
だから、家庭内で夫にボディタッチされる事が嫌で、男をもとめているにも関わらず、いざ暮らし始めると嫌になり、殺してしまうのだろうと思った。
義母を殺したのは、単に嫌いだったか、意地悪をされたからだろう。
父を殺してから、歯止めが効かなくなり、自分が嫌だと思った人間を次々に抹殺していったのだろう。
ある意味、精神を病んでいて、その病気もすべてはあの祖父からの虐待からなのだろう。
彼女が生まれつき、殺人者であったわけではないと思う。
そうして娘達。
この人たちも、母親の生き方を肌身で学んでいて、母のようにすぐに男を引き入れる具合にはなりたくないと、考えていたのだろう。
あの美人のお母さんの娘なのに、わざと醜く見せていたのは、単に防御に過ぎない。
男から身を守る術だ。
母を反面教師として、母のようには生きたくないという事だ。
私も太っているから分かるのだけれど、自分を醜くするのは、他人からの攻撃を避けるためだ。
自分は無害ですよ、あなたのお眼鏡には敵いませんよというメッセージだ。
特に異性の目を避けるための手段なのだ。
脂肪の厚さで自分を守っているのだ。
それは自分に対する虐待なのだ。
私は子供の頃から太っていたので、そう言う対象にはなりにくかった。
けれど、一度危ない時があった。
それ以来、私は身を固くしてガードして生きている。
元の夫は、そんなにガードを強くしたって、君を狙う人などいませんよ、と冗談でよく言っていたが、私にとってはそんなことどうでもいいのだ。
これは美醜の問題ではなくて、単に女は危険な目に遭いやすいと言う事なのだ。
大体、暗闇で襲われる人の多い事。そこには美醜は関係ないのだ。
太っている女がいいという人だっているのだから。
なので、このブラック・ウィドー事件は、単に頭のおかしな殺人者が犯した事件ではなくて、本当は性被害者が起こした虐待事件だったのかもしれない。
彼女の傷が癒えてなかったとしたら?
彼女は自らを虐待した、"男" 達に復讐するだろう。
それがたまたま、父と同じ男というだけで。
それは起こるのだから。
なんだか、最後刑務所にいるお母さんの笑顔が怖く描かれていたけれど、そう思うと、私には可哀想な被害者に見えるんだよな。
あそこまで邪悪に描かなくてもいいと思うが。
ここまでの所、彼女がそんなことがあったと言わなかったとしても、もしかすると、子供の頃の事として記憶から無くしたのかもしれない。
だとすると傷は深いね。
その深い傷のせいでこの事件が起きたとしたら?
本当に虐待は怖いね。
そして、無くさなければならないなと思いました。
☆それでは今日も良い一日を
感謝します。
全ては上手くいっている。