私のだらしな日記

「更科日記」ならぬ、私の〝だらしな〟日記。(^^;)
日々のどーでもいい事を、だらだらと綴っていきます。

ブック・オフ

2010年10月27日 | 日々つつがなし
昨日、久しぶりにブック・オフに行きました。

私は、あんまり古本が好きではなく、
よほどのことがなければ買わないのですが、

それでも、新刊しか並んでいない書店に比べ、
古今東西の、「なんじゃ、こりゃあ~」と思わず声をあげてしまいそうな、
雑多な本が並んでいるブック・オフは大好きで、よく冷やかしに行きます。

そんな中で、表紙に惹かれて手に取った本の中に、
さびたクリップで留めてあるカードが入っていました。

ブック・オフの店員は、そういうものはチェックしないのでしょうか?
(それとも、これを込みで売っているのでしょうか?)

まあ、それはともかくとして、何気なくそのカードのメッセージを
読んでみると、

なんとそれは、この本の翻訳者が実名入りで、
相手に贈ったものであることが判明。

しかもそのカードは、写真の裏に書いたもので、
そのボケボケ写真にももしかすると、意味があるのかも・・・?

などと想像をたくましくしてしまいました。


ちなみにその方は、金原瑞人さんとおっしゃる方で、
児童文学の本などをよく翻訳されています。

(私は以前、中学校の図書館に勤めていたので、
この方の名前はよく見ていました。背表紙で・・・)


「ひぇ~、・・・本人の直筆カード入りだよ~。
こんなもの売っていいのかよ~・・・!」

とも思ったのですが、やはりそこは、
うっかり中身に目を通さずに
そのまま売ってしまったのでしょう。

以前にも、ブック・オフで仕方なく買った本の中にも
(仕方なくというのは、廃刊になっているので、手に入らなくて・・・)、

その本を贈った人からの真摯なメッセージが入っていて、

うげ・・・と思ってしまったのですが・・・。

(やっぱり嫌ですよね。前の持ち主が特定されるものって・・・。
贈り主の思いとかも入っていますしね・・・)


でも、アメリカなんかではそれが逆に付加価値となっているようなんです。

最近見た、「ラブ・ダイアリーズ」という映画では、

http://www.youtube.com/watch?v=1hc4F7nyEik

子供の頃に、父親から献辞の入った「ジェーン・エア」を
贈られるのですが、それが母親に売られてしまい、
大人になってからも、古本屋を探しているというシーンがありました。

お店の人が、

「この献辞も素敵ですよ」といって売っていたので、

メッセージも付加価値なんだ・・・と思ってしまいました。


まあ、どちらがいいかと言われると、
あんまり、私はそういうのは、ダメなんですけど・・・ねぇ。


そういいつつも、昨日また古本を買ってしまった私です・・・。



皆様はどちらがお好きですか?




☆それでは今日もよい一日を。

寒くなりましたね。
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