今、夢を見ていて…。
友達に、色々指示されて、お使いを頼まれて、その人の所へ行ったらば、お礼に見てあげると、身体のマッサージ?ストレッチ?が始まってしまった。
その人が、
「あ〜これは、相当エネルギーとお金をネズミの様な人に奪われたね」
と言い、その時に父の顔が浮かんだ。
「その人を切ると、健康面も回復するし、お金も入ってくる。何よりあなたにエネルギーを与えてくれる人が現れるよ」
と、言われた。
夢の中で、いつの間にか、イヤホンで聴いていた占い動画にリンクしていた様だ。
でも、はっきりと、ネズミの様な人にエネルギーとお金を奪われて、健康面を損なっていると言われた時に、
すぐに父の顔が浮かんだ。
それを切ると、自分に沢山の物が与えられると。
本来私が受け取るべきものが。
あ〜あ、そうだったんだ…と思った。
私には分かっていたのだ。
父は私を愛していない事を。
私がいくら弟夫婦の事を言っても、
父はどうしたって、弟夫婦の方が可愛いのだ。
私から見ると不誠実な人たちにしか見えないのに、何があっても弟達の方がいいんだ、と思った。
男だと言う理由で。
その事が、今回、嫌と言うほど身にしみた。
だから、病院で父は私に恥をかかせる様な事、弟の嫁さんに、
「あんたに会いたかった」
と言ったんだ。
父を退院させもしない、
私から見ると非情な嫁に頼る様な事を言って、これまで私がやってきた事を水の泡にしたのだ。
私はそのことに、非常に傷ついた。
胸に大きな穴が空くほどに。
だから、私には冷たく、
なぜなら私を彼らから引き離す者としか見えなかったから、
あしらう様な事をしたのだ。
なるほどね…と思った。
だったら、私にはもう選択肢は一つしかないだろう。
父を切る、
と言う事だ。
私は父に利用されるだけ、利用されたのだ。
もう、これ以上の搾取はごめんだ。
母には、父の介護を頼むと言われてたし、先祖からもお前が当主だと言われていたけれど、肝心の父がああでは、どうにもならない。
弟夫婦ラブの父を、彼らから引き離す事はできない、と思った。
ならば私の選択はただ一つ、
父を切るしかないだろうと思う。
私は父の事が大好きで、厳しい母よりも、優しい父の事が大好きだったし、父は愛情を持って私に接してくれていたことも事実だ。
その事に疑いは持ってはいない。
感謝している。
けれど、人生の最後になって、結局、選ぶのは私ではなかったのだ。
男である弟だったのだ。
それが分かった。
だから、もう、何も言うまい。
それでいいと思った。
私はもう、父を切ります。
父は弟夫婦に面倒をみさせます。
私がみることはないだろう。
父は父が選んだ道を歩めばいい。
私とは関係ないんだ、と思った。
これから、終末治療について父から聞かなければならないが、それが終わればもう見舞いにもいかないだろう。
どうせコロナで会えないし。
私と弟を常に両天秤にかけて、愛情を計ろうとした父。
そうした毒親とももうお別れだ。
私は敗れたのだ。
それでいいんだと思った。
もう、実家とは関係のない道を歩もうと思った。
父が亡くなれば、弟夫婦との付き合いもなくなるだろう。
それでいいと思う。
新リヤ王だなと思った。
父は新しいリヤ王なのだ。
現代版の。
この問題が始まった時から、
リヤ王と言う言葉が浮かんでいた。
子供達を天秤にかけて、自分への愛情を量るリヤ王。
父はまさしくそうだったんだ。
それが改めて分かった。
今日は一日、父を切る作業を行います。
そうなりました。
そうなります。
ありがとうございました。
☆それでは今日も良い一日を。
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