先月くらいから、実は私の前には、
先祖がずらりと並んでいて、先頭は亡くなった父方の祖母なんですが、
その後ろにずらりと色んな先祖たちが並んでいるのが、
見えるのです(顔は見えないけれど、肩が幾重にも見える…)。
私を守護してくれているのは、亡くなった母方の祖母だと言われていたのですが、
その祖母は今は、遠くで見守っている感じなのですが、
その代わり、父方の先祖たちが目の前にずらりと並んでいるのです。
それが見えていました。
なので、私は、ようやく父方の先祖も重い腰を上げて、この問題に
取り組んでくれているのかと考えていました。
それが昨日の朝、弟が後継者ではないと、言われました。
後継者は私で、そのあとをウチの息子に継いで欲しいのだと
言われました。
それが先祖の意志なのだと。
先祖の中では、この家を存続させるために、弟を排除するつもりだと
感じました。
実は、私はこのことを子どもの頃に言われたことがあったのです。
それは小学三年生の夏休みの事だと思います。
私は家の中で、寝転がって、ごろごろしていました。
ふと天井を見ると、神棚が見え、その瞬間、
「この家の跡取りはお前だ」と言われたのです。
私はびっくりして、
「だって、弟がいるのに?」と心の中で返答をしました。
それっきり声は聞こえなかったのですが、
その時の衝撃は忘れられません。
私がこの家の跡取り?
女のなのに?
と思ったのです。
なぜなら、両親はこの家を継ぐのは、
男である弟だと、常日頃言っていたからです。
でも、この事は、誰にも言ってはいません。
妹にも母にも言っていません。
全く関係のない、友人にだけは、
ちらと世間話の態で話したことはありますが、
自分の身内や関係者には絶対に言えない事です。
まあ、言えませんよね。
フツ―……。
頭のおかしな人と言われちゃうもんね。
なので、母の介護問題から、弟との争いになった時に、
真っ先に思い出したのは、この事でした。
本当に弟が、きちんとしていて、
母や父を任せられるのなら、
私も口は出さないようにしようと思っていました。
第一、私にあの家を保って欲しいと言われても、
現在、関東に住んでいる私には、出来ない相談だったからです。
けれど、今年の四月に見える人から、きつく言われ、
「今までこの問題から逃げていたのだから、
今度は逃げないで、ちゃんと向き合いなさい」と、
そうなった時に、やはりこれはきちんと考えなければならない
問題なのだと感じていました。
弟か私かと。
だからこそ、私の中で、弟から電話があると、
嫌な気持ちになるのは、もちろん彼の態度も
そうですが、
私が跡取りなのに……という悔しい気持ちがあったからでした。
女だから、鼻っから跡取りからは除外されている、
本来ならば、その席に座るのは、私なのに……という思いが
あるからなのでしょう。
そんな気がしています。
☆それでは今日もよい一日を。
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