ブログ更新しないと
心配かけてしまうだろうから
今日もパソコンに向かう
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まだこの仕事を始めて間もないころ出会った友達 Sちい
家族のように一緒に時を過ごして
私がいない間も わが家にあがりこんで
私の母や今は亡き父と仲良くしていたSちい
でも いつの間にか 距離が出来て
金曜日の会議でも 交わす言葉は挨拶だけ
それでも 私はいつも Sちいを見ていた
今日は来ているかな
体調は良さそうかな・・・
きっと Sちいもそうだと思う
お互い口には出さないけれど
お互い 心配しあっている・・・
その Sちいに 会議が終わったあと
早口で 伝えた
エレベーターが閉まりかける その瞬間に
「 Sちい 母がアルツハイマーかも・・」
そっけなく 相槌打たれると思ったけれど
Sちいは私の予想に反して みるみる顔が暗くなり 涙ぐんだ
エレベーターが閉まって
私は普通に会議に戻った
そして 今朝 Sちいから久しぶりにメールが届いた
「昨日の夜から何度も何度も
メールを打っては消し・・の連続だったよ
今度ゆっくり話したい」
「ゆっくり話したい・・・」の一文を読んで
私の涙を堰き止めてくれていた涙腺くんが
一気に崩壊した
しっちい ありがとう
やっと ゆっくり話ができるね
やっぱり ずっと心配してくれていたんだね
ほんとに うれしい
今回の試練は
苦しいことだけでは終わらない
きっと今まで見えなかったことが
たくさん 見えてくるチャンスに違いない
泣いたら負けだと頑張っていたけれど今日は見事に敗北
大きいクラスの生徒には事情を話し
泣きつかれた目に気がついたのか
いつもそっけない高校一年生Sちゃんが
帰り際に
「せんせっ ガンバよっ
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と 渇を入れてくれた。
なかなかやるじゃん Sちゃん
俄然 元気でたよ
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