明日の休みが消えた事や
それに絡んでの面倒くさい人間関係の事とか
つらつらと書こうかと思ったんだけれど愚痴っぽくなるだけなので中止
…
で、何を書けばいいでしょうかね
仕事を終えて車を走らせていました
会社から家までの田舎道
民家があって、田んぼや畑しかない所もあって
不安定で灰色の空の手前を遮るように
高圧線の鉄塔が真っ黒な影のようにポツンポツンと立ち
何本もの電線を繋いでいるのです
その向こうに奥羽山脈の尾根が長く北から南へと走っているのが見えて
薄くなった雲の部分から弱弱しい夕日の色を見せていました
…
それを見ながら
俺は田舎が好きだなぁって思ったのです
田舎特有の不便はあるものの
北国の冬の辛さはあるものの
ここを離れて暮らすなんてもう無理だなと。
奥羽山脈があの大きさで西側に見えるこの街の位置
それが好きなのだ
近くても遠くてもいけないような気がする
何年か前に厄払いを兼ねた同窓会『年祝い』があった
当時、担任をしてくださった先生も参加して
最後に先生から一言、挨拶をいただいた
その中で先生が言ったのは
『幾つになっても心に残る原風景を大切にして行ってほしい』と言う事だった
この景色に俺が何を出来るわけでもないのだけれど
次の世代に受け継いでゆく
田舎であることを愛すると言う事なのかな
…
どうして先生は俺に分かるように言わなかったのか
もう少し噛み砕いて言ってくれないとさ(待て待て待て
高校を卒業して
何年か東京に住んだ
本当に若かった。
今思えば何も考えずに東京に飛び出して行った
田舎を捨てたわけじゃなかったけれど
田舎が嫌いなわけじゃなかったけれど
あの時期に東京に住んだことで
ますます田舎を愛せるようになった気がするなぁ
今日の帰り道に想った事はいっぱいあって
東京に住んでいた頃のことを思っていた
岩手から出て来たばかりの田舎者で珍しかったのか
何故か俺は周りの人たちにとても可愛がられた
俺の事を気に入ってくれたヤクザなお兄さんは
色んな人に紹介してくれた
東京生まれの東京育ちの女友達二人組も
俺をとにかく気にかけてくれて
深夜のドライブに三人でよく出掛けた
そうしているうちにホームシックの気持ちも薄れていたっけな
有難い事だった
今の俺の性格を作る上でも
あの時期に東京に暮らしたことは大切な出来事になっているなぁ
…なんて。
あれ…ちょっとセンチメンタルな感じ?
いやいや、まさか
俺がそんなハズは。
掘り下げて自己分析すると
きっとあの頃の『若さ』みたいな物を
取り戻したいって思ってるのかもしれない。
…
ダメだな…老けこむにはまだまだ早い
この愛する岩手県で精一杯、今を生きていかなくっちゃな
それに絡んでの面倒くさい人間関係の事とか
つらつらと書こうかと思ったんだけれど愚痴っぽくなるだけなので中止
…
で、何を書けばいいでしょうかね
仕事を終えて車を走らせていました
会社から家までの田舎道
民家があって、田んぼや畑しかない所もあって
不安定で灰色の空の手前を遮るように
高圧線の鉄塔が真っ黒な影のようにポツンポツンと立ち
何本もの電線を繋いでいるのです
その向こうに奥羽山脈の尾根が長く北から南へと走っているのが見えて
薄くなった雲の部分から弱弱しい夕日の色を見せていました
…
それを見ながら
俺は田舎が好きだなぁって思ったのです
田舎特有の不便はあるものの
北国の冬の辛さはあるものの
ここを離れて暮らすなんてもう無理だなと。
奥羽山脈があの大きさで西側に見えるこの街の位置
それが好きなのだ
近くても遠くてもいけないような気がする
何年か前に厄払いを兼ねた同窓会『年祝い』があった
当時、担任をしてくださった先生も参加して
最後に先生から一言、挨拶をいただいた
その中で先生が言ったのは
『幾つになっても心に残る原風景を大切にして行ってほしい』と言う事だった
この景色に俺が何を出来るわけでもないのだけれど
次の世代に受け継いでゆく
田舎であることを愛すると言う事なのかな
…
どうして先生は俺に分かるように言わなかったのか
もう少し噛み砕いて言ってくれないとさ(待て待て待て
高校を卒業して
何年か東京に住んだ
本当に若かった。
今思えば何も考えずに東京に飛び出して行った
田舎を捨てたわけじゃなかったけれど
田舎が嫌いなわけじゃなかったけれど
あの時期に東京に住んだことで
ますます田舎を愛せるようになった気がするなぁ
今日の帰り道に想った事はいっぱいあって
東京に住んでいた頃のことを思っていた
岩手から出て来たばかりの田舎者で珍しかったのか
何故か俺は周りの人たちにとても可愛がられた
俺の事を気に入ってくれたヤクザなお兄さんは
色んな人に紹介してくれた
東京生まれの東京育ちの女友達二人組も
俺をとにかく気にかけてくれて
深夜のドライブに三人でよく出掛けた
そうしているうちにホームシックの気持ちも薄れていたっけな
有難い事だった
今の俺の性格を作る上でも
あの時期に東京に暮らしたことは大切な出来事になっているなぁ
…なんて。
あれ…ちょっとセンチメンタルな感じ?
いやいや、まさか
俺がそんなハズは。
掘り下げて自己分析すると
きっとあの頃の『若さ』みたいな物を
取り戻したいって思ってるのかもしれない。
…
ダメだな…老けこむにはまだまだ早い
この愛する岩手県で精一杯、今を生きていかなくっちゃな