parismaris's days*

金柑の甘煮をふっくらと*

おせちのひと品として、今年も金柑の甘煮をつくりました*





今回は初めての試みとして、タネをヘタを先に取り除いておく、というひと手間をかけてみました(笑)


私のとっての金柑の甘煮は、「いかに照りよく甘ーくふっくらと煮上げるか」というところに心を砕いてつくる、大切なひと品。

ゆえにこれまで、煮崩れるリスクを高めてしまうことを恐れるあまり、実の内側には手を触れずにつくってきました。


…が。
食べたときに当然くちに残る複数のタネが、やっぱりどうにもストレスで。

今回奮起して竹ぐしを握りしめ、時間をかけてコツコツと慎重に取り除いてみました。


…金柑ってね、あんなに小さいのにタネが多いんです。
平均4つ、多いものだと8つも入ってる。

おまけにそれらが、中のワタにきっちりしっかりくっついてて。
竹ぐしを握る指先にちからを入れないと、実から外れてはくれない。

でもあまりちからを入れすぎると薄い外皮が破れるし、中の果実も崩れちゃうしで、コツを掴むまでのちから加減がなかなか難しかったです。


そうした下ごしらえを経てゆっくり炊き上げた甘煮は、ふっくらとろりと美味しくできました*

恐れていた煮崩れもなかったので、ほっとしました。


――そして。
タネのない甘煮は食べやすいと大好評で、がんばった甲斐があったのでした(笑)





* おまけ *




新年早々、庭にうぐいすが姿を見せました*

寒椿の花をしきりにつついて蜜を食べていて、あら可愛い♪


うぐいすって警戒心が強くて動きも素早くて、私のカメラと腕ではなかなか撮れない鳥なのですけれど。

窓ガラスを開けずに連写した数枚が奇跡的に撮れていて、うぐいすの来訪とともに「こいつぁ(新)春から縁起がいわえ♪」的な気分になりました。(←わかる人だけわかってください・笑)

コメント一覧

ぱりまり
chiiさんへ*
chiiさん、新年おめでとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします*

金柑はおせち料理のひと品でしたので、根気強ーくがんばってみました*
おまけにこの翌日は、朝からごまめの腹ワタ取りをキッチン鋏の先でチョキチョキ延々と…
おかげで大晦日までに、私の『根気』はすっかりすり減りました(笑)

写真までお褒めいただき光栄です*
手づくり作品のときもそうですけれど、室内での撮影って難しいですよね。
私はセンス以前に、色の正しさと明るさを求めていつも四苦八苦しています

この新しい年も、chiiさんにとって健やかで穏やかなものでありますように*
chii
ふっくら
おはようございます(^^♪

まぁ、なんとふっくらな美味しそうな金柑でしょう~☆
おまけにぴかぴかで
手間を惜しまないぱりまりさんの丁寧な作業
私には真似は出来そうにないので、ただただ尊敬してしまいます*

お皿の色合いも構図も素敵
私も手芸の小物を撮影するのに、どうしたら、センスの良い写真を撮れるか四苦八苦しております(笑)

うぐいすさんは、天からのお年玉かしら
とりあえず、縁起がいいのは間違いがないです

最後になりましたが、今年もよろしくお願いします
ぱりまり
けいさんへ*
けいさん、あけましておめでとうございます♪
ご挨拶が遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

金柑…私も少し前まではあまり食べる機会がなくて。
おせちの甘いものスペース(笑)にも栗きんとんを入れることが多かったので、路地物が出たときに眺めるくらいでした。

それがなぜかここ数年、わが家の冬の風物詩に(笑)
家族が入れ替わって、作る料理の味が変わってきたのも理由かな、なんて思っています。

全くすごくはないんです、ほんとに。
タネを取ったり弱火でコトコト煮たりと、根気は必要ですが技術はいらない料理です(笑)
柑橘の苦みとお砂糖の甘さがお嫌いでなければ、けいさんもぜひ♪
けい
美味しそう!
http://blog.goo.ne.jp/keitan2004_2004
金柑ってあまり食べないのです。でも、とっても美味しそうです♪
種も丁寧に取る、その作業を想像しただけですごいなあと思ってしまいます。
食べてみたいなあ。ピカピカしていますよ。ぱりまりさん、やっぱりすごいです。
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