今回は初めての試みとして、タネをヘタを先に取り除いておく、というひと手間をかけてみました(笑)
私のとっての金柑の甘煮は、「いかに照りよく甘ーくふっくらと煮上げるか」というところに心を砕いてつくる、大切なひと品。
ゆえにこれまで、煮崩れるリスクを高めてしまうことを恐れるあまり、実の内側には手を触れずにつくってきました。
…が。
食べたときに当然くちに残る複数のタネが、やっぱりどうにもストレスで。
今回奮起して竹ぐしを握りしめ、時間をかけてコツコツと慎重に取り除いてみました。
…金柑ってね、あんなに小さいのにタネが多いんです。
平均4つ、多いものだと8つも入ってる。
おまけにそれらが、中のワタにきっちりしっかりくっついてて。
竹ぐしを握る指先にちからを入れないと、実から外れてはくれない。
でもあまりちからを入れすぎると薄い外皮が破れるし、中の果実も崩れちゃうしで、コツを掴むまでのちから加減がなかなか難しかったです。
そうした下ごしらえを経てゆっくり炊き上げた甘煮は、ふっくらとろりと美味しくできました*
恐れていた煮崩れもなかったので、ほっとしました。
――そして。
タネのない甘煮は食べやすいと大好評で、がんばった甲斐があったのでした(笑)
* おまけ *
新年早々、庭にうぐいすが姿を見せました*
寒椿の花をしきりにつついて蜜を食べていて、あら可愛い♪
うぐいすって警戒心が強くて動きも素早くて、私のカメラと腕ではなかなか撮れない鳥なのですけれど。
窓ガラスを開けずに連写した数枚が奇跡的に撮れていて、うぐいすの来訪とともに「こいつぁ(新)春から縁起がいわえ♪」的な気分になりました。(←わかる人だけわかってください・笑)
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