リビングにいたら、突然庭がにぎやかになりました。
そうっとカーテンを開けて見てみたら、いろんなちいさなお客さまが順繰りに行ったり来たりしていて。
置き餌のみかんで食事をとったメジロが飛び立ったあとには、こちらも冬限定のお客さま、ジョウビタキ(オス)がご来訪*
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イロハモミジの樹の上で、睥睨するかのように辺りを見廻しながら、「キヒュッ、キヒュッ、キヒュッ」と鳴いています。
この高く鋭い鳴き声。
家族が「誰かが庭で、自転車タイヤ用の古い空気入れを使ってるのかと思った」と称したことがあります。
…なるほど、言い得て妙。
お次に来たのは、おりおりに姿を見せるスズメ。
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…別にね、珍しい鳥でもなんでもないのですけれど。
わが家が都会の端っこにあって、近隣に田畑がまったくない環境のせいか(かと言ってビル群の狭間に住んでいるわけでもないのですけれど。 適度に都会で適度に田舎な小さな都市です・笑)、この鳥をめっきり見なくなりました。
だから冬になって8羽の集団で庭へ現れるようになったとき、思わず見惚れて歓声を上げてしまって。
ここ数週間は毎日のようにやって来るので、そのたびに「かわいいなぁ*」と口元をだらしなく緩めて眺めています(笑)
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イロハモミジの枝の間を跳ねまわりながら、「ちゅくちゅく、ちゅくちゅく」とにぎやかに囀りつつ、枝から何かを挟み上げては、顔を上げてひと呑みに。
…なに? なにを食べてるの?
もしかして…虫?
虫がいるの? こんな真冬に??
しばらくそうしていては、一斉に飛び去ってゆくのです。
――そのあとには一瞬の静寂。
そしてまた賓客たちの声。
(その合間には、客と呼びたくないヒヨドリなんかもご来訪…(≡Д≡;))
天気のよい日は、毎日これの繰り返しで。
草木眠る冬の庭も、なかなかどうして、にぎやかです*