parismaris's days*

冬のお客さま② と、おりおりのお客さま*

すがすがしく晴れた日の午後。
リビングにいたら、突然庭がにぎやかになりました。

そうっとカーテンを開けて見てみたら、いろんなちいさなお客さまが順繰りに行ったり来たりしていて。


置き餌のみかんで食事をとったメジロが飛び立ったあとには、こちらも冬限定のお客さま、ジョウビタキ(オス)がご来訪*





イロハモミジの樹の上で、睥睨するかのように辺りを見廻しながら、「キヒュッ、キヒュッ、キヒュッ」と鳴いています。

この高く鋭い鳴き声。
家族が「誰かが庭で、自転車タイヤ用の古い空気入れを使ってるのかと思った」と称したことがあります。
…なるほど、言い得て妙。





お次に来たのは、おりおりに姿を見せるスズメ。





…別にね、珍しい鳥でもなんでもないのですけれど。


わが家が都会の端っこにあって、近隣に田畑がまったくない環境のせいか(かと言ってビル群の狭間に住んでいるわけでもないのですけれど。 適度に都会で適度に田舎な小さな都市です・笑)、この鳥をめっきり見なくなりました。


だから冬になって8羽の集団で庭へ現れるようになったとき、思わず見惚れて歓声を上げてしまって。

ここ数週間は毎日のようにやって来るので、そのたびに「かわいいなぁ*」と口元をだらしなく緩めて眺めています(笑)







イロハモミジの枝の間を跳ねまわりながら、「ちゅくちゅく、ちゅくちゅく」とにぎやかに囀りつつ、枝から何かを挟み上げては、顔を上げてひと呑みに。


…なに? なにを食べてるの?

もしかして…虫?
虫がいるの? こんな真冬に??


しばらくそうしていては、一斉に飛び去ってゆくのです。




――そのあとには一瞬の静寂。

そしてまた賓客たちの声。
(その合間には、客と呼びたくないヒヨドリなんかもご来訪…(≡Д≡;))


天気のよい日は、毎日これの繰り返しで。

草木眠る冬の庭も、なかなかどうして、にぎやかです*

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ぱりまり
けいさんへ*
うふふ* ほんとに次から次へと来客の多い庭で(笑)
冬枯れで寒々しいはずの庭が、彼らがやってくるといっきににぎやかになります。

鳥の鳴き声にも様々な種類があるようで。
囀ったり鳴き交わしたり警告しあったり、聴いていてとても不思議で面白いものです。

実はね、庭で犬を飼いたいとずーーーっと願っているのですけれど。
庭の主(犬)を据えてしまうと鳥たちが来なくなってしまうかなぁ…と、踏み切れずにいます。
犬とも過ごしてみたいけれど、野鳥たちの姿も見ていたい。
これって欲張りですね (*ノωノ)
けい
まあ!
http://blog.goo.ne.jp/keitan2004_2004
なんて賑やかな庭でしょうか。
母がいたらきっと喜んでしまいそうな、ぱりまりさんの庭ですね。
ジョウビタキがキヒュッと鳴くことも初めて知りました。ぱりまりさんの小さなものに向ける視線の優しさがたまらなくいいなと思います。
晴れた日、庭をただただゆっくり眺めているしあわせ、そんななんともいえない時間が大事なものを与えてくれそうです♪
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