parismaris's days*

お正月のしつらえ * 2017 *

喪中のわが家。

本来ならば正月飾りもせず、おせちもお雑煮もいただかずに、身を慎んでひっそりと過ごすのでしょうけれど。

米寿を越えて得た病を克服し、95歳まで笑顔いっぱいで生きたひとだから。

そんな祖母を讃えて、外向きには一応ひっそりと、けれど内向きはいつもどおりのお正月をしています。


それに合わせて、季節のものをしつらえるいつもの場所にも、“お正月”をあしらって*


まずはLDKに。



漆器風(もちろんプラスティック・笑)の器をベースに、彩りには折り紙を使っています。

当初は紅や白を多用したポップな雰囲気にしようと思っていたのですが、考えているうちにどんどん気分が変わってしまって…結果こうなりました。







鏡餅のお隣には、色を控えた冬の景色をちょっとだけ。

椿は造花です。
本来、私はガーデニングや生花が好きなので、造花のたぐいはあまり飾らないようにしているのですけれど。
冬場のリビングは暖房をつけっぱなしでお花が持たないので、苦肉の策で(笑)

下段の毬は、鄙びた色がお気に入りの『肥後まり』です*





ご不浄(トイレ・笑)も正月の雰囲気に。



ドアには手作りのミニリースを*







こちらは飾り棚の上。







壁に常設している小さなカレンダーのまわりにも、少しだけ*





大好きだった祖母を想いながら飾りつけて。

亡くなった家族たちの思い出話や、新たに増えた家族たちの愛らしい話題に花を咲かせる、穏やかで楽しいお正月です*



コメント一覧

ぱりまり
けいさんへ♪
こちらこそ!
本年もどうぞよろしくお願いいたします*

抜群の絵画センスをお持ちのけいさんにそう言っていただけて、とっても嬉しいです*
最初にイメージしていたものとは色もデザインも似ても似つかないものになりましたけれど(笑)、これはこれで眺めていて気持ちにしっくり寄り添っているので、正解だったのかなと思っています。

ここ数年、家族に新しい命が芽吹いた瞬間に別の命の灯が消えるということが続いていて。
最初はただただ悲しいばかりでしたけれど、だんだんと悲しみも喜びもひとつひとつ、大切に受け入れられるようになってきました。
命ってこうやって続いていくんだなぁ、とちょっとした人生の絵巻物でも見せてもらっている気分です。

亡きひとたちから受け継いだたくさんものを、私なりに守り育てていけたらいいなと、静かに思った年頭でした*
ぱりまり
chiiさんへ♪
こんばんは、chiiさん*

うふふ(//´艸`//)* ありがとうございます♡

クリスマスの飾りを片付けたときには、いつになくカラフルポップな装飾がしたい気分だったのですけれど。
いざ手を動かしてみるとだんだんとそぐわない気がしてきて、結局いつものシックな色味になってしまいました。

小さなカレンダー(葉書をひとまわり大きくしたくらいの大きさです)はプロペラスタジオという文具メーカーのものです。
シンプルながらも凝った紙と、立体感のある活版印刷とに惚れ込んで以来、この場所にはこれ!と決めています。
イラストが植物っていうのも、最高に私のツボ*
ただ…売っているところが少ないので、毎年手に入れるまでちょっぴりハラハラするのが玉に傷なんですよー(笑)

こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします
chiiさんにとってこの新しい年が豊かなものとなりますように***
けい
今年もよろしく
ぱりまりさんの大人なセンス、本当に感嘆してしまいます。一枚一枚がそのまま葉書になってしまいそう。
穏やかなひとときを過ごされた様子、大事な方たちとの時間は新年にふさわしい時間だったのでしょうね。
おばあさまのことを語り合える人たちがいて、偲ぶ気持ちがそこかしこにある空間で・・・
今年もぱりまりさんの優しさいっぱいの世界を楽しみに待っています。
chii
上品なしつらえ
ぱりまりさん、おはようございます(^^♪


クリスマスの時にも感じたけど、上品な大人のしつらえですね
ぱりまりさんが、年々、積み重ねてきたものを感じます

ちいさなカレンダー、すごくぱりまりさんらしくて素敵ね
毎年、愛用のカレンダーですか?

今年もよろしくお願いいたします
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