parismaris's days*

嘆きの金柑ナッツブラウニー

金柑の甘煮を入れた、ナッツブラウニーを作りました。



この金柑。
言わずと知れた、おせち()の余りです。

…いや、正確には、「すでに食べ尽くしたと思っていたのに、家族が実家の冷蔵庫に隠し(?)持っていたもの」。


甘煮が多く余った正月明けには、こうしておやつに姿を変えて再利用することがあって。

どうやらそれに味を占めていたらしく、「実はこれがあるんだけど…」と今になってこっそり出してきて、「これを入れたブラウニーがまた食べたいな♡」との面の皮の厚い笑顔でのリクエスト。


…ということで。
ひと月ほど前にブラウニーを焼いたばかりだというのに、再び作る羽目となりました。




その、今年の金柑ナッツブラウニー。

例年は金柑を丸ごと入れて焼いていたのですが、甘煮にしたときに取り切れていなかった種がくちに残ることがあって、それがどうにも気になるので、今回は金柑を横半分にして種の再チェックを済ませたものをトッピング。


これでストレスなく食べられる!と満足していたら。

私のケーキレシピでは、ブラウニーひと切れにつき金柑2分の1ではチョコレートと柑橘の風味のバランスが悪く、チョコ味のひとり勝ち。

要するに、いつものクルミだけ入ったナッツブラウニーと、さして味の違いのないものが出来上がってしまったのです。
(味そのものは、フツーのブラウニーとしてならおいしいんですけどね…)


試食の段階でそれに気づき、余計な事しなきゃよかった…と後悔したのも束の間、すぐさま家族からも「金柑はまるごと入れるべきだった!」だとか、「物足りない!!」だとかの苦情が来て、ひと仕事終えた充実感はどこへやら(涙)
地味〜に落ち込んでしまいました…😖 



最近の金柑は、ほんとうに甘いですものね。
味わいの点だけを見れば、甘煮などにせずともよいくらい、生食でも苦みが少なくて、充分においしい。

そんな金柑だからこそ、風味の強いものに加えるときには、配分をよく考えるべきだったのです。

そこまで考えが及ばずに、思いつきでテキトーに調節したりするから失敗するわけで。
「あぁもう、私のバカ! もうちょっと考えようよ…!」と嘆き、反省しきりの、今年初のお菓子作りとなりました😞 


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