parismaris's days*

庭のにぎわい・草花編 (庭だより*2023.春)

冬の眠りについていた庭の落葉樹たちが、ついにすべて目覚めました。

それと時を同じくして、その足元では、草花たちが開花のときを迎えています。

今日は、そんな色とりどりの花たちの『庭だより』を*




わが家側のチューリップ。

今年は紫をメインカラーにしてみました。




咲き始めは黄色が差し色となり、終わり近づくにつれて濃い紫色の面積が増えるように、開花時期の異なる品種を混ぜ植えた…つもりだったのですけれど。

例年より2週間も早く咲き揃ってしまって、早咲き・遅咲きの差があんまりない(苦笑)




今春は、なんだかすべての植物の開花が早くて、カレンダーと目の前の景色とがちぐはぐです。



スミレ『フレックス』

外来品種で園芸品種のスミレです。

ペンキを吹き付けたような花の模様から、『吹き付けスミレ』とも呼ばれるこの花がとても好きで、私がせっせと管理している『スミレゾーン』で咲いてくれればいいなぁ*と思って育て始めました。

ただ…植えて2年目になりますが、未だ繁殖力がどれほどのものなのかわからないので、とりあえず今は鉢で管理しています。



パンダスミレ

大昔に祖父からもらったものが、タネを飛ばして命を繋ぎ、今も庭に咲きます。

…が。
これはね…以前にも書きましたが、ちょっと厄介なスミレで、繁殖力が強め。

外来の大型のスミレで、根がワサビのように太く、深く地中へと潜ります。

それゆえ、ちょっとやそっと引っ張ったくらいでは抜けず、さらにはカタバミと同じくらいにワサワサと茂るので、管理がとても面倒です。
(一般的なスミレだと思って植えると厄介なことになるかと)


名前も花もかわいいので人気ですが、庭で育てるときは場所を選んでくださいね。
(うちでは管理外の場所でパンダを見つけると、悲鳴が上がります…)



タチツボスミレ(立坪菫)

ご存じ、どこにでも咲くスミレの代表格です。

これは植えたものではなくて、ひとり生えしたものを生えるにまかせているので、庭のあちこちで咲きます。

特に『スミレゾーン』では、今年いちばんよく咲きました*




これね…白スミレなんですけど、長年名前がわかりません。
面長で、おもしろいかたちの花でしょう(笑)

40年近く毎春、庭のいくつかの木の根元にだけ咲きます。

シロバナタチツボスミレかなと思ってみたりもしましたけれど、これは唇弁だけが目立って長いので、やっぱり違うかなぁ。



ニョイスミレ(如意菫)

私はそう覚えましたが、『ツボスミレ(壺菫)』の名のほうがよく通っているでしょうか。


わが家のスミレゾーンのスミレたちは、だいたい3年周期で種類が変わるのですが(植えているわけではなくて、ひとり生えするにまかせているから)、このニョイの周期が終わってしまったらしくて、今年咲いたのはこの1輪だけ。

1センチに満たない小さな小さなスミレですが、一時期は絨毯のように広がってとても素敵だったのですけれど。

またいつか生えてくれるかしら。



サクラソウ(桜草)『鹿島』

ずいぶん昔に祖父からもらった、日本の桜草です。

暑さが厳しすぎるこの地で幾度も瀕死状態に陥りながらも、ほそぼそと咲き続けてくれています。
(でも、ほんとにちっとも大きくならない…)



サクラソウ『花子』

こちらも、上の『鹿島』に同じ。



スズラン

昨年、母が開花株を衝動買いしてきたもの。

夏越しできるかどうかを案じていましたが、酷暑を無事に超えて眠りにつき、この春、倍の数の株となって芽吹きました。

…が、花をつけたのは、このひと株だけ(苦笑)
うーん、意外と難しいんですね、スズランって。

顔を近づけると、とても甘く涼やかな香りがします*



セントーレア

…なんて、イマドキの名で呼んではみましたが、ご存じ矢車菊です(笑)

母が昔からこよなく愛する花なのですが、庭では一度も育てたことがなかったので、今年初挑戦。

ややひょろ長い株に育ってしまった気がしないではありませんが、この花が風に揺れるさまはやっぱり素敵にかわいかったので、「もっとたくさん植えればよかったね」と話しています。



アジュガ

地味な花ですけれど、雑木の緑ばかりの庭に、この青がとても映えます。

庭の真ん中の、人が歩く飛び石のあいだに咲いているので、蹴り倒してしまわないように気をつけて。
(花の茎の中が空洞なので、簡単に倒れちゃう…)



ティアレラ『スプリング・シンフォニー』

小型のティアレラです。
妖精のような花が、愛らしいでしょ*



ダウカス『ダラ』(もしくは『ダーラ』とも)

『ブラックレースフラワー』とも呼ばれる一・二年草です。
(暑さの厳しいこの地では一年草扱い)


まだ開花したばかりですが、いい色!

この色がほしくて、そして切り花としても人気の『ダウカスシード』と呼ばれるタネが見たくて、初めて育てています。




園芸仲間から「大きくなるから地植えじゃないと難しいよ」と言われましたが、大きめの鉢で挑戦。(庭はあるけどスペースがないんだもん!)

11号鉢が破裂しそうなほど極太の、セロリのような株になりましたが、とても順調に育って、たくさんの蕾をつけています。

とりあえず開花は大成功*
あとは、ダウカスシードができるかどうかだなぁ。


庭仕事の合間に撮る、記録代わりの写真がたくさんあるので、今回はその『草花編』。

次回は、わが家の庭のメインである『雑木編』を、お送りします*

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