喪中のわが家。
本来ならば正月飾りもせず、おせちもお雑煮もいただかずに、身を慎んでひっそりと過ごすのでしょうけれど。
米寿を越えて得た病を克服し、95歳まで笑顔いっぱいで生きたひとだから。
そんな祖母を讃えて、外向きには一応ひっそりと、けれど内向きはいつもどおりのお正月をしています。
それに合わせて、季節のものをしつらえるいつもの場所にも、“お正月”をあしらって*
まずはLDKに。
漆器風(もちろんプラスティック・笑)の器をベースに、彩りには折り紙を使っています。
当初は紅や白を多用したポップな雰囲気にしようと思っていたのですが、考えているうちにどんどん気分が変わってしまって…結果こうなりました。
鏡餅のお隣には、色を控えた冬の景色をちょっとだけ。
椿は造花です。
本来、私はガーデニングや生花が好きなので、造花のたぐいはあまり飾らないようにしているのですけれど。
冬場のリビングは暖房をつけっぱなしでお花が持たないので、苦肉の策で(笑)
下段の毬は、鄙びた色がお気に入りの『肥後まり』です*
ご不浄(トイレ・笑)も正月の雰囲気に。
ドアには手作りのミニリースを*
こちらは飾り棚の上。
壁に常設している小さなカレンダーのまわりにも、少しだけ*
大好きだった祖母を想いながら飾りつけて。
亡くなった家族たちの思い出話や、新たに増えた家族たちの愛らしい話題に花を咲かせる、穏やかで楽しいお正月です*