parismaris's days*

あじさい小路

長い梅雨の中休みが続いています。

おかげで、予想外に早い梅雨入りで手をつけられずにいた庭仕事が片付き、庭も私の気分もすっきり!

でもでも…そのせいで、真夏を前に、すっかり日に焼けてしまいました。

とくに腕が、こんがり。
早くも夏を満喫した人みたいな色になっていて、ちょっと恥ずかしい…(≡Д≡;)


――その庭では今、アジサイが花盛りです*



『あじさい小路』と呼ぶ庭の端の、わが家の勝手口と庭とを結ぶ小みち(というか通路)には、挿し木で育てたアジサイたちが、片側に整列。




通路なのに茂りすぎてもはや通れず、それでもここを通らねば、お勝手から庭に出るときに大きく迂回することになるので、かきわけるようにして強引に通行しています(笑)




『あじさい小路』のアジサイたちは、習っているフラワーアレンジメントの花材として使ったものの残りを挿し木して大きくしたものなので、品種名がわかりません。

これはたぶん…ハイドランジア(西洋アジサイ)。




こちらは、レッスンで『秋色あじさい』として使ったもの。

うちでは秋色にはなりませんが、こんなシックな色に咲きます。
ちなみに、phコントロールはまったくしていません。



これはおそらく、日本のアジサイ。

咲き始めは真白だった装飾花が、徐々にほんのりと青みを帯びてゆき、さらにはそれがゆっくりと変じて、最後には淡く桃色に染まるのが特徴です。




中心にある花は、青。
なんて涼やか*



山アジサイ 『カラス葉』

この夏、念願の山アジサイが、庭に仲間入り*

ほんとうは、透き通るような水色の花を持つ品種を迎えるつもりだったのですが、店頭でこれを見つけて、迷ってしまって。

頭痛がするほど悩んで(笑)、『カラス葉』の名の通り、葉に紫色の斑が入り、カラーリーフとしても使えそうなこちらを、初めての山アジサイとして迎えました。



柏葉アジサイ

かつて家業があったころ、そこで働いてくれていたベテラン看護師さんからいただいたもの。
(なので、これまた品種名がわからないのですが…たぶん『スノーフレーク』)


たいそう花の好きなかたで、いろんな花木苗のおすそ分けを頂戴しました。

この柏葉以外にも、青いガクアジサイとか、土佐文旦の苗木とか。
いずれもとても健やかに、今も庭に在ります。




家業を閉じて、早7年。

注射が神業的に上手くて、患者さんたちからご指名(笑)が入るほどだったあのかたは、お元気かしら。


庭の植物たちの多くに、そんな『人』に関する思い出があります。

庭を見て人を想い、庭を歩きながらそのときを、その光景を思い出す。
そんな時間を過ごせるこの庭は、わたしたち家族の宝ものです*


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