フラワーアレンジメントのレッスンで使った残りの部分から、挿し木で増やしたアジサイ。
品種名が分からないのですけれど、当時は青い花では決してなかったんです。
土のせいかしら。 おもしろい。
雨に濡れた石のテラスにいちばん似合うのは、やっぱりこの花。
余談なのですけれど…
庭の2箇所に設けられたこの半月形の石のテラスは、職人さんが本物の石をひとつひとつ手で割って、乱張りにしてくださったもの。
それがまた夏の暑い盛りのことで…
炎天下でただ独り、ひたすらにこつこつと石を割って組み合わせていくそのさまを、私はときどき物陰から拝見していました。
目の前に積み上げられた、薄く削られた石。
それらの持つ自然の色やかたちを見分けてそこにふさわしいものを瞬時に選び出し、手に持ったハンマーで不規則かつ絶妙な塩梅に割って、組み合わせていく。
その作業はとても滑らかで、割られた石たちもとてもナチュラルなのに、できあがったテラスには計算し尽くされた堂々とした美がありました。
…職人さんって、ほんとにすごい。
今でも忘れられない、施工時の光景のひとつです。
この色。
まるでパステルの粉をふりかけたようだな、と思うのです。
これも挿し木で増やしたアジサイ。
切り花として使ったときにはもう少しアンティークっぽい色味でしたが、今年は赤がやや強めに出ました。
ハイドランジア
初めて挿し木したのがこれで、意外とあっさり根付いたものだから、それ以来すっかり味をしめてしまいました。
ただね…調子乗っていろいろと増やしすぎたものだから、庭がすごいことになってきています(汗)
ほんとにまずいの…
このまま生長してくれちゃったら、来年どうしよう…
カシワバアジサイ
今年の花は例年の半分の大きさで、すごく貧相(苦笑)
ほら、ちゃんと世話しないから…(担当は家族。 私じゃないもーん・笑)
ガウラ
…って呼ぶより、『ハクチョウソウ』って名前のほうがしっくりくるのは私だけ?
紅色の花が咲く株を買ってきたはずなのに(実際、付属のラベル写真は紅色だった)、咲いたら初めて見るタイプの花色でした。
縁取りの紅がすごくかわいくて、得した気分♪
ビヨウヤナギ
前の庭から引き継いだ、古株さん。
家族がとても大切にしています。
近年ずっと調子が悪かったのですが、今年はたくさんの蕾をつけて、世話係の家族もごきげん*
――そして。
これは、わが家の玄関の内側からの光景なのですけれど。
明り取りの窓の下に見事に整列して、こちらを覗いているのは…ご存じドクダミ。
勝手に生えてきちゃった、いわば雑草です。
この窓から見える庭の低い景色も、建築士さんが計算し尽くしたものなので、本当はこんなところに生えてくれては困るんだけど。
土からの高さが30センチ近くある窓のフチまで伸びてきて、きちんと整列して咲く姿があまりにも可愛くて、引き抜けずにいます。
ねぇ、ドクダミたち!
しばらくはそこにいてもいいけれど…あのセンス抜群の建築士さんにはナイショだからね?
まもなく梅雨入り。
それまでにしておくべき庭仕事が山盛りで、さぁ今日もこれから庭へ。
快晴の空のもと、忙しい週末となりそうです。
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