parismaris's days*

ちいさなボランティア ・ 2

よいお天気続きだったGW。

前半は自宅でソーイング三昧、後半は実家でのんびり過ごしてきました*







そんな連休に作ったもののふたつめは、東日本大震災被災地のこどもたちへのボランティア第2段の
お弁当袋&ランチョンマットのセット。



   
      * 男の子用 *




   
      * 女の子用 *







前回に引き続き、手芸資材のネットショップ“MY mama”さん主催のソーイングボランティアで、
今回は特定の被災地幼稚園向けに、指定サイズで作りました。




サイズ以外の規定は緩やかだったので、お弁当袋は一重仕立てに、
ランチョンマットは角を丸くしたデザインでリバーシブルに。

セットでの製作でしたので、袋とマットの「お揃い感」も意識して*




ごくちいさなひとたちへのものなので、手持ちの生地の中から色のきれいなものを意識して選び
男の子用にはハギレで残っていた恐竜柄生地のイラスト部分を使ったアップリケを施し、
女の子用にはお気に入りゆえにずっと温存してきた手持ち唯一の幼児向け生地を使いました。




ボランティアゆえの“分”をわきまえる意識を持ち、
華美にならないように、でもできるだけちいさなひとたちが喜びそうな工夫をしながら
丁寧に、丈夫に、ということを常に考えながらミシンをカタコト***


ソーイングの基本で作るようなものばかりではありますが
思いのほか体力を要し、時間もかかりました。


でも行き先が明確なものを作るのは楽しくて、しあわせな時間でした*





これらを受け取ったちいさなひとたちの笑顔が、一瞬でも、ひとつでも増えますように***








   
                  *     *     *     *     *





ソーイングボランティアには、賛否両論あるようです。

私自身、2度だけですが参加してみて、思うところもいろいろあります。




けれど。

今はこれでいいのかな、とも思っています。




反省会は、復興ののちに。

16年前の阪神・淡路大震災でのちいさな経験から、今は、そう思います。

















★帰省時にちょっとだけ覗いてきた新しい家。
 たくさんの大工さんが入っていてくださり、大まかな間取りがわかるようになってきていました。
 小さな家なのに、細かいところを盛りだくさんにし過ぎたかな、と反省&心配しつつ
 室内の明るさに大満足*
 まだ外構デザインが未決ですが、よいものになるといいなぁ*

コメント一覧

ぱりまり
rin.さんへ
子育て経験のない私には
ちいさなひとたちがほんとうに好むものがなんなのか完全に理解することはできず、
少ない経験と想像を駆使して、なんとかかたちにしました(苦笑)

ボランティアって、する側の“想い”ばかりが先行しがちですよね。
それをセーブしつつ、「ほんとうに必要なもの」や
「必要とされるレベルのもの」を作ることの難しさを知りました。

同じ「作る」作業でも、
自分のものや依頼されたものを作るのと全てをボランティアですることとの違いを、
2度のソーングボランティアに参加した今、痛感しています。

それでも製作している時間は私にとって楽しいものでしたし、
これらを送り出した今は、いつか受け取るであろうちいさなひとたちやその親ごさんたちが
一瞬でも喜んでくれたらいいな*と思うばかりです。

ぱりまり
モモさんへ
ボランティアって、難しいですね。
特に、こういう“生命”に直結していないものに関しては
ほんとうに必要なものは何で、どんなレベルのものが求められているのかいまひとつはっきりしない部分も多くて、
作りながら考え込んでしまうことも多々ありました。

私にできることは、己の“分”をわきまえ、
自分の力量に見合ったボランティアにのみ参加すること、ただそれだけです。

ほんと、モモさんの仰る通り、まさに「一期一会」ですね。
特定の「誰か」のためのものでないからこその、「一期一会」。
見知らぬちいさなひとと私とを繋ぐ細いこの“縁”が、
そのひとにとって良きものでありますように、と祈らずにはいられません。


rin.
ぱりまりさんらしく☆
とっても素敵!!
前回も私はなんて素敵なココロなんだろうと思いました。
確かにどんな形であれ、ボランティアには賛否両論がつきもの・・・
でも、無垢な気持ちは届けたお相手に伝わる☆そう信じています。。
可愛い子供達の笑顔がたくさん浮かびます
モモ
私もこんな感じのボランティア参加していますが、やっぱり批判もあるものですね。
一応現地で聞き取り調査をしてから作っているようですが・・・・・

でもどれもとても可愛くて素敵です。
私の子どもたちなら絶対喜ぶ作品だと思います。

これも誰に届くかわからないけれど「一期一会」ですよね。

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