
本日は ぶっち君の世渡りのお話です

彼は うちの町内の野良猫社会で いつの頃からか頭角を現し
右後ろ足を失い 喧嘩でエイズになりながら
気の荒さだけでボスに成り上がった一匹ヤクザで…。
ちゅ~るを教え…

虫よけを垂らし…

やっと説教出来た2年前


死にかけて 人間の部屋で檻に放り込まれ
長期滞在して回復したものの 未だに異世界なんだろうなーと思います。
それでも ここが誰の縄張りかは昔から知っている。
網戸越しでも ヒノキさんとは 目を合わせなかった

「出ていいのか?」

「責任取れよ?!」

たまに ヒノキさんがお昼寝中の時 ケージから出すと
町内の外に出るかのような 緊張した顔

男との戦い方は簡単 でも女部屋での生き方は手探りなんです。
こそこそっ


大変だねぇ(笑)

「なんだよ」

「俺は怖くねぇぞ


ほほ~う 怖くないなら この距離感はなんですか?


「まだそこいたんかいっ」

部分拡大


きっちり離れて 視線そらして。完璧防御態勢です(笑)
それでいいのだ まだまだ頑張れ ぶっち君。
いずれはヒノキ姐さんも 貴方を空気のように
ただの置物と思ってくれる日が・・・来るといいですねぇ。
緊張ほぐしてます


疲れたようです


「寝てれば目立たん



