タマちゃんの抱っこを 毎日毎日続けています。

「毛艶良くなったわね」

毎日 朝晩 ご飯の前に。それなのにいまだに
私の服の色が変わるとびびってしまうんです

おいおい 制服みたいにずっと同じ服着ろってかい。
「今日ちょっと赤くて怖い」


そんなこといったって ただのチェック柄なんですが。
女将はねぇ 冬の普段着は明るいほうが好きなんだよ。
ぎゅっ


じゃあ暗い色ならタマちゃんOKかというと そうでもなく。
黒フリース上着

「黒怖~い


「看守の姐さんみたい



でもお顔映えるよ?

ふわふわだよ?

オレンジの上着なんぞ着た日には 固まってしまいました。
ぴきーん


まあね 動物は服を着替えないから 怖いんだろうけどー
貴女もう何か月ここで暮らしてると思ってんの ああ?

「女将さん 毛皮変わりすぎ~


毛皮じゃねーってばよ

驚かさないように そうやってお声をおかけしながら
引っ張り出させていただきながら 抱っこしてます。

ぎゅ~


「ハイご褒美ちょうだい!


手間のかかるビビり女子ですが それでも可愛いから許す。
むしろ面白くなってきた。次は金色のドレスでも…持ってないわ

白は割と平気



