チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「チャイコフスキー『眠れる森の美女』#12(c)男爵令嬢たちの踊り」

2010年06月24日 01時01分24秒 | やっぱりリラだ! 百年経っても大丈夫
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」の第12曲の
c)男爵令嬢たちの踊り[Alegro moderato(tempo di Gavotte)、2/2拍子、無調号(ハ長調)]
前2枝番が弦楽合奏が主体だったのに対し、
この枝番では冒頭2小節のヴィオーラの前奏
***♪ソッ●ソッ●・・<ラ>ソ>ファッ>ミッ│>レッ<ミッ<ファッ<ラッ・・>ソ>ファ>ミッ>レッ♪
以外は、木管合奏である。
[A(a-a')]-[B(b-b')]-[A(a-a'')]
という(4小節単位*2)*3という3部形式になってて、
ガヴォットにありがちなアウフタクト開始ではなく、第1拍から始まる。

A主題の節は1番オーボエが吹く。
***♪ミ●<ファ・・<ソ>ミ>ドッ<ミッ│
  >レ●<ミ●・・>ドーーー│
  <レッ<ミッ>レッ<ミッ・・>ド>シ>ラッ>ソッ│
  <ラッ<シッ>ラッ<シッ・・>ソ<ラ<シッ<レッ♪
これが繰り返され、次いで、
ピッコロ+フルート2管が3オクターヴのユニゾンで、
***♪レ●<(ソ<)♭ラ●・・>ド●<(♯ファ<)ソ│
  >ラ●<(レ<)♭ミ●・・>シ<ド>シッ<ドッ│
  <レ●<(ソ<)♭ラ●・・>ド●<(♯ファ<)ソ│
  >ラ<シ<ドッ<♭ミッ・・>シーーー♪
というB主題を吹奏し、これが繰り返される。この間ずっと、
2番ファゴットが低い「ソッ<ラッ>ソッ<ラッ」を繰り返し吹き続ける。
オーボエのA主題が戻る。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「チャイコフスキー『眠れる... | トップ | 「チャイコフスキー『四季』6... »

コメントを投稿

やっぱりリラだ! 百年経っても大丈夫」カテゴリの最新記事