どうもなんとも面倒で難しい問題です

2010-09-20 21:49:05 | インポート
東京カテドラル聖マリア大聖堂で、年に一度教皇大使閣下や大司教様たちの司式による、グレゴリオ聖歌の荘厳ミサがあります。そこで問題は信者の女性はベール着用をお勧めいたしますという注意書きのことです。

日本では一部信者の間でしか、それほどの話題にもならなかった教皇ベネディクト十六世の史上初めての英国公式訪問のときの、教皇様司式のごミサでさえヨーロッパの女性達はベールはつけていなかったそうで、教皇庁からも別段なにもおっしゃってはこなかったといいます。

であれば、今年はぜひこのごミサに与りたいと思っているのですが、たった数時間のためにベールを買いたいと思えないのです。現実問題として、現在の私の暮らし向きは全然楽ではありません。私の場合、パソコンやケータイといった通信費はこれのおかげでようやく20数年にわたるとんでもない話の真実を伝えることが出来たわけで、無駄なお金どころか、一種の自己投資、本当の必要経費です。一般的でなさ過ぎて普通の仕事には結びつきませんが、これがなかったら、今頃もっと大変なことになっているでしょう。ですから通信費にはお金をかけます。しかし、教会の義務でもないベールを無理して買う意味がわかりません。

ミサは神さまと出会う場であって、外見がどうあれ、内面こそ問題なのではないでしょうか。その辺を非常に疑問に思っております。当日は普段着にベール無しでうかがいます。