相棒１３－７　「死命」

2014-12-03 22:01:02 | Weblog
今日の相棒、右京さんやカイト君たちの働きは面白かったけれど、事件の内容や背景が実にいやな感じの話でした。

先週からの予告編だけ見れば、目の前で被疑者にビルから飛び降り自殺をされてしまったカイト君の悩みくらいしかわかりませんでしたが、実は事件の背景にあったのはいかにも善人づらをしたビッグママとよばれる中年女のとてつもない暗いたくらみにかかって、手伝わされ破滅する若い子達の存在という、実に吐き気がしてくるようなすごくいやな事件。

大掛かりな組織的保険金殺人をこの女が企てた背景がなんともかわいそうで、でもおそろしい。この女がだまされる人間の気持ちに詳しいのは自分がだまされた経験があるからという右京さんの推論を聞きながら、なんともやりきれない気分。

この女を信じて頼ってきた若い子達がかわいそう。うそと誤解にまみれた事件という右京さんの言葉を聞きながら、とにかくそれでもこの事件に出会ってカイト君、少しは視野が広がったようだし、甲斐パパとの関係も新しい局面に入ったらしいのはよかったかなあと思う。

それと今日はもう元日の相棒の一部も流れて、今年も後１ヶ月と改めて思わされたのでありました。早いなあ。