今もむかしも

昔々のその昔、まだ当方が幼かりしころのこと、（いや、実は中高生になってからもだった）祭りや行事があると死んだ母がよく五目御飯を作ってくれた。今とは時代が違うから行事食は大変にご馳走だったわけだ。

五目といっても田舎の味だから細かく刻んだニンジン、しいたけ、ごぼう、油揚げなどの味付けしたものをご飯に炊き込むだけだが、何故かそのときはいつも母は切りこぶも入れることになっていた。ところがこの切りこぶ入りの五目御飯、おいしいからつい食べ過ぎると子供だったころの当方、かならず切りこぶの消化不良で、夜中に父と母のところに行って、ぽんぽん痛いと告げるのが常だった。

思い出すとどうも、昔から切りこぶとか油っ気の強いものとか、食べ過ぎると調子が悪くなるものはいつも同じでわかりきっているはずだったのだが、今回はうっかり油断していた。普段、それほど使わない食材だから忘れてしまったのだ。

で、おとといのひどい胸焼けに始まって、昨日からのゲリラ攻撃に参り、今日はちょっとおなかを日干しにすることにしてみた。でも食べると具合が悪いのにちゃんと空腹になるというのはどういうことか。食べてもどうせすぐ出てしまうから、とりあえずここは飴玉でごまかしている。おかげで、ぽんぽん痛いの昔を思い出している始末だ。いくつになっても基本変わらないなあ。

また普段の日々

今晩は～、マリーで～す。

今日の天気すごかったわよね、うちのおばはんの住んでいる東京西部は運よくそれほどでもなかったけど、おばはんの知り合いの人なんか、ちょうど筑波にいるときに大雨に雷に雹にいっぺんに出会っちゃってたのよね。竜巻の実物に出会った人もいるし、パソコンの電源の心配ぐらいで済んで本当によかったわよ。

なんだかんだといっても、今日でもうゴールデンウイークも終わりでしょう。今、あの人、この間から気になっている、左手の薬指の先端のことで、日医大の皮膚科に行かなきゃならないんだけどいつ行くか考え込んでるのよね。心配しているウイルス性のイボだと、下手をするとまたすごく痛い思いをするかもしれないもんだから、行くのが憂鬱なんだわさ。ただの軽い乾癬で済めば良いけど行ってみないとわからないしね。日医大だと半日仕事になっちゃうし、連休明けの火曜日は午後が歯医者さんだし、血圧の内科の健診は来週でいいとして、日医大どうしようかって迷ってるわけよ。

それにほら、今度ねえ、12日の土曜日の朝の10時半から、本郷教会で幸田司教様の「聖書の集い」が始まるそうだし、あの人もどうせ日医大に行くなら帰りに本郷教会の場所と、交通を実際に見て確かめてきたいとも思ってるらしいのよ。四ツ谷の教会の土曜聖歌隊にも本郷教会の近くに住んでいる方がいて、うちのおばはんも誘ったんだけど、その方もあの人と同じで、土曜日の午前中、聖書の集いに行くと、夕方また四ツ谷に出直さなくてはならないし、くたびれて無理だって言われちゃってるの。本郷教会にはその方の知り合いも多いんだけどなんとかならないのかなあ。

四ツ谷の教会も新しい主任司祭がきたばかりで、まだ歯車が回転し始めていない感じなんだけど、来週の日曜日の信徒向けのセミナーのお話が新主任司祭の佐々木神父様で、テーマに関係して聖歌隊も参加するとかで、うちのおばはんもそれはちょうどいい、どんな人物かお話を聞きに行かなくちゃ、なんて言ってたわ。まだ全体に始まったばかりで、これからのことも焦らずゆっくりよ。歯医者さんの治療のほうもまだまだだしね。

何事もちょうどよい時機ってのがあると思うんだわさ。あの人としても気になってることもいろいろあるけど、どれからどう手をつけたらいいのかわからないのよね。しばらくはまだ様子見みたいよ。

てなとこで本日の話はおしまいね。ほんじゃまたね、バイバイ。

 

 

 

 

連休も後二日

おっはようございま～す。マリーで～す。

昨日も天気が悪かったでしょ、お蔭でうちのおばはん、ずっとうちにいて一生懸命パソコンとギャラクシー・タブのドロップボックスをリンクさせようとして、面倒な作業だけど両方の機械からドロップボックスを削除して、もう一度はじめからダウンロード、インストールでもって、今度はすぐ口出しして邪魔ばかりするグーグルのＧメールアドレスは使わずに、他の安全なアドレスで登録しなおしたの。

半日掛かりだったけどファイルも入れなおして、今度はうまくいったわよ。グーグルドライブのほうは説明を読むと、入れたファイルのライセンスはグーグルのものになるってあったから、ちょっと気になって使うのやめておくことにしたみたい。いくら物置代わりでたいした物は入れなくても、なんか気になるじゃないの。

そんでもって、午後はどっか行こうと思ってたら、天気がますます悪くなるし、雷が聞こえ始めるしであの人、出かける気がしなくなっちゃって雷が止んでからパソコンを開いてみると、NHKオンデマンドで今度、前に見損なっていた大河ドラマの「徳川慶喜」が始まっていたじゃないの、結局、うちのおばはんの連休後半は「徳川慶喜」を見てほかは何てことも無しで終わりみたいよ。あ、まだ、今日と明日があるけどね。

あのひとの今日の予定をきいてみたんだけど、やっぱり「徳川慶喜」の続きをみるのは外せないみたいよ。だけど流石に天気が良いのに家にこもる気はしないらしくて午後はお出かけらしいの。そのまま夕方は四ツ谷に行って、久しぶりに聖歌隊に参加したいんじゃないのかな。うちのおばはんも足の具合がわるくなってから、どうも運動不足気味なのよねえ。あたしやキャノ子の出番も少ないし、もっくんよりお散歩のほうが大事なのにさ、まったく手のかかるおばはんなんだわさ。

とにかく、午後はあのひとを絶対お散歩に連れ出すわよ。ほんじゃ、またね。

今朝のニュースから

夕べから、朝起きたらギャラクシー・タブとパソコンで、ドロップボックスを共有できるようにしなくてはと思いながら寝たわけだが、今朝おきてパソコンを開くと。googleめは自分のところのサービスを使わせたいらしく、面倒ばかり起こっていて、もう当分ボックスもドライブもいじりたくない気分になった。まったくいつものことながらうんざり。

気分転換にネットのニュースを開くとこんな記事が目に飛び込んできた。

　　　　http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20120503ddm003040060000c.html

確かにこれは簡単なはなしではない。当方の周囲にもストレスでうつになった方は何人もいる。でも、どれも一律に決め付けられるような内容ではないのだが・・・・

一番大切なことが忘れられているような気がしてならない。それは安心感とか信頼感というものだと思うのだが。

　　

保存食

おっはよーさんで～す。ご無沙汰さんのマリーで～す。

うちのおばはんは今朝、親戚のめずらしい人からの電話で叩き起こされて早起きしちゃったのよねえ。だけどその人、前はケータイを持っていなかったからあの人の電話番号簿に登録してなかったし、はじめは知らない人の間違い電話だと思ったのよ。二回目にかかってきてやっと相手が誰だかわかったの。ずっと連絡がなかった人だから久しぶりに声を聞いて安心してたわ。やっぱり身内となると何かと気がかりみたいね。

それはとにかく、今日は朝からざあざあ降りの雨じゃないの、あの人、冷えると足腰の具合が悪くなるもんだから今日はお出かけ中止みたいよ。でもってさっきからパソコンを開いて、いつも結構面白い記事が出てるデイリーポータルZってとこの缶詰特集を見てたわけよ。

一日雨になるらしいしあの人も外に出たくない気持ちがあって、しまいこんである保存食の缶詰を使って何か作ろうかって思ったわけよ。でも、DPZの缶詰特集を見てたら、いなばのツナとタイカレーのレッドとグリーンは食べてみて味がわかってるけど、チキンとタイカレーのイエローはまだ食べてなかったのを思い出してそれを開けてみることにしたの。

だけどチキンとタイカレーの缶詰じゃあ、他の料理に加工して使うわけにいかないから結局あの人、雨がもう少し小降りになるのを待って、やっぱり他の付け合せや野菜果物を買いに行くことにしちゃったのよ。だったら缶詰なんか食べないでちゃんとしたお料理でも作りなさいよって言いたくなるんだわさ。でもあの人、イエローカレーの味見もしたいんですって。もう何考えてるんだかねえ。

まだ今は午前中だから、あとでまたね。なーんてこと言ってたくせに、うちのおばはんときたら、もうほんとにいい加減よ。

今日はずっと雨だったじゃない。だもんだからやっぱり外に出るのがいやで、結局手元にあるものでお昼も夜も済ませちゃったの。小麦粉があったでしょ、鯖の水煮缶とたまねぎはいつだって常備してあるし、チキンのタイカレーは止めにして鯖缶とたまねぎのみじん切りをまぜ混ぜしたのを、小麦粉の捏ねたのと混ぜて焼いたのを主食にして、スープは冷凍したのがあるから火にかけて熱くすれば出来上がりだし、お昼も夜もそれに冷蔵庫の残り物を出して済ませて終わりよ。まあいいけどさあ、手抜きもいいとこよね。

そんで持って何をしてたかっていうと、実はパソコンで半日ずっと動画を見てたの。昔々の円谷プロの作ったテレビ番組で怪奇大作戦ていうのがあったの覚えてるかしら。岸田森さんがレギュラーでずっと出てたの。あの人、それを見つけてしまったもんで、アップしてあったのを全部見てたわけよ。昔々のドラマなんだけど、結構面白くて、今の仮面ライダーシリーズよりのんびりしてるけどそこがまたいいって言うのよ。

そんなわけで一日終わっちゃったわけ。明日は晴れるって言うし、あのひとも流石にうんざりしたみたいだから明日はたぶんお出かけよ。どこに行くのかは明日になってからだわさ。なんたって休みが続くとあの人、予定よりもその日の気分で動き出すんだもんね。

あと、上野に行って写真を撮る予定が残ってるし、明日のお天気の具合をみて決めるんじゃないかって思うわ。土・日は教会に行く都合もあるから、丸一日使えるのは明日だけだもん。

たいした話もなくて良いような悪いようなでおしまいになっちゃった。ほんじゃまたね。

 

 

 

ドロップボックスとグーグルドライブ、どこがどう違うの？

ギャラクシー・タブのほうにドロップボックスを入れて写真や短い動画の整理用に使うことにしました。でも、パソコンのほうにもドロップボックスをダウンロード・インストールしてみるとパスワードを受け付けてくれないので、パソコンはパソコンで別のドロップボックスという形になりました。重要なものは入っていないのでそれでもかまわないのですが。

しかし、似たり寄ったりのグーグルドライブというのもあるのですね。いったい、これはどこがどう違って、どう使い分けるのがよいのでしょう、まったくわかりません。有料ならまだしも、無料のこういうのは消えても惜しくないもの以外、まだまだ信用して使いきれません。物置の代わりにといった感じで使い始めました。

調べてみると実はこういうサービス今増えているのですね。どれが本当に使い物になるのか、しばらく様子をみないとわかりません。グーグルも、最近はどうもちょっと冒険しすぎのような感じで、やたらには手を出す気になれないのですけど。

まあ、当分は取り置きをいれておくくらいですね。

 

映画「HOME 愛しの座敷わらし」

昨日は歩きくたびれて帰宅してからはコーヒーをいっぱい飲んで、そのままちょっとだけ横になった筈が気がつくと深夜の１２時近く。慌てて、スカイツリーの記事だけ書いてそのまま就寝したわけだが、なんと今度はそれからコーヒーの効き目が現れて眠れなくなってしまい、夜中にごそごそと起き出してgoo映画のレビューなど書いてしまった。

いつもなら映画は銀座か新宿、上映館によっては吉祥寺に行くところなのだが、昨日は実物のスカイツリーもすぐそばまで行って見てこようと思っていたから普段ならまず行かない錦糸町に出かけたわけだ。北口を降りて歩いてびっくりしたのはこのあたりがすっかり整備されていて、広い公園はあるし、はるか昔の記憶からはすっかりかけ離れた地域に変貌していたことだった。

映画館も昔は南口だけだったような気がするが、今は北口の大きな商業施設の中にシネコンが鎮座ましましていた。そこで「HOME　愛しの座敷わらし」を見てきた。ただし、着いたときはすでに席はたった一つしか空いていなかったから、最前列スクリーンのまん前という最悪な席で、画面は下から見上げる形になり、とにかく首が疲れて、映画の画面の動きを追っていくのがせいぜい、物語を楽しむどころではなかった。上映期間中にもう一度他の館で見直そうと思っている。

しかし、ストーリー自体は事前に原作を読んでいたから、映画化されることでどこをどう切り取って光を当てたのかなどは読み取れる。原作と大きく違うのは二人の子供たちの心の動きが大きく省略されているところか。もちろん原作の長い話を１１０分の映画にまとめるのだから、どこをどう切り取ってどのエピソードに光を当てるかは原作と映画作品ではまた違ってきて当然だろう。これはこれでよいのだと思う。

gooのレビューに書いたこととほとんど重複してしまうが内容はこんなところだろうか。父親の転勤で都会からいきなり東北の田舎暮らしになった高橋家の家族一同が、小さな子供の姿で現れる妖精のような存在、座敷わらしと出会い、バラバラだった家族の心がひとつにまとまり、新しい生活へと向かっていく。

ストーリーだけ書けばこうなるが、出演者一人一人の演技が素直でとてもよい。主演の水谷さんもここでは一家のお父さんになりきって、新しいこの土地で家庭と会社の仕事の間で苦労しながら家族を守り、今や仕事もただ生活のためのものにせず、仲間や品物を買う客のためにもなるように、言うべきときには言うことを言うところがかっこいい。

個人的に気に入っているのはお祖母さん役の草笛光子さん。遥か昔の熱中時代では校長先生の奥さん役で、上品で美しい当時のまま、年を重ねられて、演技していないと言いながら、あの戦争中になくなった弟の六ちゃんが帰ってくるのを迎えに行こうとする場面、やっぱりすごいものだと思う。それから出演者には、芹沢くんや長官も出てきて、監督から音楽から、相棒一座が勢ぞろい。和泉さんや池さんの別の 面が今後もどこかで更に生かされていったら面白いと思う。

それはとにかくとして、この作品が作られたのは、ちょうど去年のあの大変な時期だったことを思うと、下から見上げた画面の長閑さがなんとも痛ましい気がして、一刻も早い東北の復興を願わずにいられなかった。

 

 

スカイツリー

今日は思い立って錦糸町に出かけ、駅からずっと歩いてスカイツリーの足元まで行ってきた。予想以上に面白い発見が多かった。それもこれもNHKオンデマンドで、ブラタモリを欠かさず見ることができたためだ。

何度も同じことを繰り返すようだが、やっぱりNHKの良い面を忘れたり無視したりするのはどう考えても公平ではないと思う。ブラタモリのような面白くてしかも勉強になる番組などはやはりNHKならだろう。今日も実物のスカイツリーを遠景から眺め、そばまで近づいて眺め、そのすぐ前に細い川を見て、はたとブラタモリでみた江戸時代の東京と川の関係を思い出したものだ。

川の向こうに視線を向ければ、なんとここからは浅草のあのビール会社のモニュメントが見えている。こんなに近いのかと驚いた。東京に住んで３０年以上になるが実はどこに何があるのか地理はさっぱりわからない。歴史も市川市の歴史のように子供のころから親しんだ土地のようにはいかない。錦糸町という駅も年に一度降りるか降りないかだ。スカイツリー見たさに降りたわけだ。

東京タワーは数年前に知人たちと一緒に一度だけ上に上ったが、果たしてスカイツリーには上れるかどうかわからない。でも、時間と機会があったら上ってみたいものだ。写真は駅から歩いていった途中に見えたスカイツリー。