アフリカ編1、2 は、パラパラと飛ばし読みしたが、4巻を読み終えたところで、1段落ということにする。
この本のフィクションの割合については、横においておいて、考えさせられたのは、組合のあり方というものである。
なぜ、被雇用者のために、作られたハズの、組合が、日航ではいくつもあるのか? 大きな会社になればなるほど、組合が複数できる可能性があるのかしら?
勤めの経験は、わずかに数年間のワタシ、しかも管理課であったから、実際の組合活動をしたことはないのだが、、、
この本の中で、国民航空を立て直そうと会長についた国見氏、複数ある組合の統合を目標の一つにするが、管理職、政治家いりみだれ、汚職がはびこり、賄賂が行き交い、昇級と、仕事に、差をつけることで、複数ある組合員を差別し、会社側に都合のわるい組合の活動を潰そうとする。
権力を持てば、必ず腐敗する。
なんて言葉があったかどうかわからないけど、日本株式会社は、社長以下、全員が被雇用者なのだと思うが、出世して権力を手にすると、甘い汁を吸う機会が増えて、それを目指して、胡麻をすり、業者は、仕事を取るためにキックバックを涙をのんで、承諾し、そんなところで働いてる、連れ合いの収入のもと、「・・・会社で、・・・長を主人がやってますの」と、自己紹介する着飾ったご婦人たち...
ただいま、テレビでは「イランの民主主義を潰したのは、アメリカだ」と言っております。
石油権益のために。
どちらの立場につくか、
この本の最後に、主人公と目される恩地氏が、再度、アフリカに左遷された時、会社を辞めれば、改革のチャンスがなくなる。自分はとどまって、その機会を待つのだ、などと言い聞かせながら、辞令を受け取ったことになってる。
イラン改革派をおいつめるブッシュ
エプテカール女史:イラン改革派の議員さん
民主主義は自国のために使うべきで、外国が介入すべきではない。
イラン国民:
核の平和利用は、各国に平等に認めるべきだ。(ロシアも支持) 核兵器には、8割が反対。
アメリカのイラン核兵器開発にたいする、捏造。
イスラエルとインドの核を認めるアメリカのダブルスタンダード
このテレビ番組作ってる人誰だろう。