今日は松戸市六高台にてUUアンテン工事です。
直接ご依頼をいただきまして、有難う御座いました。
早速ですが、六高台はあまり電波が強くありませんので
まず電測からはじめます。
お客様宅の屋根は広くて、いままで着いていた場所にアンテナをたてると
21chと22ch フジTBSが受信できなくなります。
場所をかえて測定開始・・屋根の上をウロウロ・・・
1.8m 21ch~27chが 48dBμV~ CNR28dB~となりました。
この状態でUU混合をすると混合損 27chと30chが4dBくらい
ありますので、33dB型ブースターを入れても大丈夫でしょうけど
あまり満足のいく数字はあてになりそうもありません。
マストを1.8mから 2.7mまでの高さにすると10dB程強くなりました。
それ以上あげても殆ど変わらなくなってしまったので、
32Φマストで2.7mにて施工を開始しました。
安定受信できる場所に移動して、マストの高さを高くして施工する事に
しました。
お客様にここでブースターが必要な旨をお話させていただきました。
許可を頂きまして、施工開始。
まずは古いアンテナを撤去です。
20年以上がんばってくれたアンテナです。
3.6mの対策付きですのでかなり重かったですが、梯子をかける場所が
とても良い場所で難なく撤去できました。
21ch~27chまで58dBμV~となりました。
CTCは電波の状況が良いので、電波のレベルをそろえるため小型のアンテナに
しました。
UU混合はハマルト大変ですので、LVを揃えるのがまず大事な事だと思います。
30ch 55dBμV CNR30dB MER 30dB
混合損失で4dB その後ブースターでGain MAX状態で
30dB増幅しました。 85dBμ~の出力となりました。
ほぼ直角方向となりました。
今回はマストキャップを試しに同色に塗ってみました。
これはこれで綺麗ですね^^
瓦屋根の支線の干渉箇所にはいつものように。
ここまででもやはりかなりの時間がかかりますが、
焦らずゆっくり施工します。
屋根の上の施工はこれで終わりですが、今度は電源部をつけなくてはいけません。
今現在ふるいTV端子がついていて、電源を部屋から送るとTV端子などの
交換が必要になる事や、電源を切られてしまう恐れがあるので
いつものように天井裏に電気工事をします。 こちらのほうがお安いですし
安心です。
電源の接続箇所は容易に点検できる場所でないといけないので、
点検口のすぐ上まで引っ張ってきました。
電源部もすぐ確認できるように奥にある分配器から引いてきます。
もちろん分配器の近くにつけるほうが施工は簡単ですが
そうもいきません。
↑望遠しているので近く見えますが、4m位はあります。 もっとあったかな?
屋内には6分配器がありTV端子まで損失20dBでした。
まずまずの減衰量ですとても築20年以上とは思えません。
将来BS CSなども分配器TV端子と最悪TVの引き込み線を張り替えれば
将来対応も可能そうでした。
UU混合損失4dB 減衰20dBで合計24dBと
ブースターを入れたことでTV端子で62dBμV~ CNR30dBとなり
MXも全て安定受信となりました。
(MXはTV端子で52dBμV)
施工時間はかなりかかりましたが、綺麗に電波もそろいよかったです。
お客様にも画像が今までが電波障害の為酷かったので、喜んでいただけました。
今回は本当にご依頼いただきまして、有難う御座いました。