増田デンキのエリアでは、いつも弊社のアンテナは14素子ですが、
通常の25素子程度の性能があるとご説明させていただいています。
お客様に,ご説明すると、へぇー そうなんですか? とよく言われてしまいます。
弊社のブログをみていても、そこまでは流石にみていないようです。
そこで、東京タワー波を受信する場合 に関してご説明いたします。
東京タワー波がたまたま、UHF方法の(UHF中では低い周波数を使用しています。)
地デジ放送を21ch-27chで送信しているのです。
こちらのアンテナはDXアンテナのオールの25素子のアンテナです。
それでは、性能図をみてみましょう。
アンテナの性能の3代要素です。
まず Gainをみてみます。 25素子は右側に図になります。 みずらいですね。
スキャン失敗ですw。
東京タワーの局は20chから28chになります。 メインは21-28ch
Gainをみますと、 9dBd~10dBdという事がわかります。
F/Bは20dB前後 電力半値幅は50-40度です。
(半値幅とは、電力が半分= -3dBになる角度です。)
これがこの25素子のアンテナの性能になります。
こちらが私がよく使用している、USL19Dの14素子のローミッドチャンネルのアンテナです。
こちらのGainは9~10dB あります。
前後比は20dB
半値幅50-40度 という事がわかります。
これで、上記の25素子のアンテナと弊社が使用している14素子のアンテナではGainに関しては14素子の方が
性能が良いことがわかります。
小型で、尚且つ性能が良いのです。
さて、次はマスプロのU14TMHです。
Gainは10dBd~11dBd F/B 15~20dB 半値幅45~38度です。
このアンテナを比べると、 東京タワー波オンリーで狙う場合は、USL-19DかU14TMHが
とても良い事がわかります。
半値幅が狭く帯域の絞ったアンテナという事がよくわかります。
後部反射の大きい処はUSL19D 後部反射がすくなく、単純に利得を稼ぎたい場合はU14TMHが
とても、使いやすいアンテナだという事がわかります。
次に、 最近お問い合わせの多い・・・・ 平面アンテナ!
代表的なU2SWL24です。
取り付けができれば、とてもスリムで綺麗に取り付けができます。
色々なメーカーで25素子相当! 24素子相当! 20素子相当! など書かれています。
それでは、性能は一緒なのでしょうか?
それでは、見てみましょう!
まず 動作利得です。 9dBdあります!
前後比もいいですね!20dB~ あります。
半値幅は? 70度以上あります。
これは、壁面に取り付けをするので、細かい方向調整ができないので、このようにメーカーが設計しています。
指向性がとても緩く、希望波以外にも、雑音を沢山拾ってしまうのです。
これが、アンテナ工事屋からしてみれば、とても厳しい所で、70度以内で電波の障害物ができれば、
受信障害がでる可能性も高くなります。
なので、平面アンテナの場合は、設置基準が高くなり、弊社ではCN換算 29dB~となっております。
平面につける場合は、屋根に比べ低い場所に取り付けますので、
とてもシビアになってしまう場合が多いのです。
東京の都心部で反射だらけの場所で使用すると良さそうな気がします。