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15日 千葉県市川市須和田にてアンテナ点検工事

2012年10月17日 | 千葉県市川市アンテナ工事

 

今日は千葉県市川市須和田にてアンテナ点検工事に御伺いしました。

ご依頼主は鹿島市の建築会社様からでご実家のBSの点検です。

あるお部屋でBSを見ていると他のお部屋もBSが映り10時間すると

他の部屋で受信が出来なくなるという事です。

電源の問題ですね。

アンテナはTDKのセンターフィード式が付いています。 その上はU204Gです。

BS関係を触って他の障害が出ると大変ですので、まず現状を把握する必要があります。

電源を送電しているお部屋は全く問題ありません。 

ただ3分配器が付いていて増築されて端子は5箇所になっています。

配線が脳内で浮かびます。

他のお部屋の同軸ケーブルがショート寸前です。 こちらは部品交換をします。

増築のお部屋でのLVは

このように、5箇所全ての全波を測定して、1Fの1箇所が電波が少し弱いので

そこで分岐をして、どこかで2分配器を入れて分配したのだと想像つきます。

そこで、他の問題が併発しないように、電源部ではなくブースターを入れることにしました。

ピンボケですが、へんそ線(編組線)の処理がよくないので、全て手直しをします。

直付け分配器ですが、2150MHZまで対応しているので交換しません。

近くに大きな空調システムがあり妨害波(UHF波長の整数倍の妨害波)がでて、

障害がでるようでしたらその時に交換すれば良いですが、まず問題はないです。

 

LVチェッカーでブースターを入れる前のLVを確認します。

ここで一番弱い端子と強い端子のLV差を考慮しながら、Gainを調整します。

↑こちらは手直し。 ↓ 手直し後

このようになりました。 一体型はUHF,BSの在庫が無く、CATV上り対応の一体型のブースターを使用します。

BSは1000-2150MHZまで対応しています。

これで、ばっちりのはず!!

最後にTV端子で確認します。

千葉までなんとか、おまけ!受信ができました。

他の部屋です。 ↑

↑他の部屋

結果BSの一番強い部屋では79dBμVに、弱い部屋は61dBμVとなりました。 

この部屋のLV差を埋めることもできますが、必要ないのでこれでアンテナ工事は完了です。

 

この後はお客様のPCがトラブって困っているという事で、

今日はPMの仕事が無いので調べてみました。

結果VISTAでSP1 レジストリの破損。

各種修復を試みるも断念。

セーフモードでデーターのみ救出して、後日リカバー、もしくは買い替え?

という事で終了となりました。

今回はご依頼誠に有難うございました。