今日はいつもの現場で急遽1月の上旬にご入居される方が決まったという事で
工事にお伺いしました。
今日も寒いです。
アパートなのでCNを稼ぐ為に久々にローチャンネル高性能14素子パラレルスタックを
使用する事にしました。
ブースターも築30年以上のアパートですので、アフターを考慮して入れる予定です。
ただ、一応取り付ける前の電圧も測定します。
50dBμV以上あれば、ブースター工事はもちろんしません。
電源挿入器として屋外2分配器を取り付けします。
マストは32Φを使用します。 馬は支線で補強しました。
屋根に上り測定します。
↑は屋根の真ん中での電圧
↓は場所を選んで良い場所
このように東京の電波の良い場所でもこれだけ電波って変わります。
建てる場所が、どれだけ大切なのかがわかります。
結果、良い場所に建てたかったのですが・・・・
建物の老朽化の関係上(支線が取れない)ので ど真ん中に建てることにしました。
ベランダに建てたかったのですが、やはりアパートですからそれは出来ません。><
東京タワーとスカイツリーもそれ程角度が違いません。
東京タワーの電波が1dB以下の変化内でスカイツリーにできるだけ向けました。
アンカーは合計8本打たせていただきました。 (通常は4本)
防水も確りします。
鼻隠し部分から支線は取れませんでした。
それでも67dBμV~ の電波を捉えることができました。
屋内は5C2Vです。 これからも劣化が進んでいくと思います。
エフコを巻いてからビニテを巻いています。
JJで接続しました。
仮に各部屋のTV端子で測定します。
まだ、このアパートは誰も住んでいないので気が楽です。♪
1Fの手前の部屋
1戸建てならスカイツリーになればこの付近では6dBのUPは見込めるので、
ブースターは無くても良さそうですね。(私の脳内での計算)
1Fの奥の部屋 ↑ 全く駄目です。 TV端子は全てリフォーム時に交換したようですね。
2Fの2部屋でもTV端子で測定します。
結果1Fの部屋の電波が弱いので今回はブースターを入れます。
出力調整をします。 1Fの弱い端子にあわせています。
ギリギリスカイツリーに切り替わっても低格Overにはならないと思います。
左側は電源で右側は引込み線へ
無事綺麗に建てることができました。
次に電源工事です。
この脇にBOXを取り付けます。
引き込み線を引き込みます。 サドルの向きが上下逆さまですが、古い共同アンテナ時に
引き込まれていたラインに合わせてビスを留めています。なるべく同じネジの穴を使用して
新規に空けるのは避けています。
電気工事は完了です。
TV端子で測定・・・・・ あぁぁ・・・・ まさかぁ・・・・・
TV端子を外します。 2012.5月製ですね。
リフォーム屋さんが配線を間違えたようです。。。。。><
本当にいつも思うんですが、できないなら正直やらないで欲しい。
5C2Vの劣化かと思っていました単純に逆接続!
計測器がないなら、外す前に入力側に何か記しをつけて施工して欲しいですね。
1箇所このようになっていると、全てが疑わしくなるんですよね。
それを全て総点検となると大変な事です。 せめてリフォーム屋さんも
簡易計測器を購入してTV端子を交換するようにして欲しい。
無いならやらない。 本当にお願いします。
(今回は他のTV端子はばらしませんでした。)
もちろん電波は良くなりました。。
その後、何度も屋根の上ったり下りたりして、電波の調整をしました。
結果TV端子の誤配線でしたので、ブースターが無くても一番低い場所で47dBμVあったので
なんとか成ったのかもしれませんが、でも共同住宅だと住む人の配線の劣化で減衰したり、
SONYのブルーレイレコーダー(減衰が大きい機種)などを使用していたりする場合も
考慮するとやはり50dBμV以上の電圧の確保、できれば55dBμV以上の電圧を確保できると、
何かトラブルがあった時も対処しやすいので、今回のブースターの取り付けは正解でした。
室内のエアコンの共用回路コンセントの撤去も合わせて行いました。
ちょっと、気になるのでコンセントを開けてみると・・・・・・・・
本気ですかね?・・・・・・・・ 誰がやったかわかりませんが、露出なので資格はいりませんが、下の埋め込みコンセントから
分岐しているので、そこは資格が必要です。
なんか、怖くなってきました。 他のコンセントは大丈夫なのだろうか?????
分電盤交換、専用回路などは私が確り施工しました。
これを見て、空きがあったブレーカーに差し込んだのですが、
不安になりブースター用の安全ブレーカーは新しいものに交換しました。
82年製なので、交換時期でしたね。
アンテナ工事も無事完了です。
ご依頼誠にありがとうございました。