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分子コンピューターの開発

2010-03-20 20:55:06 | 日記
写真は未来への贈り物 「写真好きみんな仲間」
デザインフォトムービー Photo Produce の お茶目な今井です

18日付 中日新聞の中からこんな記事が目にとまりました

    

まずは 全文掲載します

愛知県岡崎市の自然科学研究機構分子科学研究所の大森賢治教授
(物理化学)らのグループが、世界最速のスーパーコンピューターより
千倍高速の情報処理能力を持つ独自の「分子コンピューター」の
実証実験に成功した。

研究成果が米国物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に
注目論文として近く掲載される。

現在のコンピューターは電子的な半導体で情報を処理。
半導体の電子回路を細かくし、組み込む数を増やして、
処理速度を高めている。
その結果、回路の極小化が進み、限界があるとされる。

今回の研究は、この問題の解決が目的。
情報処理の担い手を、従来の電子の流れから、百億分の一メートル
(オングストローム)レベルの小さな単位の分子の中にある
原子の波に置き換えるという独創的な理論を考案し、
実証実験を進めた。

分子に特殊なレーザーを照射し複数の波を作り出し、
読み取ることに成功。
百万通り以上の情報を書き込める潜在能力を明らかにした上で、
超高速の計算処理能力を実証した。
分子に入力できる情報密度は、2020年に実用化が計画
されている最高性能の半導体を利用した記憶媒体の
百倍以上に達するという。

大森教授は「分子コンピューターは情報処理の限界を突破する
”革命”になる可能性がある。実用化には、壊れやすい
原子の波をどう保つかなど課題もある」と話している。

以上原文のままです

超高速のスーパーコンピューターの1000倍の処理能力とは
一体どんな早さであり どうなることか 想像がつきません

今から40年程前に アポロ11号が月への着陸をしたころ
宇宙船には 確か3台のコンピューターが乗せられ 
別々の計算をさせた結果が違った時には2つの結果が
そろうことを正としていた・・・と聞かされた覚えがあります?
そこに搭載されたコンピューターは 現在我々が使用している
コンピューターより 性能は劣るとも・・・
そんな環境で良く月まで往復できたものだと思います

そんなレベルのコンピューターが業務化されだした頃(15年程前)
1ギガバイトのコンピュータが発売され当時 35万円程であったと思います
今や 1テラバイト(1000ギガバイト)と聞いても驚かなくなってます

とある政治家が コンピューターは「1位でないとだめなのですか」
「2位ではいけないんですか?」という類の発言がありました
やはりこの分野は 1位でないといけないのでしょう
そこにかかわる裾野の分野は 独創生とともに
企業や国をも守る 大きな力となりうるものを 持ち得ていると思います

実用化にはまだ関門があるかもしれませんが 現在の半導体による
回路の縮小化に限界があるとしたならば
近未来型コンピューター(勝手寝に名付けてしまいました)に成長して
欲しいものです!!!!

さてこれで 何をするのかな???? 考えときます