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7月は、Music Salon PIANITYは移転のためにお休みを頂いているのですが、まぁ、その期間を利用して、日頃お世話になっているシンガーさんのライブを聴きに行く月間として、あちこち出かけるつもりでいます。
という事で、5日(金)は由子さん&岡田美千代さん、6日(土)は清水容子さんのライブへと、とりわけお世話になっているシンガーさんたちのライブに行ってまいりました。
本来ならば、そちらのライブについてのブログを書くのが先なのかもしれないのだけど、今回は個人的な事を…。
なんと、僕がプロのジャズ・ピアニストを目指すきっかけとなった方を会ってきました!
それが吉岡秀晃さん!
20年以上ぶりの再会でした。
僕にとっては、神様の様な存在です。
吉岡さんは「ジャズ・ピアニスト川島茂の生みの親」…というよりかは、川島茂が『吉岡秀晃というまぶしく輝く太陽に照らされて発芽した雑草』という感じです。
レッスンを受けた訳ではないし、どこかのライブハウスを紹介してもらった…とか、そういうのではなく、吉岡秀晃という存在がまぶしすぎて、照らされているうちに、自分もジャズ・ピアニストになっていた…そういう存在なのです。
一度だけ、吉岡さんの意見を頂戴したことがあります。
自分のライブを録音したカセットテープを聴いてもらったのです。
「僕は、このレベルでプロを目指せますか?」
もう、自分の人生を吉岡さんに託すつもりで…。
そして、次にお会いした時には、そのテープを聴いて下さって、
「うん、大丈夫だよ。最初は大変かと思うけど、きっとプロになれるよ!」
みたいな事を、おっしゃって下さいました。
その言葉を信じて、当時勤めていた会社を退職し、まぁ、色々あって、飯田橋『ラグタイム』で、初めてギャラを頂いたのが、1994年7月7日!
一応、「プロ」というのは、日本語にすると「職業的な」という意味があるので、この日をもって、ジャズ・ピアニスト川島茂の誕生の日…としています。
あれから30年かぁ~。
本当だったら、何か大きなイベントをやろうと思っていたのだけど、移転のなんやらかんやらで、それどころではなくなりました。
しかし、30周年記念日の前日に、吉岡さんと再会できたのは、神様のいたずらだろうか?
なにもイベントだけが記念行事なのではなくて、こういう再会も記念行事ですよね?きっと…。
この再会自体、清水容子さんが吉岡秀晃さんと共演して下さらなかったら、機会が無かった訳で…、容子さん、ありがとうございました!
とりあえず、来年、31周年も現役でいられるように、頑張ります!!!!