【昨夜、そして本日の岩渕さんのライブ中止の件について】
昨夜(9月24日)、そして本日(9月25日)、Music Salon PIANITYにて開催予定でした岩渕俊一さんの2daysライブは、岩渕俊一さんの体調不良により中止とさせて頂きました。
お客様の中には、中止の決定の時点で、既に森下駅(当店の最寄り駅)に到着されてた方もおられました。
そのほかの皆様も、自宅は出発して、途中で引き返した方が多かったようです。
お越しになる予定のお客様には、本当にご迷惑をお掛けしました。本当に申し訳ありません。
昨日、本人は予定していた入り時間に店に到着しました。入り口での検温もして、発熱はありませんでした。
ですが、見た目には明らかに体調は悪かったです。
そんな中、一応2曲ほどリハーサルもやったのですが、声がかすれていて、ほとんど出ない状態でした。
僕はこれ以上のリハ継続は無理と判断し、同時にライブの中止を提案しました。
本人は、最後の最後まで開催を望んでましたが、無理して声を出して、その後数ヶ月全く声が出なくなったシンガーを何人か知っているので、心を鬼にして、開催中止の決定を出しました。
(この辺りは、またいつか記事に出来たら…と思っています。)
多分本人も相当悔しかったと思います。
僕は岩渕さんが、今回のライブのために、何ヶ月も前から準備している様子をずっと見てましたから。
気合いの入れ方も半端無かったですし。
また当店としても、ドル箱スターのライブ中止は、当店の経営にも直接影響を与える訳ですから、ぶっちゃけ何の得にもならないし、それどころか、結構な減収になる訳です。
なので、店の経営者としては、本当は中止にしたくなかったです。
ですが、もしも彼が、仮に
「新型ウィルスに感染していたら」
「無理してライブをして、声が全く出なくなったら」
…等、あらゆる可能性を考えたら、賢明な判断だと思っています。
ファンの皆様、岩渕さん復活の折には、これまでと変わらぬ応援の程をお願い致します。
と共に、今後ともMusic Salon PIANITYもどうぞよろしくお願い致します。
川島茂
追記
尊敬する矢沢永吉さんが、NHKのドキュメンタリーで
「歌手の喉は消耗品なんですよ。声に出して歌うのは1日2時間が限度です。」
とおっしゃっていました。
またマイケル・ジャクソンさんが、小さく裏声で話すのは、やはり喉に負担をかけないためだそうです。
シンガーの皆様、というか、この書き込みをご覧の全ての皆様、季節の変わり目は、喉(そして体調全体)には、あまり良くないそうです。
お気を付けてお過ごしください。
川島茂