はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

また、思い出の場所が 。

2025-02-28 08:04:00 | 気になる:テレビ番組

涙が出るくらい寒かった2月がやっと終わります。連休まで、最高気温が10度以下って。あんまり記憶にないなぁ。
今週に入り、ようやく暖かくなってきました・・・
春はもうすぐでしょうか。

春は、旅立ち、卒業の季節。

今日のコンサート千秋楽を持って、帝劇も閉館。
思い出の場所、続編、という感じですが。

かつて、「笑っていいとも!」の生放送スタジオとして有名だった、「スタジオアルタ」もある「新宿アルタ」も2月28日で閉館とのこと。

終了した時にも記事を書きましたが、あれから11年も経つんですねぇ・・・
 

実は、一度だけ「いいとも!」の観覧に当たり、行ったことがあります。
もう、10数年前だったかな。
忘れもしない、金曜日。
当時は既に、さんまさんは卒業されてたので、ちょっと残念だったけど。

何しろゲストが、松岡修造さん。
他のコーナーの記憶がないほど、彼の熱弁、席を立ってまでのオーバーアクションが強烈でして
エンディング後のトークもあって、楽しかったなぁ。


番組の裏側をちょっと垣間見ることもできました。
集合は、番組開始の2,3時間前だったか。
エレベーターで上がり、途中から薄暗い階段で行列をなして待たされるんです。
 
そこで、かなり待たされて、そしてスタジオへ。
そこには、テレビで見慣れたあのセットが広がっていて、本当にワクワクしました
 
席に座ったら、もう身動きもできず。
お手洗いも行ったかどうか・・・
 
ADさんだったか、タレントさんだったかの前説があって、ようやく12時からスタート!
タモリさんが登場して、こちらの気持ちも最高潮
それからは、テレビで見るのと同じような気持ち。
だけど、やはりそこはライブ感があって。

生放送ってすごいですね。
ちょっとしたトラブルも含めて、キッチリ1時間で終了。
流石何十年も続く番組、プロの技。

セットとか、裏方さんとか、生放送前の緊張感、バックヤードも見れて、貴重ないい思い出です。
 
 
あれっきり、アルタはもちろん、新宿にも行ってないなぁ。
再開発が行われて、日々変わっているとのこと。
きっと今行ったところで「懐かしい」という気持ちにはならないかも
 

どんどん「思い出の場所」がなくなっていく。
ずっと住んでる人はもちろん、1,2度くらいしか行ったことないものにとっても、強烈な記憶の場所って忘れがたく、むしろ、寂しさは人一倍なのかもしれないなぁ。
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「キャラクター」の枠を超えて 。

2025-02-25 10:08:00 | 気になる:スポーツ

スワローズファンではないし、軽々に書くのもどうかとは思ったのですが・・・
あまりに残念で、やはり書き記しておこうかと。



つば九郎さん。
実は、彼のブログを楽しみに読んでました

全部ひらがなで、正直読みにくかったけどスワローズの選手、スタッフ、ファン、そして球界への愛情が感じられる、楽しいブログでした。
 

昨年、登場30周年だったそうで。
長きにわたって続けてきたからこそ、認知度が広まって、スワローズどころか、全球団のマスコットのリーダー的存在になってましたね。
同じマスコットである、カープのスライリーがイマイチ気持ち悪くて


どんぐり眼で、一見態度もふてぶてしい感じ
顔は無表情だけど、パフォーマンスは誰よりハイテンション。何でも一生懸命。

なにより、あのフリップでの会話の早いこと。
面白くて、ちょっと(いや、かなり)毒があって。時事ネタを上手く取り入れて、それが嫌みでなくて。あの顔で言われても、思わず笑っちゃいますよ。
こういうのを、ユーモアって言うのよね。

毎年の「契約更改」も話題になってましたね。
球団も、あのキャラクター、というより「選手の一員」として大切な存在だったことがうかがえます。
 
トーク番組に出ても、下手な芸人さんより返しが面白かったって、ナイツのお二人が話してました。
確かにそうそう。
 
ドラゴンズのマスコット、ドアラとの掛け合い漫才のようなパフォーマンスも楽しかったなぁ。
 
スポーツ紙は各紙一面に掲載だったとか。
一般紙でも「人物評」を掲載。
いろいろ目にしていると、やはり「努力の積み重ね」が運んだキャラクターだったのだな、と。


6年前に、くまモンの話題を取り上げました。
認知度の高いキャラクターは、影響力も大きいんだな、と。
子どもでなくても、見てるだけで元気がもらえる。
つば九郎さんも、その「一人」。
その影響力を分かってるから、人を楽しませることに徹した「プロ」だなぁと。

そういう人が突然いなくなるって、結構ポッカリ穴が開いたような。

ファンも、そうでない我々のような人も、楽しませてくれてありがとうございました。
ブログはずっとフォローしていますから、ね。

えみふる👋👋
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色と光 。

2025-02-24 08:12:00 | 雑感

NHKの朝ドラ、1作前?の「虎に翼」、完全には未見ですがちょくちょく拝見してました。
主演の伊藤沙莉さんのコミカルさとシリアスな面を活かして、法曹界の歴史に切り込んだ切り口は、大分興味深いな、と思ってました。

ドラマとは全く関係ないのですが。。。

オープニング、米津玄師さんの楽曲に合わせ、アニメのキャラクターがダンスを踊ってる、なかなか珍しい映像。
 
凝った造りなのですが、、
ベージュ地に文字なので、

キャスト、出演者の名前が見えにくい

正直、目も悪くなりました。
けど、正直同じ思いの方もいたのでは?
 

かつて(大昔)、色彩の勉強をしていました。
色一つとっても、それぞれ意味や効果があって、とても奥深い。
この白系のOPも、意味を込めて、敢えて取り入れたのかな?
アンミカさんじゃないけど、「白でも200色」あるかもしれないから人によって見え方も違うかもしれない。

映像だけでなく、紙ベースとかでも、色や構成で見やすかったり、逆にわかりにくかったり。

色選び、難しいですね。

白だけじゃなく、同系色でまとめると、文字とか柄が見えにくいことも。
仕事の書類づくりでも、案外「自分が見やすい」ものが、人には見えにくかったりして。。。
この記事書きながら、ふとそんなことを思ったり。


 
色と言えば。
ドクターイエローの引退が話題になりました。
 
黄色は元気、幸せ(これは歌や映画の影響?)のイメージ。
滅多にお目にかかれないので、「見ると幸せになる」というイメージから、引退がとても惜しまれてました。
 
実は、通勤経路でもないのに、年に何度か見ることがあります。
たまーに乗る電車のホームで直に見たことも。
だけど、幸せか?と苦笑
何もないことが幸せだと思うことにしよう。


ファッションにしても、建物の外壁にしても、色の印象で、大きく違いますね。
意味合いも変わってくるし。
 
 
 
 
 
光にも敏感なので、湿度の少ない季節の陽ざしが、心地よいけど、目にはとても眩しい。
同じ景色にしても、光の具合で見え方も変わってくる。
春夏はぼんやり、秋冬は冴え冴えクッキリと。
同じ季節でも、晴れれば暖かく、曇りや雨だと肌寒い。
陽光の力も大きい。
 
 
あれ、何を書いてるのかな?
あのオープニング映像から、色や光について諸々感じたことを綴ってみました
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思い出、からの「帝国劇場 コンサート」

2025-02-20 08:47:00 | 記録:観劇

ということで、現帝劇ステージの掉尾を飾る


「CONSERT THE BEST」


配信で拝見しました。
全部見たかったけど、開始時間も18時という中途半端だったし休日で探していて、ゲストで視聴日を決定。

もちろん、鹿賀さんご出演の回でしょう

 

ちなみにキャストはこちら↓(東宝HPより)
   

    

         
(東宝HPより)


当日チケット購入したのですが、初めてのサイトだったので手間取っちゃって、購入期限ギリギリの15分遅刻で参入。
タイムスケジュール見てなかったので、最初は用事しながらチラ見。
でも、やはりレベルの高いパフォーマンスに手が止まり始め、腰を据えてみました。
 
いや~。
帝劇での上演ミュージカルのうち53作品が、駆け足のようにメドレーで流れていきましたが、当たり前だけど素晴らしいものばかり
2000年代後半のものはあまり知らないのだけど、90年代までは結構見ているものも多くて、思わず手拍子したり、リズムに乗ったり。
ラインナップ見てると、帝劇だけでなく地方公演で結構観たなぁ・・・と思い出して。

「マイフェアレディ」
「スウィニートッド」
「ミーアンドマイガール」(宝塚版)
「エリザベート」(宝塚版)
「1789」(宝塚版)
「GUYS AND DOLLS」(宝塚版)

「スウィニー~」以外は何度も見聞きしてるし、曲も覚えてるよね。
(同規模の宝塚大劇場の方が多いけど)
 
かつては、ミュージカルだけでなく、東宝の名優たちのお芝居も上演されていました。長谷川一夫、山田五十鈴、萬屋錦之介・・・(敬称略)
その画像も流れ、60有余年の劇場の歴史を改めて感じます。
 
その歴史を支えたスタッフ、舞台裏の映像も、楽曲に載せて流れて、演者や観客だけの劇場ではないなと。
彼らの仕事があって、作品が成り立つ。

 
出演者に戻って、通しレギュラーはもちろん、ゲストレギュラーも熱演で、日本のミュージカル界って層が厚くなったなぁ、と。(ちょっと上からですけど
声量と存在感では、やはり涼風真世さんが群を抜いてた気がする。


そしてゲスト。
お目当ての鹿賀さんは、だいぶ老けた?印象ではあったけど、やはり飄々としたトークは素敵
そして、歌に入ると、何でしょう。どこからくるあの声量と世界観。
正直、昔は細かいビブラートが気になっていたけど、それもなくなって、むしろ前より滑らかで伸びやかな感じで、聞きほれちゃった。再びジャベール演じてくれないかな?と思ったほどで
 
 
そして、次のゲスト。
松たか子さん。
カンパニーの皆さんが白いラメの衣装で、軽やかに、楽し気にパフォーマンスされていた中、突然暗転で「ラマンチャの男」でのカーテンコールの映像。
そして、全く飾りのない黒い衣装で登場し、「見果てぬ夢」を鬼気迫る感じで歌い上げられた姿。
本来なら松本白鷗さんが登場されたかったと思うけれど、代わりとして務められた気概が感じられて、印象的でした。
松さんの「ミス・サイゴン」見てるし、「ラマンチャ」にも何度か出演されてたし、そろそろ、また彼女のミュージカル出演を期待したくなります。「レミゼ」のファンテーヌとか見てみたいな。
 
 
最後のゲストは、大地真央さん。
こちらは打って変わって、羽飾りの帽子とフリルのドレス。「ザ・ミュージカルスター」そのもの。
一気に晴れやかな空間に変わり、一時代を築いた方の独壇場となりました。



楽しい、リズミカルなラインナップから、悲哀のある重厚感の方へ変わっていくと、衣装も白から黒へ。そこも素敵。

そして、メドレーではなく、フルに歌い上げるターンへ。
「エリザベート」「ミス・サイゴン」そして、「レ・ミゼラブル」の名曲を。
コンサートだけど、セットも含め、舞台の光景が思い浮かぶような熱演ぶり。
 
昆夏美さんの「命をあげよう」。彼女のこの曲、初めて聞いた?気がする。比べるものではないけど、本田美奈子さんを彷彿とさせる悲哀、魂の叫びのような歌声。素敵でした。
 
ラストは、ゲストも含め、全員で「民衆の歌」。
これって、なかなかない光景です。
だって、出演機会のなかった松さんや大地さんが一緒に歌ってるんですよ。
それ見てるだけで、なんか感動してました。
 
ざっくりな感想ですが、これから観劇される方もいると思うので、このあたりで。


たった3度の観劇でしたが、それでも思い出深い経験。
帝劇だけが劇場ではないけど、ちょっとしたビル位のバリケードや、本物のヘリコプターなどなど、巨大なセットが建てられる大きさと、高級感はやはり特別な空間。
その強烈な印象を思い出させてくれるコンサートでした。
 
休憩入れて、トータル4時間
ちょっと長かったけど、みんなの思い入れの深さも感じられて、いい時間でした。


ちょっと残念だな、と思ったのは、私がよく拝見していた頃、帝劇作品でご活躍だった方のご出演が少なかったこと。
岡幸二郎さんとか、今拓哉さんとか、宮川浩さんとか、村井國夫さんとか。。。スケジュール合わなかったのかな?
 
 
もうこれでお終い、と思ってたけど、他のゲストバージョンも見たくなってきた。
全部は無理だよねぇ。
 
で、結局。
山口祐さまが久々に見たくなったので、19日の配信も見ちゃった
ゲストコーナーメインで見たのですが・・・思い切って、購入してよかった
どの方も素晴らしかったけど、やはり山口さんの存在感は圧倒的!!!
生で見た20年前より、もっと野性的で厚みのある声に変わっていて驚いたし、何より、声量が上回ってる
客席も、祐さまお目当ての方が多かったのかな?初日よりも盛り上がってて、ゲスト登場で最高潮
「ダンスオブヴァンパイア」とエリザから「最後のダンス」の2曲を披露。圧巻のパフォーマンス。。配信でも拍手が止められず。
駒田一さんの「アメリカンドリーム」も、一作品見終わるくらいの熱量と感情。
その後のトークは、変わらず「祐さまワールド」でした
 
その2曲で終了のはずが・・・通常のコーナーに戻り、「エリザベート」の「闇が広がる」では・・・山口さんがトートとして再登場
サプライズだったみたいで、観客も大盛り上がり!ルドルフは井上芳雄さん!なんというご褒美!
 

この2回だけでも、十分「歴史的パフォーマンス」を見せていただいた気分。満足、満足。。
あの素晴らしい面々の声のシャワーを、生で浴びたかったなぁ。。
 
 
さすがに、ちょっともう見れそうもないのが、残念
ただ、配信スタッフに「WOWOW」の文字があったので、もしかして放送がある??
期待しておこう。
 
 

実はこの記事、このコンサート初日当日に生放送された、堂本光一さんと井上芳雄さんがMCの「オールナイトニッポンGold」のアーカイブ放送を聞きながら書いています。
劇場に深い思い入れのあるお二人の思い出話、劇場の裏側などなど聞いていると、皆さんの汗と涙の詰まった空間を少し身近に感じられました。
 
 
新しい劇場のオープン予定は5年後、2030年。
私も還暦を迎える年
それまで元気でいられる自信はないけど観劇を目標に、頑張っていこうと思いました
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ほんの少し、「帝国劇場」の思い出 。

2025-02-18 08:23:00 | 記録:観劇

帝国劇場閉館、のニュースを聞いて、一度は行かなければと思っていたけど、やはり行けずじまいでした。。。


結局帝劇へは、2演目、トータル3回。でも、あの空間であの座席に座れたことは、今でも宝物です。

最初は25年前!演目は

「レ・ミゼラブル」

1987年初演。当時まだまだミュージカルどころか演劇にも知識がない頃。それでも超話題になったことは覚えています。
それから13年後、やっと念願かなって見るチャンスが訪れました。
この年は、今では信じられないくらい「観劇イヤー」でして。
結構タイトスケジュール組んで、劇場を渡り歩いてました。

レミゼ観劇は12月末。
おかげさまで、21世紀初年の年末年始、東京旅行を楽しむことになりました。

で、レミゼですが。
鹿賀丈史さんのバルジャン1回と、山口祐一郎さんのバルジャン1回。
2度も味わうという、自分でもこの先ないであろう「贅沢三昧」だと自負しつつ、もう満喫13年待って良かった!と心から思ったものです。
それぞれ、持ち味が違って、同じ作品でも違うものを見ているかのような。
しかも、山口さんの公演は、前から数列目!
念願の公演、主演お二人の声が生で聞けただけで涙が止まらなくて、恥ずかしくて。

出演者もまだまだ存じ上げない方も多かったのですが、アンジョルラス役岡幸二郎さんに出会えたことは幸運でした。
日本に、こんな突き抜けた歌声の方がいるんだ!と。その後、ジャベール役でも拝見した、今でも気になる存在です。
こちらも念願だった村井國夫さんのジャベール、それに、エポニーヌは島田歌穂さん、本田美奈子さん、両方を堪能できて。。。
まだまだ書き切れませんが、本当に幸せな時間だったなぁと

2005年には、大阪で「レミゼ」を見ました(どんだけ好きなの?!)もちろん、素敵な公演でしたが、同じ演目でも、当たり前だけど演者や劇場が異なると、ちょっと違う空間を感じたような。

以降、演出も変わったということですが、それ以来見ていないのが残念。


当時はDVDの販売はありませんでしたので、映像は残っていない。
代わりに、初演の鹿賀さん、滝田さん、そしてその後加入された山口さん版の実況CDを買っちゃいました
劇場で見られなかった東宝版「エリザベート」も山口さんと、内野聖陽さん版、それぞれを買って脳内で観劇を味わってみたり。。
(散財、散在



もう一作品は、2004年。

ミス・サイゴン

伝説の初演から12年後の再演、ということで、これは見なければと意を決して。



で、どうしても見たかった、松たか子さんがキム役の回。
まだ、今ほど伸びやかな感じでなく、役も彼女の持ち味では無いので、ちょっと物足りなさも感じたけど、新たな一面を垣間見られた気がして、今思うと、貴重な舞台だったな、と。その後のご活躍は皆さん周知のところ。

市村さんのエンジニア役。これこそ「当たり役」というか、彼のための作品、と言っても過言ではないほど、圧巻でした。
その後、いろんな方が演じられてきたけど、持ち味はあれど、強烈さで彼を超えた人はいなかったなぁ。2022.4記事

キムは、本田美奈子さんの当たり役でしたが、こちらは残念ながら生では見ることができなかった。

 

どちらももう20年以上前の経験。
だけど、作品と共に、あの場所に入れた高揚感は忘れません。


あの空間は出る側も憧れだと思いますが、見る方も、ちょっと気合入れて行かないと太刀打ちできない、そんないい意味で「圧」を感じる空間だったな、と思います。
そういう、「特別な場所」が失われつつあるって、寂しいなぁ。
新たな劇場がどのような形態かわかりませんが、変に商業施設とか住居とか入ると、なんか「現実味」が出てきて、エンタメだけを楽しめない、そんな感じがして。

そういえば、「俳優座劇場」も閉館。。一度行ってみたかったな。


最後に上京したのは、いつのことでしょう。。(思い出せない)
そろそろ、すっかり変わってしまったであろう街並みを見に行きたいなぁ。

 

「レミゼ」よりもずっと前から、帝劇の定番公演だった「屋根の上のバイオリン弾き」を地方公演で見る予定にしています!
帝劇の空気感を少しでも味わいつつ、楽しみたいと思います。。。
が、それにしても、チケット代が高すぎるよ~

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唯一無二 。

2025-02-16 13:19:24 | 気になる:人

下條アトムさんの訃報。

つい先日、CMのナレーションでお声を聞いたので、お変わりないんだな、と思っていたので、驚いた。
 
なんか、不思議な方でした。
役者としても、レポーターとしても、そして、ナレーションでも、代わる人がいない、唯一無二の存在。
 
 
神経質だったり、真面目だったり、おとぼけだったり。
細身で、顔も濃い訳じゃないし、どこにでも居そうなんだけど、登場すると忘れられない芝居と声。

声のお仕事が増えてから、知名度が広がったような。
エディ・マーフィの吹き替えは話題になりましたね。
そういえば、80年代のハリウッド映画は、各放送局が競って、いろんなバージョンの吹き替え版を放送してました。(スターウォーズは何作あるのかなってくらい。)
中でも「ビバリーヒルズ・コップ」は、何人の方が演じたことか。
個人的には富山敬さんなんだけど、下條さんの、ちょっと粘っこい感じも忘れがたいなぁ。
 
それは、ナレーションでも活かされて、真骨頂が「世界ウルルン滞在記」は、記憶に残る作品でした。
誰もが一度は真似したくなる、緩急のある語り。本編よりナレーションの方を楽しみにしてたりして
 
ご本人のインタビューなど聞いてても、誰とも群れないような、我が道を行く印象。
お父様の下條正巳さんとは正反対のイメージ(それは役柄の印象なのかな?)
 
なんか、個性の塊みたいな役者さんがまた一人いなくなって、ホントに寂しいなぁ
 
 
 
唯一無二と言えば、経済アナリストの森永卓郎さん。
闘病中とはいえ、突然のことで。。

TBS「がっちりマンデー」あたりから、評論家としてメディアに登場されたような気がしますが。
登場当時は単なるおもちゃ収集の面白おじさんだと思ってました。
先日、番組で森永さんの歴史を振り返っていましたが、当時は「なにそれ?」と思うような視点でも、ちゃんと将来を見据えていた感じで、何度も的中させていたことには驚き。
昨今、評論家が数多あれど、ほとんどが研究や机上だけの理屈の方が多い。
だけど、森永さんて、ご自身で実践したこと、経験したことを、誰にもわかりやすく解説してくれる、とても頼もしい存在でした。
 
実は、広島の、早朝のローカルラジオ番組にも定期的にご出演されてました。
もちろんその時も、上から目線ではなく、聴取者にもわかりやすい解説で、聞けたときは嬉しかったものです。
 

晩年、結構衝撃的な著書を多数執筆されてましたが、実は、世間とは一線を画す、骨太な方だったんだな、と。
生涯現役を全うされ、「生」への執念を目の当たりにしたような気持ちです。
 
 
まだまだ彼のお話を聞いていたかった。
残念でなりません。
 
 
 
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アーカイブってすごい 。

2025-02-13 08:53:25 | 気になる:音楽
先日の休日、母が「3時間の歌番組を見る」と言っていたので、なにかな?と思ってたら、懐かしのNHK紅白歌合戦。それも、生まれる前の1969年、第20回
 
この歌知ってる、この人知ってる。。。
その程度で見始めたんですけど。
 
これが、とんでもなく素晴らしく豪華な「コンサート」でした。
劇場も、NHKホールじゃなくて、昔の東京宝塚劇場だったんですね。

詳細は、NHKさんからちょっとお借りしています↓
 
総合司会=宮田輝アナウンサー 紅組=伊東ゆかり 白組=坂本九
会場/東京宝塚劇場  放送/後9:00〜11:45  出場組数/紅23/白23

※数字は出場回数です。

紅組
3青江 三奈 池袋の夜
いしだ あゆみ ブルー・ライト・ヨコハマ
2小川 知子 初恋のひと
カルメン・マキ 時には母のない子のように
15越路 吹雪 愛の讃歌
奥村 チヨ 恋泥棒
5水前寺 清子 真実一路のマーチ
由紀 さおり 夜明けのスキャット
7伊東 ゆかり 宿命の祈り
6岸 洋子 夜明けのうた
森山 良子 禁じられた恋
13島倉 千代子 すみだ川
6弘田 三枝子 人形の家
3黛 ジュン 雲にのりたい
9西田 佐知子 アカシアの雨がやむとき
7梓 みちよ こんにちは赤ちゃん
高田 恭子 みんな夢の中
8中尾 ミエ 忘れられた坊や
2ピンキーとキラーズ 星空のロマンス
11ザ・ピーナッツ ウナ・セラ・ディ東京
3佐良 直美 いいじゃないの幸せならば
5都 はるみ はるみの三度笠
14美空 ひばり 別れてもありがとう

白組
3布施 明 バラ色の月
2千 昌夫 君がすべてさ
6西郷 輝彦 海はふりむかない
10アイ・ジョージ ク・ク・ル・ク・ク・パロマ
15春日 八郎 別れの一本杉
ザ・キング・トーンズ グッド・ナイト・ベイビー
6三田 明 サロマ湖の空
7デューク・エイセス 筑波山麓合唱団
3菅原 洋一 潮風の中で
9坂本 九 見上げてごらん夜の星を
2鶴岡雅義と東京ロマンチカ 君は心の妻だから
12三波 春夫 大利根無情
10橋 幸夫 京都・神戸・銀座
3佐川 満男 今は幸せかい
9村田 英雄 王将
6水原 弘 君こそわが命
2美川 憲一 女とバラ
12ダーク・ダックス あんな娘がいいな
内山田洋とクール・ファイブ 長崎は今日も雨だった
13フランク永井 君恋し
7舟木 一夫 夕映えのふたり
7北島 三郎 加賀の女
2森 進一 港町ブルース


ほぼ、知ってる人。(私も年だねぇ
知ってる、というか、懐かし映像でしか聞いたことない方もいる。
それを、3時間一気見って、なかなかないことで、なんか本当に「上質なショー」を堪能した気分。

とにかく、

全員歌が上手い

 
紅白だから当たり前・・・じゃないんです。
今のようなヒット曲メインじゃなくて、知らない曲もあったけど、どの曲も聞き入っちゃう。

ジャンルも、今ブームの「昭和歌謡」より少し前。
歌謡曲、ポップス、演歌、コーラス、ジャズなどなど・・
そうそう、昔はジャンルレス(という言葉があるのかな?)でしたよね。
 
物心ついた頃から見ていた時代は、アイドル全盛、ロックや演歌もにぎやかで、まさにお祭り騒ぎ。
どの局の音楽番組自体がそうだったので、紅白が年末最後の「集大成」みたいな感じでした・

今は、演歌もあるけど、ほぼアイドルかポップス中心。それも、ダンスがメインかな?
それも、時代・・・とは思うけど。

 
お気づきかもしれませんが、3時間で男女合わせて46組も!しかもキッチリ歌い上げる。今ほどお祭り感もなく、本当に「歌」を聞かせる「コンサート」。
もちろん、余興もあるし(またこれが当時のスター勢ぞろいで超豪華)、審査員へのインタビュー(浅丘ルリ子さんとか、前の団十郎さんとか、こちらも超豪華)もあって、時間通りに終わらせる。さすがNHK。淡々として無駄がなかった。
今もこれくらいでいいんじゃないですかね。
 

ま、今見ると、なんというか「大人の世界」。
歌もそうだけど、会話も、立ち振る舞いも、ファッションも。
コメントなんか、今だといろいろ問題があるんでしょうけど皮肉には皮肉で返すユーモアとか、成熟した大人たちの世界だなぁと。
ほとんどの方たちが、今の自分より若いはずなのに。
 


一番興味深かったのは、出演者全員が舞台上にいて、後ろで見守ってる、というか、すっごく楽しんでる。
もちろん、正装で。



パフォーマンスもよかったけど、歌手の皆さんの「素顔」も見られて、それも含め、すごいものを見せてもらった感じ。
見てる方もすっごく楽しくて、あっという間の3時間でした。

どの方も素晴らしかったんですが、ザ・ピーナッツの「ウラセラディ・東京」は特に素っ晴らしかった
作曲の宮川泰さんが、指揮でオーバーアクションしてたのも懐かしく・・・
佐良直美さんの「いいじゃないの幸せならば」も好きでして


だけど、最初はチラ見だったから、出演者がわからなくて、あとで、越路吹雪さんが「愛の賛歌」を披露したって聞いて、見逃したことにすっごくショック

 

これ、本当に永久保存版ですよ!
もう一度放送してもらえないかなぁ・・・・

 

 

テレビ局も頭打ちな感のある昨今。
最近、NHKが貴重なコンサートを放送したり、こうやって紅白のアーカイブ放送したりして、過去のお宝映像を掘り起こして放送してくれている。
テレビで育った世代としては、ありがたいなって。
深夜でもいいし、地上波が無理なら各局BSもあることだし、ドラマでも歌番組でも放送してもらえないかなぁ。
昔の方が、なんでも破天荒で楽しかった。
一番アーカイブを出さないのは日テレさんじゃないかと。CSまで持ってるのに、昔の代表的な番組さえ放送してくれない。番組って見てもらってなんぼ。宝の持ち腐れのような気がするなぁ。。。

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新しい楽しみ方?

2025-02-11 12:23:48 | 記録:ラジオ

最近ラジオやポッドキャストをよく聞く、という話題を何度かしていますが・・・

とうとう、番組イベントまで参加してしまった!
毎回聞いてる「コサキンDEワオ」のイベント、

コサキンスペシャル!節分DEワオ

といっても、お決まりの「配信」ですけど
ネットチケットって、ポチッと買えるから、計算できない人間には良くないわ

 

宝塚や他の舞台同様、生観劇と、映画館や自宅での配信スタイル。
ただ、番組のイベントを拝見するのは初めて。

動画サイトだけでなく、プレイガイドも独自に配信できるサイトを設けているんですね。今回初めて知りました。
コロナ禍以降、さまざまな取り組みが進んできたんですねぇ。

またまた「マニアック」への道へ進むのかしら

本当は、会場に行きたかったけど、東京だし、チケットもすぐ売れたでしょうしね。。


広島のAMラジオ局って、TBS系なのに、文化放送とかニッポン放送の番組が多くて、TBSの番組ってあまり聞く機会がなかった。
もし、学生時代に生で聞けてたら、間違いなくはまってた「コサキン」。

あ、ご存知と思いますが、コサキンって小堺一機さんと関根勤さんのコンビ。


お笑い・・というか「コサキン」というジャンルというのが合ってるような。
いい大人だけど、学生のノリみたいなのが未だに続いてるのが、聞いてて楽しくて。

お二人のお下品で軽快なトークとか、芸風とか、なーんか波長が合うみたいで。
年を重ねて、名前や作品名が出てこないとか、何度も同じ話してるとかもご愛敬。。
本当に雑談なんだけど、ハイテンションで、よくわからないけど元気が出るし、なんとなく番組が成り立ってるのが不思議

 

さて、イベントですが、当日、リアルタイムではなくアーカイブ放送で拝見。
ポッドキャストからのリスナーなので、まだ日は浅いですが、同じラジオを聞いてる客席と「一体感」が共有できて、ちょっと楽しかった
お二人のトーク、お馴染みさんの投稿紹介などなど、顔を見ながら楽しく視聴。
ただ、途中に「客席限定」コーナーがあり、配信視聴者はそれが見れなかったのが残念(なんとなくわかるけど
コメントも、配信があるが故に、ちょっと気を遣われてたような。

最近つくづく感じますが、ラジオって本当にファンや聴取者との距離が近い感じがします。
だから、ラジオでレギュラー持つのが憧れなのかもしれませんね。

 

テレビではもちろんのこと、お二人とは意外と縁があると言いますか、小堺さんは2006年に舞台「グランドホテル」で生拝見。
宝塚版に思い入れがあるので、作品についてはちょっと辛口な感想だったと思いますが、そんな中でも小堺さんははまり役だったことを今でも覚えています。
彼の楽曲「With」も温かみがあって、未だに聞いています。

関根さんも、2004年に「カンコンキンシアター」を見ました!
タイトルも「クドい」その名の通り。関根さん以外のメンバーもなかなかで。
テレビでは柔和な感じの関根さんも、なかなか毒舌なんだなって。
お腹抱えて、涙流しながら笑って、笑って。
ただ、劇場は新宿二丁目を通る場所。何も知らなかったから別の場所にホテルとったけど、ショーが長尺になり過ぎて、深夜近くに帰る時、怖くて怖くて走って帰った思い出が

イベント見ながら、そんな昔のことをいろんなこと思い出してみたり。

 

ファンイベント?的なものを見るのは、恐らく初めてだったのですが、先ほども書いたようにライブ以上に「一体感」的なものを感じて、ちょっと新しい感覚になりました。
視聴方法といい、なんでも試してみるものですね。

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極寒!

2025-02-08 12:23:17 | 雑感
今週は寒かったですね!
みなさん、お変わりないですか?
 
毎日「冷蔵庫」のような気温。。辛いわ

冴え冴えとした冬の風景を撮ってみました。

こちらは、先週2日の日曜日



朝起きたら、山が少しだけ雪景色。
ちょっとした、水墨画の様でした。



車のフロントにも、薄っすら。

出勤前の気温はコチラ↓

ウソみたいでしょ


 
で、こちらが今朝8日の朝の気温。

わかります?マイナス7℃
数年に一度、あるかないかの気温です。
 
一応、瀬戸内なんだけど、うちの地域はその中でも、積雪はないものの気温が低い方で

氷も分厚く張ってました。夜になっても全く溶けず。。



今日も薄っすら積雪





夜明け前が一番寒いですねぇ。



 

去年11月に植えた勿忘草も雪まみれ・・・
枯れないといいけど。
 
5か月前まで、35℃前後の猛暑だったのに、自然ってすごいですねぇ。
ユニ〇ロのベスト重ね着して、その中にカイロ貼って。靴下にももちろんカイロ。。それでも寒い。。

あんなに「寒い方がまし」って思ってたけど、やっぱり冬の方が苦手だわ それに、冬の方が、諸々経費が掛かるなぁ。

家が古いので、早朝、エアコン2台稼働させて、さらに何か電化製品付けると、ブレーカーが落ちる💦こんなことなかったんだけど、余程寒いってことかしら。
 
早く春が来ないかな~(とはいえ、すでに花粉の恐怖がやってきてるけど
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可愛くて弱いから 。

2025-02-06 11:20:00 | 雑感

先日、全国でも「うさぎの島」で有名な大久野島で、うさぎさんが不自然に大量死している、というニュースがありました。
すべてがその原因かわかりませんが、何十頭ものうさぎさんに殴る蹴るの暴力をふるったとして、関東の若者が逮捕。
その彼を取り押さえ、通報したのも、他県から写真を撮りに、頻繁に島を訪れるカメラマンのご夫妻とのこと。
世間があの件で大騒ぎしている最中の出来事。正直そっちより、このニュースの方がショッキングでした。

 

 
大久野島へは40年前!?に遠足で訪れてから・・いや、その後一度行ったかな?
その時は、うさぎっていたかな?という印象でしたが、今はそれが目的で全国から観光客が訪ねてくるということ。
喜ばしいことかもしれないけど、その裏で、こんなことが起きてたなんて。
 
 
何度か、動物が苦手、ということを書いてますが、かと言って、毛嫌いするわけではありません。ただ、苦手なだけ。
でも、暴力振るうなんて、絶対許されない。
 

逮捕された彼にも、もしかしたら何か嫌なことがあったのかもしれないけど、力のないもの、弱いものに一方的に暴力をふるってストレス発散?していたとしたら。しかも、わざわざ遠距離から何度も来てまで、ねぇ。
全容が伝わってないから、想像でものを言うべきではないけど、ちょっと恐ろしい。
 
 
またいつか訪れたい、と思っていた島。
これからは人の善意も当てにならないし、なんとか対策を考えていただければ。。
 
 
 
最近、乳幼児への虐待もよく聞く。
子どもも孫もいないし、親側の感情もわからないので、言う権利はないと思いますが。
守る立場の親たちが、必要以上に手を挙げる。そのやり口が、信じられないことばかり。
「子どもが可愛くない親はいない」。今まで見てきたドラマでよく聞いたセリフだし、そうだと信じてきたけど、そうではない人が増えているのかな?
 
 
闇バイトだって、高齢者や女性の多い家庭ばかり狙ったり。
 
 
どこかの国なんて、強いものが強いものしか守らない状況になりつつありますが

ハラスメントどころか、いじめすらなくならない状況の昨今。動物とか子どもとか「反撃できない弱い立場」に一方的に手を挙げる人が増えている気がする。
個人の感情に抑えが利かなくなりつつある今、ある程度の強制力・抑止力が必要になってくる時代が来るのかな、などと思ったり。
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