はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

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ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

事実は小説より・・・。

2025-01-21 12:21:00 | 気になる:テレビ番組

先日、非常に興味深い番組でとても考えさせられた。

 
その日は他に楽しいバラエティがたくさんあったのですが、なぜかその番組が気になって、何気なく見始めました。
 
30年前の「警察庁長官狙撃事件」
あの年は本当に強烈な出来事が多くて、世間がザワザワしていた。
その中の一つ。忘れられません。
 
あの当時、一連の出来事から、ほぼ全国民が「あの団体」だと思っていたけど…(多分私もそう思っていたと思う)
どうやらそうではないらしい、というのが今の大方の見解だそうで。
 
別の事件で逮捕された犯人が、狙撃事件を自供していた、という。これって話題になったのでしょうか?単に興味がなかった?
いやーあまり話題にされなかったはず。
 
で、自白もして、裏もほぼ取れてたのに、警察上層部が「あの団体」犯人説を信じて疑わず、結果、当時まだ存在した時効を迎える。。という結末。
また、その容疑者が狙撃の理由も「あの団体」が首謀者となるよう仕向けたかった、という趣旨のことを話してたそうですが、昨年亡くなったとか。
 
その事件の一連の流れ、取材ドキュメントと再現ドラマが非常に見応えのあるものでした。
濃い内容の映画を見た後の気持ち。いや、こんなのフィクションで描けるような発想ではない。
いや~ちょっと衝撃的でした。スタジオで見ていた出演者も恐らく同じような気持ちだったと思います。
 
一テレビ局の一記者の執念のような取材の結論、のようなので、これが事実、と安易に書いてはいけないとは思うけれど。。

「こうに違いない」という、決めつけが頭を固くして周りが見えない状況に陥るのかな?と。
誤認逮捕とか、無実の罪とか、ドラマでも昔からよくある話ですが、実際でもあることなのかな。
こういう時、一人でも冷静な判断、もしくは天邪鬼気質の人がいると違うのかも。
 
でも、ふと思うと、今の世の中に通じるなぁって。
それも、無名の誰かわからない人が投じた一石で、世間の風潮が同じようなベクトルに(暴走気味に)向いていく。
そんなふうに考えたら、事件そのもの以上にすごく怖くなった。
ちょっとした見解の相違で、誰でも疑われる、偏見に晒されるかもしれない。
まさに、今CMで流れてる「決めつけ刑事」って感じ。
 
 
教科書で学んだ歴史上の出来事もそうだけど、後世に研究が進むと実際は異なっていた、ということが多々あるけれど、最初の印象やフィクションにされたイメージが強烈だと、そこから変えられないこともありますよね。
 
今流れてる情報も、すべて「事実」ではない。それくらいの気持ちで見ないと。
もともと天邪鬼な性格。これは持ち続けたいな。
 
時効を迎え、容疑者もいない今となっては真実は藪の中・・・かもしれないけど、記者の方はまだ取材を続けられるような印象でした。
なかなか衝撃的な話。「事実は小説より奇なり」だし、関係者の多くが存命なので難しい題材しれないけど、映画かドラマかで見てみたい、そんな気もしました。
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年末年始のエンタメその4「TheCOVERSfes in広島」

2025-01-19 09:00:00 | 気になる:音楽

だいぶ時間が経っちゃいましたが、年末年始のエンタメ、ラストは音楽

たまに見てる「The Covers」
いろんなアーティストが、カバーソングを歌う。
その出演者、楽曲がなかなか渋い。

その公式から11月、「広島でフェス開催」のお知らせ
正直なんで?と思いましたが、世良公則さんの地元でご本人出演!だったので、行きたいでしょ
だけど、平日の夜だったので諦めました
 
聞いたところによると、観覧希望の倍率、相当高かったみたいで。応募しても当たらなかったな
 
その他の出演者も広島出身堂珍さんのCHEMISTRY、それに、めっちゃ好きだった田島貴男さん、それからお久しぶりのLOVE PSYCHEDELICOなどなど、このキャスティング渋いねー
 
 
(NHKさんより拝借)
 

もうオープニングから世良さん&田島さんで「あんたのバラード」
盛り上がらないと有名な広島でも、客席がめっちゃ盛り上がってるのがわかりますよ
ちなみに、セットリストはこちら↓(NHK HPより)

【セットリスト】

【広島レジェンド名曲】
♪「あんたのバラード」/世良公則with田島貴男(世良公則&ツイスト)
♪「さすらい」/世良公則(奥田民生)
♪「雪が降る町」/CHEMISTRY(ユニコーン)
♪「for you…」/田村芽実(髙橋真梨子)

【菊池桃子・スペシャルLIVE】
♪「雪にかいたLOVE LETTER」/菊池桃子
♪「愛は心の仕事です」/菊池桃子(ラ・ムー)

【薔薇の街・福山から贈る名曲】
♪「君は薔薇より美しい」/田島貴男(布施 明)

【平成の名曲】
♪「Don't wanna cry」/田村芽実(安室奈美恵)
♪「Last Smile」/LOVE PSYCHEDELICO

【広島ロックレジェンド名曲】
♪「銃爪」/世良公則(世良公則&ツイスト)
♪「流星」/CHEMISTRY(吉田拓郎)
♪「アイ・ラヴ・ユー,OK」/田島貴男(矢沢永吉)

【広島から世界へ・名曲カバー】
♪「イマジン」/LOVE PSYCHEDELICO(ジョン・レノン)

 

考えてみれば、広島出身、ゆかりの人、多いんですよね。
世良さんはもちろんのこと、セットリストに挙がった人だけでなく、西城秀樹、浜田省吾、村下孝蔵etc・・(敬称略)
キリがないけど、この方たちの曲も聴きたかったな。

でも、世良さんが地元で自分の曲を披露する。
しかも、全く衰え知らずの迫力。それだけで満足
ベテランになっても、若い頃の声量をキープ、いや、それ以上のパフォーマンスを見せてくれる。嬉しいことです。

広島ゆかり・・というだけでなく、基本はアーティストがカバーする番組。
個人的には、田島さんの「君は薔薇より美しい」が良かった~

他の出演者の方も上手くて。
初めて拝見した田村芽実さん。ミュージカルなどでもご活躍とかで、伸びやかな歌声が素敵でした。


で、一番??だったのが、菊池桃子さん。
もちろん、歌手だった頃を知ってますし、懐かしく聞いていたのですが・・・
あの、伝説の?ラ・ムーの楽曲を披露されていて、ちょっと驚き
披露後、出演者の皆さんが、「逆に新しい」と絶賛。今は、シティポップブームですからね。
これが一番の珍事といいますか、滅多に見られないものを見せていただいた感じ

MCのリリー・フランキーさんもすっごくノリノリで楽しんでましたが、私もリリーさんや客席と同じように、自宅で一人で盛り上がってました。そんな楽しいひと時もあっという間に終了。(ご近所迷惑じゃなかったかな??)
このメンバーで、この楽曲。本当なら生ライブで浴びたかった~

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30年 。

2025-01-17 08:25:19 | 雑感

今日で、あの震災から30年経ちます。
広島でもあの長い揺れをちょっとでも体感した身でもあり、親戚と連絡が取れなかった不安な気持ちが忘れられない。
発災の半年後、宝塚観劇に行きました。その道すがら、三宮、西宮、そして宝塚。ブルーシートが張り巡らされ、見慣れた景色が変わり果てていた光景を目にもしました。
震災と言えば1995年を思い出します。

 

30年。
世の中の生活や価値観はすっかり変わりましたが、相変わらず災害は起きるし、その後の被災者への対応はほとんど変わっていない。
なぜなんだろう。

30年の間に、中越、東日本、熊本、そして能登・・・今すぐ思い浮かべられるだけでもこれだけの巨大地震があった。
そのたびに、テレビて見ている側は、何とかならないのか、何かできないか、忸怩たる思いで見るしかなかった。

地震だけでなく、大雨、台風、そして今は大雪・・・・こんな災害の多い国は他にないのに、防災・災害後のフォローが遅れているのはなぜなんだろう。
民間レベルでは頑張っている人、企業も多いけど、国や自治体レベルの受け皿が整ってない気がする。

 

そういえば、防災庁を作る、という話がある。
被災者救助、ライフラインの復旧、がれきの撤去、避難所対応、仮設住宅、経済支援・・・これを一括して早急に対応してくれたら、みんながモヤモヤすることはないと思うけれど、しがらみとか利権が絡んで、恐らく(間違いなく)総合的な庁にはならないんだろうな・・などと、後ろ向きな印象。

去年も書きましたが、ロボットとか、AIとか、必要のないところで急速に発達しているのに、こういう時に何の役にも立ってない。
机上だけの論客とか、ネットで人の悪口ばかり言ってお金稼いでる人とか、こういう技術発展に寄与する気はないのかな。ないんでしょうね。

 

逆に、寄付や募金、CFなど、金銭面での支援が、個人レベルでも簡単にできるようになったことはありがたい。
本当に困っている人たちに届いているのか、正直わからないところもあるけれど、あっという間に集まるのは、同じ思いの人が多いということだと思う。

お金じゃないと思うけれど、現地へ行くことはできないし。せめて気持ちだけでも。

それに、国もいつまでも有志のボランティアに頼るのはどうなんだろう。
やっぱり、防災庁で自衛隊のような大きな組織を作らないと。

 

一市民が何を言ったところで何も変わるわけではないですが。
毎年、複雑な思いで迎える、1月17日です。

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年末年始のエンタメその3「RUNWAY」

2025-01-16 08:16:00 | 記録:宝塚
さて、その次は宝塚。
 
宝塚100周年当時(10年前)のトップスターが勢ぞろいした公演
 
 
を配信で拝見。
(テレビ画面から↓)


 
あの頃は、イベント、イベントでみんなが多忙を極めた時期。
当時のメンバーは記憶にないくらいだそうですが、同じ立場で乗り切ったという「結束感」が固そうでした。
キラキラ、生き生きしてましたね。
 
あれから10年間。
子育て中の人、ミュージカルで頑張る人、小劇場で経験を積んでいる人。。。
それぞれがいろんな経験を重ねての再結集。
やはり、3000人近い観客の前での主演、そして多くの記念行事で組の顔として活躍してきただけあって、終結するとオーラと貫禄が違う。
改めて、5人の個性がバラバラで、しかも変わってなくて、面白かった

歌やダンスが傑出した技量でなくても(失礼)、選ばれたからには自信を持って披露する。
それくらいの意気込み、気合いがないと、宝塚ではスターになれないな、と。

 
 
今は優等生が多めなのかな。ご時世と言いますか。
やんちゃさとか、ピリッとした緊張感が感じられる人、減ったよなぁ
だから、どこか物足りないのかな?
 
当時好きだった雪組の壮一帆さん。
同期で首席の蘭寿とむさんと同じ組になり、良きライバル関係で競い合って、結果、それぞれ同時期にトップになる。
思ったことはハッキリ口にする、潔さ。
ぜーんぜん変わってなかった。好きだなぁ。
みんなから「ジャイアン」と呼ばれてたけど、言い得て妙
 
同じく、宙組で主演を務めてた凰稀かなめさん。少し貫禄出てましたが、美しさと色気に磨きがかかって、見とれてました。
当時のメンバーで最下級生とのことでしたが、そんなことは微塵も感じさせないキラメキと貫禄があった。
クールで、愛想を振りまかない。声が良くて、お芝居が好きでした。
 
星組柚希さんの後任でトップになった北翔さん。専科経験者で、多くの人達と関わってきただけに、現役感が溢れてて。しかも、昭和感があって。古き良き時代を継承してきたのだなぁと。こういう方には、専科で残ってほしかったんだけど、これも劇団の人事ってやつで。
 
 
最近退団した花組の柚香さん。
現役時代は絶大の人気を誇ってましたが、このメンバーの中ではまだまだ新人、という感じ。
 
バックダンサーとして出演の面々も、組や専科で残ってくれてたらな…と思う人ばかり。
特に。愛月ひかるさんは独自の個性、こだわりが際立っていて、本当に退団が惜しまれる。
 
 
1部はいろんなコンビでの、パフォーマンス。
2部は宝塚の懐かしナンバー。
正直、全編現役時代のナンバーなのかと思ってたので、個人的にちょっと物足りなく。。。
他のOG公演とは一線を画す、今の最高のパフォーマンスを披露する、という感じなのかな。

退団後、一線から離れてた方も多かったけど、いざ舞台に立てばそこはプロに戻る。
そこはさすがです。
 
 
ファンはもとより、多くの現役の人たちに見てもらいたいな、と思う力強い舞台でした。
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年末年始のエンタメその2 娯楽時代劇三昧 。

2025-01-14 08:26:00 | 記録:歴史・時代劇

またまた時代劇のお話。
年末年始、娯楽時代劇SPが相次いで放送され、なかなか興味深く拝見しました。

年末は、「大富豪同心スペシャル」

BSで2シーズン放送の、今時珍しい、架空のお気楽な?まさに娯楽時代劇。

江戸一番の超豪商・三国屋の孫・卯之吉がひょんなことから同心に!? そして、今回のSPでは遂に将軍お側取り次ぎ役!? 卯之吉ファミリー、相次ぐ外国船の来訪の影に隠れた巨大な陰謀に挑む!! 現在、日本がかつての国力を失い、米国と中国の大国間の対立に巻き込まれようとしています。これは江戸後期、先進的な技術を持つ西洋の国々が、帝国主義的にアジアの国々を植民地化して行こうとする中で、鎖国をやめるのか、続けるのか、と揺れる江戸幕府と似ています。私たちの選択一つ一つが、未来の戦争や国の存続を左右することになります。そんな、現代日本に、どのようなビジョンが必要か。 「大富豪同心SP」では、混迷の時代、理想の国作りに必要なリーダー像を示します!
 
これは、地上波でレギュラー放送しても、問題ないでしょ。
子どもが見ても、普通に楽しい番組です、きっと。
でも、随所に権力闘争や今の時代に通ずるようなストーリーがちりばめられていて、見ごたえは十分。
 
刀を見ると気絶する、という卯之吉はもちろんのことですが、ツボの一つはベテラン勢の滑稽さ。
勘違い?から卯之吉を崇め奉る侠客の親分、渡辺いっけいさんをはじめ、時代劇でもおなじみの村田雄浩さん、石井正則さん、竜雷太さん、さらには、Vシネの帝王小沢仁志さんが個性豊かに、楽しそうに演じられていて、見ているこちらも楽しい。

途中から登場の老中役の松本幸四郎さんも良いんですよね。
あまり、助演で拝見したことはなかったのですが、今回はベテランとして若い隼人さんをサポートする形。
なんだけど、いつもオロオロしてる感じが「素」ですか?みたいで、絶妙な表情がもう可笑しくて。
 
最近、時代劇に歌舞伎界からいろんな顔がご登場。
このスペシャルでも、尾上松也さん、最近映像でご活躍の市川猿弥さんがいい味を出されていて、それも楽しい。
 
江戸時代、歴史書はあるけど、実際のところは誰も知らない。
何でもありですよ。こんな架空話があってもいいじゃないですか。
 
 
で、この作品が歌舞伎に!隼人さんのはまり役になっちゃいましたね。
年明けの歌舞伎座公演の映像を放送するということで、生中継見ました!
新作の初日ということもあったのか、若手が緊張気味のような気もしましたが、こちらもベテランが楽しそうに演じられてて、笑っちゃいました。
ただ、さぁこれから!というところで放送が終わってしまったので、思わず「おーい」と突っ込んでしまった。
絶対、全編放送してくださいよ!
 
 

で、新年あけて、「新・暴れん坊将軍」
17年ぶりの新作ということで、報道された時は、声上げちゃった
 
放送当日は見られず、ようやく見ることができました。
さすがの上様も、お年を召されたなぁ‥という感慨を持ちつつ(失礼)華麗なる立ち回りは健在!
OPが唐突だったけど、斬られた相手が本田博太郎さんで、「成敗!」が出たので、もうそれで満足

独身貴族(死語)だった上様も、突然3人の息子が登場して、子育て・後継ぎ問題がメインになっていたので、ちょっと残念だなぁ。。。もう少し、「お気楽な旗本の三男坊」を見ていたかったけど、上様ご本人のご希望だったそうなので、あのシリーズのその後、ということで仕方ないかな。
ストーリーの設定は???なところもあったけど、そこは架空ですから。
嫡男の話は、とても気になっていた時代小説「まいまいつぶろ」にちょっと似通った描き方になっていたので、少し読んだ気分
 
全体的な殺陣も、やっぱり今時のスピーディーな「アクション」になってたので、ま、そこも仕方ないのかな。
剣道やってたもので、「残心」みたいな余韻とか、余白がほしいもので。
 
あとは・・・最近の流行りというか、リアリティというか、照明が暗くて、夜のシーンは、おばさんには誰が誰だかわからないのでして。
綺麗な映像は良いんだけど、そこは、もう少し改善していただきたいなぁ。


時代劇専門チャンネルでは、第1作から放送中なので、あの人の顔、この人の声・・・いろんな思いが交錯する中、個人的に気になったキャスティングはやっぱり脇役。
前述の本田さんをはじめ、若い頃出ていた神保悟志さんとかがボスキャラで斬られてるのを見ると、感慨深いもので。
それと、お庭番に、悪役で数多く登場されてた浜田晃さんのご子息、浜田学さんのキャスティングは、思わずニンマリ。
それから、火消しのめ組の女将さん役で、かつてお庭番役でご出演の高島礼子さん!この作品がデビューだったそうで、その頃から拝見してるので、まさに凱旋公演みたいで。出番が少なかったのが残念。。
 
この作品で、宿敵と呼べる尾張宗春には、Gakct氏。
なんというキャスティングかと思いましたが、彼らしい振る舞いで、アリかな。
思えば、中尾彬さん、成田三樹夫さん、西岡徳馬さん・・歴代の名優が演じてきた役。隔世の感ありですね
 
名ナレーション、若山弦蔵さんから引き継いだのは、いつもハイテンションの千葉繫さん。
このキャスティングも驚きでしたが、絶対若山さんを意識したかのような、低音の渋い感じで、新たな一面を垣間見ました。
巧いねぇ。
 
 
スペシャルなので、家族のストーリーがメイン。
あそこまで描いたら、「暴れん坊将軍」は完結なのかな?と思ってしまったのだけど、あれだけ豪華な脇役陣を配しているのだから、め組とか、忠相との関係性とかもう少し見たかったので・・・
上様、三池監督、期待してはダメでしょうか

 
 
なんだかんだ書きましたが、どちらも楽しかったし、年末年始に時代劇なんて、嬉しかった。
少しずつ時代劇に興味・関心を持ってくれる人が増えているような気がするので、オールドファンとしては嬉しい限り。なかなか新作を作ることは難しいのかもしれないし、内容的に時代錯誤かもしれないけど、昔の作品に興味持ってもらえたらいいなぁ。。。
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年末年始のエンタメその1 見るたびに新鮮な「忠臣蔵」

2025-01-12 15:46:59 | 記録:歴史・時代劇

ようやく普通にネットが繋がるようになったので、再開します。
経緯はまた改めて。

 

忘れないうちに、年末年始のエンタメを。
日中は片付け、掃除、夜はエンタメ三昧の日々でした。

まずその1。

毎年恒例「忠臣蔵」(だいぶ時差があるけど
 
まずは定番の里見浩太朗さん主演作。恐らく何十回と見てるけど、同じシーンで涙を流す😢
赤穂事件の、いわゆる「定型」だと思ってるのですが、このドラマは、討ち入りよりも、やはりそれまでの過程が見応えがある。ちょっとしたシーンでも、名優たちの力のこもった熱量が感じられる。
すでに鬼籍に入られた方の方が多いのですが、大河以外のドラマとしては、結構な豪華版だったなぁ。そりゃ、重厚感あるよね。
 
いろいろ見てきたつもりだったけど、今年初めて、仲代達矢さん主演の作品を拝見。
どうして見落としてたのか。
「無名塾」出身の方も多く出演、全体的に渋く、まるで「舞台」を見ているかのようでした。
 
東映チャンネル見てたら、映画黄金期は、ありとあらゆる角度からの「赤穂事件」が描かれていて、もう見切れない😅
映画全盛期は、綺羅星のごとくスターがいたので、その分映画も量産されていたとは思うけど、物語としても本当に人気の題材だったのだなあ、と改めて感じる。
 
BSテレ東では、年始に浅野内匠頭の妻「瑶泉院」が赤穂事件の黒幕・・・というドラマを放送。
ちょっと垣間見てましたが、こういう解釈もありうるなぁと、エンタメとしても、歴史ドラマとしても興味深かったです。
 

そういえば、赤穂事件を取り上げた番組で見たんですが、声優界のレジェンド、羽佐間道夫さんて、赤穂浪士の子孫だったんですね。有名な話?今まで知らなかった。驚き!
 
 
「忠臣蔵」って、史実をかなりドラマティックに膨らませてる感もあるけど、それを差し引いても、やはり見応えがある。
経営学的に分析とかしながら見ると、興味深いかも。
ピンチの時のトップのあり方、信用できる人間の見極め方などなど。
いかに味方に被害を出さず、迅速に攻め込むか、とか。
最近では幕府陰謀論が強くなってきましたが、そういう見方も面白いかも。
喧嘩両成敗とあるところを、一方的に切り捨てた時点で問題ありですから。
討ち入り後、自害せず、問題の発端である幕府に判断を委ねた、というところを見ても、内蔵助ってある意味「鬼」だな、と。
 
 
そうそう、学生時代に小説の「八甲田山」を読んで、経営学的に問題点をレポートにまとめる、という課題をいただいたことがありました。
小説も読んだし、映画も見たし、結構集中して解読しようと努力しました。点数は忘れたけど、凡庸な考えしか浮かばなかったなぁ。
 
大河ドラマで取り上げられた時代も、視聴率はともかく、毎回話題になる。
戦国ものも、人情ものも、こうやって「課題」として取り上げられたら、もしかしたら興味深く見てもらえるかもしれないのにな。
 
 
ちょっとずつ時代劇作品も増えてきましたが、殺陣やアクションばかりがクローズアップされて、残念。
やっぱりね、所作や物腰、テンポや佇まいなんだよね。
それができてないと、結局「コスプレ」にすぎないので(暴言失礼)
 
何度も書いてますが、時代小説、娯楽作がどんどん出版されているということは、読者もいるということ。
素材はあるので、安いバラエティより、娯楽時代劇を作ってほしいな。
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調子悪くないですか?

2025-01-09 07:35:00 | 雑感

新年、もろもろ書きたいことがあったのですが、ブログサイトの調子、悪くないですか?

パソコンからの立ち上げは復旧したみたいですが、スマホから見ることができなくて。みなさんはいかがでしょう?

記事上げるのはパソコンからなので、あまり問題はないけれど、お昼休みなどはスマホで拝見していたもので、他のgooブログの方の記事が何日経っても読むことができなくて、残念

アプリ削除して、再インストールしたら、ログインすらできなくなってしまって
これって、私だけ?

もう少し、様子を見てみますが・・・とにかく、お昼のひと時に皆さんの記事が読めないのが残念

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今年もよろしくお願いします

2025-01-05 09:00:00 | 雑感

遅ればせながら、年始のご挨拶。
あけましておめでとうございます。
みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。

ブログサイトの調子が悪いようで、なかなかアクセスできず、撮りためた写真も挙げられなくて

年末年始の過ごし方を徒然と書き記してみます。

「ざわつく」をダラダラと見ながら、9時以降「紅白」を重視。
41年ぶりのTHE ALFEEに大騒ぎ(B’Zを見られなかったのが悔しい
紅白後は「ジルベスターコンサート」で年越し。ピッタリ終了に一人で大盛り上がり
その後はさだまさしさんの番組を見ながら、珍しく早めに就寝・・・

朝は恒例の「ダイヤモンド富士」
美しい青空の元、今年も撮りましたよ。
幸い、不具合になる間にアップしていた写真です。




おみくじも大吉!いい年になるといいな。


初詣にお出かけ。
幸い、暖かい元日で助かりました。
コロナ以降で、久々に人で賑わう神社でした。
 
 
夜は恒例「格付けチェック」でもう大笑い
これを見終わったら、正月が終わった気分。
放送後、浜田さんレシピのチャーハン&エビチリ、買いに行きましたよ。(ずっと前から気になってたもん)
何度行ってもなくて、3度目の正直でやっとゲット。みんな気になるよね。
味は・・・エビチリ割と美味しかったです。(普段からあまり外食しないしもコンビニ食も食べないから、わからないけど)
 
 
 
 
長い連休、掃除・片付けは・・・思っていた量の半分くらいできたかな?
時代劇やら、バラエティやらもろもろ見て、ダラダラ過ごしちゃった。ちょこちょこ家の買い物やら手伝いもしたり。じっくり落ち着いて・・・という訳にもいかず。
もう少し処分・整理したいものもあるので、ちょっとずつ続けていきたいと思ってます。

 
2020年のメモからスタートした5年間のコロナ禍日記も完結しました。
2025年からも5年日記にしようと思ったけど、ちょっと終わりが中途半端な2029年になるので(笑)、今回は3年日記にしました。
元気が出そうな「黄色」。

今までなら決して選ばなかった色だけど、なんか直感的に。
次も3年にすれば、50代まるまる記録を残せるかな、と。
 
そんなこんなで、2025年がスタートしました。
しばらくは、年末年始のエンタメなど書き記していきます。
相変わらずユルユルと続けていきますが、どうぞよろしくお願いします。
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あっ!という間の年末 。

2024-12-24 09:00:00 | 雑感

今日はクリスマスイブ。
皆さん、いかがお過ごしですか?

うちは、特に何もなし。
ただ、ケーキだけはいつも注文で専門店のものを堪能しています

クリスマスが過ぎれば、すぐ忙しない年末。


今年の年末年始は9連休。
久しぶりで、うれしいやら、ありがたいやら。

ただ、今まで怠ってた掃除、片付けなど、これを機にちょっと専念しようかと。

ということで、今年の投稿は、今日で最後ということに。
書きたいことは山ほどあるけど、簡単に振り返ろうかな、と。

 
 
今年は、年明けから災害、事故が続き、凶悪事件も多発、著名人の相次ぐ訃報、そして自分はコロナ感染…
猛暑に急な寒気・・・体調も整わないうちに季節が変わり、自分至上一番エアコンを活用したかも。
世の中も、自分自身も災難続きといってもおかしくない、後世に残るような一年だったのではないかと。

今年の初め、コロナが始まった2020年からの手帳へのメモ書き掘り起こしと、今年1年の出来事で、「コロナ禍の5年日記」をつける、と宣言しました。

おかげさまで、なんとか書きあげられそうですが、「良いこと」しか書かなかったメモ書きに対し、今年はやっぱり長々と愚痴しか書いてなかった。挙句に、コロナになっちゃったしまぁ、良くも悪くも「コロナ日記」になりました。


平穏な日常は当たり前じゃないことを痛感させられた2024年。
落ち込んだ時は「明けない夜はない」という言葉が支えになりましたが、そういうことが通用しないのかもしれない。半世紀以上生きてきた中でも、恐らくNo.1くらい悔しいことが次々とあって、今までなら若さで乗り越えられたことも、だんだん難しくなってきた。

明日何が起きるかわからないから、今日できることは、今日やっておく。
今までも割とそういうスタンスだったけど、更に強い思いになりました。
それで、少しでもポジティブになっていけば。
そして、来年こそ、誰にとってもいい年になるように。もう祈るような気持ちです。
 
世の中は、大谷フィーバーの一年になりましたが、個人的にはノーベル平和賞を被団協が受賞したことは、記憶に残る年になりました。
世界よりも、日本の方にもっと関心を持って頂けると、広島に住むものとしては嬉しいのですが・・・
政治的要素、複雑な問題を含む話題は、すぐ忘れられていきますから、それが心配。

 
ブログの方は、年明け6日あたりから再開できるかな?(知らんけど
片付けしながら、皆さんのブログを楽しみつつ、年末年始を過ごしたいと思います。
Merry Christmas!そして少し早いですが、良いお年をお迎えください!
 


31日追記
辰年から

巳年へバトンタッチ!
(可愛かったので掲載してみました)


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流行りに乗らず、独自性で勝負を 。

2024-12-23 22:11:48 | 記録:宝塚

年を越す前に、一つ書き留めておきたいことがありましたので、夜の戯言と思ってご容赦ください。

今年110年を迎えた宝塚。
いろいろあって、いつもなら行われるイベントもなく、粛々と終わった。
いつもが大騒ぎしすぎな感じも無きにしも非ずなので、それはそれでよかったかもしれないけど。

 

振り返ると、テレビで初めて宝塚を見て、40年になります。
いろんな作品があり、数多のスターを見てきた。

けれど。

最近、オリジナル作品が激減し、海外ミュージカル作品、原作ものばかりになった。

もちろん、過去にも海外物へのチャレンジは何度もあったけど。
それを、自分たちのオリジナル作品のようにアレンジし、出演者に当て書きしたかのように作り上げてきた。
それが、なんというか「宝塚」らしい感じ。
そして、ほとんどがオリジナルメインで、年に1,2本程度の上演。

今は、まるで逆。
もちろん、潤色という形で、海外物を上演しているけれど、出演者がオリジナルに合わせている感じがする。
他の劇団と同じように。
今年、大劇場で完全オリジナルって、どれくらいありましたか?
どんなに素晴らしい実力の持ち主も、オリジナルで「これ!」というような代表作がないまま退団される方も増えてきて、個人的には残念だなぁ。主演が素晴らしくても、カンパニー全体のレベルというのもあるしね。

以前も書きましたが、若干観客が置いてけぼりされるものもあったけど😁全くの新作や原作ものを出演者に合わせてアレンジしたものが多かったので新鮮味があり、最初はピンと来なくても、後々そういうのが記憶に残ってたりして。


時流に乗らない、独自性を醸し出してきたのが好きだったのに、演目に特色のない劇団に変わってきたな、と。
商業演劇なので売り上げ重視、安定重視なのはわかるのだけど、それで、作品もスター抜擢も冒険心がなくなってきた。なんのために「座付作家」が何人もいるのだろう。
それに、老若男女、誰が見てもわかる作品、というより、演出家の自己満足的な???な世界観が増えたのも、どうなのかなあ。(自分の感性が衰えてるだけ?)

最近見始めた方の中には、「つまらないオリジナル作よりもっと海外物を」という声も目にしました。
それだけ、際立ったオリジナル作品がない、ということでしょうね。

 

もちろん、誰もが懸命にやってると思う。
舞台を見れば、そういう鬱憤・不満も吹き飛んでしまうのだけど。

何が悪いんだろう。

ひとつには、一部のファンのせいでもあるのだけど。

作品だけでなく、人事的なことで盛り上がる団体、他にないですよね。結局「スター制度」を取ってるから、いわゆる「推し」のはしりかもしれない。
私もいろいろ思うし、ブログでも書いてますが劇団に執拗に攻撃したことはないです。だって、一個人の意見が聞き入れられることはないから。単なる感想。

三流週刊誌に突然取り上げられてから、劇団に直接攻撃してるのか、SNSなのかわからないけど、その傾向はますますひどい。味方であるはずのファン、いや、ファンクラブが一番の敵になってる。
四季や東宝、今勢いに乗ってるOSKに文句付けてる人いるんですか?
結果、期待の若手・中堅演出家、そして個性派や実力のある生徒が少なくなり、型に収まったような人が増えてきた。退団した人が他の劇団や団体で活躍しているのを見ると、複雑な気持ちになる。
長年宝塚を見続けてきて、劇団の方針より、ファンを名乗るクレーマーが増えていることが一番情けない。そして、つまらない。


111年目を迎える来年。
もう、かつてのような「我が道を行く」スタイルに戻っても、いいと思うんですよね。

どこの世界も「変なお客様ファースト」対応で苦しんでるとは思うけど、どこかで変わらないと、独自性の塊だった「宝塚」である意味がなくなる気がする。歌もダンスも芝居も、もっとレベルの高い団体はたくさんあるんだから。
未熟なところから成長過程を見るのを楽しむのも、宝塚の楽しみ方の一つだったし。

あとは、私設ファンクラブといかに距離を置くか。チケット買い占め・さばきが続く限り、問題は無くならないかな。いつ、誰が劇場に行っても当日公演が見られる状況にならない限り、偏見は無くならない。


それに、「みんな仲良く」「いい人」だけじゃ、お金を払って見に来る観客に披露できる作品作りができるのか、と思う。未熟であってもプロなんだから。結局は競争社会なんだし。
先日の歌舞伎もそうだけど、エンタメ、特に舞台は危険と隣り合わせ。だから、時には厳しい言葉が発せられることもあるはず。でもそれは、中の話。見る側には関係ないこと。もっと素直に演目を楽しんで、演者やスタッフをリスペクトしなきゃ。

大きな異動も発表されました。いろいろ思うところもありますが、それがどんな結果になっても劇団の方針なんで、観客には関係ない。
ただ、かつては、スター候補を決めたら、かなり露骨に大抜擢してましたよね。あれくらいあっさり決めてくれた方が見てる方も気持ちがいい。
ここ20年くらいは、なんというか、スターを決めかねてるのか、競争期間が長いので、ピーク過ぎてしまってる人も増えてるような気もするし。そこでみんながモヤモヤするというか。

 

来年もすでに海外ミュージカルの上演が決まってます。
「Guys&Dolls」
かつて、月組と星組の再演を見たけど、あんまりハマらなかったなぁ
久しぶりなので、また新しいものとして楽しみではありますが、それ以上に、独自性を持った作品を生み出してくれることを期待しています。

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