このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
やっと一週間が終わった金曜日。疲れて帰ると驚きのニュース。
中山美穂さんの訃報。
今日で、九州場所も千秋楽。今年の大相撲も終わりです。
上位同士の優勝争い、久しぶりで、盛り上がってますね。
そんなさ中、名物解説者だった北の富士さんの訃報が届く。
しばらくお休みされていたので心配してたけど、残念な結果になってしまった。
相撲に特別詳しいわけではないけど、場所中はずっと家のテレビがついてたので、見ますよね。地方巡業も観に行って盛り上がったし。
毎日いろんな解説の方が出るけれど、北の富士さんはもう別格
もちろん、現役時代は知らないし、名横綱千代の富士関を育てた、厳しそうな親方・・・のイメージだったのだけど、解説に回ってからは、もう言いたい放題って感じで、面白かったなぁ。
横綱まで上り詰めてるので、力士や取組に対して非常に厳しいけれど、ユーモアにもあふれて、豪快で。
なにより、貫禄があったよね~
舞の海さんとのコンビ?解説も楽しかった。これが一番の場所の楽しみでした。
同調するときもあれば、対立してみたり、逆に問いかけてみたり、問われたことにスルッとかわしてみたり。
余裕というか、ちょっと遊んでる、いたずらっ子みたいな。
訃報に際し、親方の履歴を読んでいたら、もうスケールが違い過ぎて笑っちゃった。
銀座での豪遊、全休したあと海外で遊びまくり・・・
モンゴルの、あの問題児横綱の比じゃなかったわ
それも、今から50年以上も昔。もっとしきたりが厳しい時代に、やりたい放題。当時の横審委員からも資質を問われるという、なかなかの強者でした。
相撲協会を辞めた時の経緯も、いろいろあったことを思い出した。そうそう、トラブルメーカー?とまでは言わないけど。
でも、相撲に関しては真剣そのもの、現役時代も親方になってもとても厳しく取り組んでいたようで。だからこその、あの厳しさ、そして説得力。
ご本人も、「口うるさい厄介者でしょ」と自虐されてたようでしたが、お構いなし。
相撲を愛し、厳しいコメントを言わざるを得ないほど、相撲界の将来をずっと憂いてらした。
現に、圧倒的に強い力士はいない、相撲人口は激減、稽古不足でケガ人続出・・・嘆きたくなりますよね。
休養中も、ずっと歯がゆい思いでご覧になってたはず。。
それに、ファッションも素敵でしたね。
場所が見れない日も、相撲協会がSNSにアップしていた、親方の服装を楽しみにしてました。
高そうな、渋い色の紬の着物。粋でしたねぇ。
高級そうなスーツ。
さらには、真っ赤なレザージャケットあれは強烈。そしてよくお似合いでした。なんか、「ボス感」っていうのかな
コロナの時期には、Tシャツも着られてた記憶が。
あの立派な体格ですから、何着ても似合う。
今年に入って、はぎおのツボにはまる人ような、ヤンチャとかダンディな大人の方たちの訃報が続いて残念です。
いわゆる美形で、コメントも全方位的に優等生な人ばかりが正義とされる昨今。あとは、人の裏ばかり暴く勘違いな人たち。なんかつまんない、なんか違う。
私生活がどうあれ、仕事が一流なら別にいいんじゃないですか?自分と直接かかわるわけじゃなし。っていつも思う。
仕事もできないのに、自己主張が強い人、変な正義感を持ち出す人が多すぎて、ウンザリ。
本物の大人って器がデカい、見てる世界が広い。余計なことペラペラ言わない。やはり、経験値、交友関係の広さって、人を豊かにするんでしょうかね。
そして、何かを極める強さ。何を言われても、自分の道を突き進む。そういう人たち。
みんな、自分のためだけではなく、自分の生きてきた世界を、仲間たちを思ってからこそ、時には厳しく、そして優しく温かい。
そんな、一時代を極めた、人生経験豊富な先輩たちがどんどんいなくなっていく。寂しい。本当に寂しい限りです。
もうこれ以上、落ち込むような訃報はないでしょ・・・なんて勝手に思ってたけど、残念ながらまた飛び込んできました。
ニヤッと笑って「ジョークだよ」ってふと出てきそうな、そんな気がしてたけど、(失礼かもしれないけど)カッコいい遺影を見て、事実なんだなって。
わたくし、昔から同世代よりも大人の人に憧れる気質でして。
(特に昨今の同世代が、いろいろ残念な人が多くて、さ。)
特に役者さんはそうでした。正平さん(と書かせていただきます)は、まさにその中の一人。
若かりし頃は、ワイドショーをにぎわせてた記憶があるけれど、今思うと、逃げも隠れもせず、言い逃れもなく、ぶっきらぼうなようで照れくさそうに対応していたのが思い出されます。
若い頃のドラマの中も少し似ていて。
おっちょこちょいで、ヤンチャ。だけど、人懐こくて、ほっておけない、かわいいところもあり。
私にとって一番印象的なのは、今でも繰り返し放送している、里見浩太朗さん主演の「長七郎江戸日記」。
いわゆる正統時代劇だけど、正平さん演じる辰三郎がコメディリリーフ的な役で、登場シーンは見ていて楽しかった。
逆に、辰蔵のシリアスな回では、抜群の演技力でその場を持っていくほどの力があったような気がします。
全国の方はご存知ないと思うのですが、恐らく30代以上の広島県人で知らない人はいない、いわゆるローカルスターがいます。
西田篤史さん。通称あっちゃん。
昨日、亡くなったというニュースが突然飛び込んできました。
近年は活動を控えていたようでしたが、最近ラジオで復帰されてたし、まさかこんなニュースを聞くとは。
まだ、68歳。
広島人にとっては大切な人なので、書き記したいと思い、記事にしてみました。
あっちゃんは、学生時代から、ラジオのアシスタントとして活躍。
パーソナリティの柏村武昭さん(お笑いマンガ道場の司会でお馴染み?!)によく突っ込まれてたなぁ。
その頃中高生?だったので、そんなラジオを聴きながら一応勉強していたので、思い出が蘇りました。
その後は、フリーでテレビ、ラジオで大活躍。長寿番組も多かった。
本当に、広島に住んでる人にとっては、知らない人はいない、ローカルスターのはしりのおひとり。
人懐こい笑顔が特徴的で、優しくて、明るく楽しい人だった。どの番組でも広島弁。面倒見が良くて、多くの後進を育てた。一方で、社会活動やボランティアに積極的に参加し、優しいけどメッセージ性の強い発言もある、一本筋の通った人だった。
優しい兄貴的存在。ご時世には合わない言葉かもしれないけど、ある意味「男気」のある印象でした。
局アナでも、有名芸能人でもない人が、地方とはいえ、ラジオパーソナリティや、音楽番組、バラエティ、情報番組などのMCを長年務める。当たり前のようで、今考えると、実は先駆者だったな、と思う。それだけ、凄い人。
顔も広く、広島にツアーで来られるアーティストや芸能人の方たちとも交流を深められていたようです。
ラジオでも、村下孝蔵さん、浜田省吾さん、吉田拓郎さんやさだまさしさんたちのエピソードを聞いたなぁ。
さださんも、SNSでコメントを出されてました。
そのお話によると、最近はご病気と闘いながらの仕事だったようですが、全くそんな感じは見受けられなかった。
なので、我々にとっては、突然の訃報だったのです。
2年前に、同じく広島のラジオパーソナリティ、一文字弥太郎さんがコロナで亡くなった、という記事を書きました。
あの時と同じくらい、本当に突然。。
病気を悟られないように、懸命に頑張ってきたのかな。
訃報が続いています。
思い出の一時代が、また過ぎ去った気持ち。
あっちゃん、お疲れさまでした。
ゆっくり休んでください。
ご冥福をお祈りします。
ピーコさんが亡くなった。
表舞台?から去ってしばらく経つが、その間も、様々なうわさが絶えず、心配&寂しさを感じていたところの訃報。
残念でならない。
ピーコさんと言えばファッションチェック。
このブログでも、何度かその事に触れている。2012-1 2016-3
どちらも同じことを書いていた。
「オシャレは我慢」
美しくいる、見せるためには多少の我慢が必要と。
そうなんですよね。
最近、その努力を完全に怠っている
プロだろうと、素人だろうと、歯に衣着せぬコメントが大好きだった。
それは、おすぎさんも同じ。
映画の評論は厳しかった。師匠筋?の淀川先生の流れを汲んでいる、正直なコメント、という感じでしたね。聞いてて清々しいというか。
おすぎさんは元気でいるのだろうか。
実は一度、ピーコさんのシャンソン&トークショーに行ったことがある。
変わらない毒舌はもちろん、病気を経て感じた思いなどなど、人間臭さ、温かさを感じる、とても楽しいショーだった。
シャンソンって「人間性が出る曲」という感じで、歳を重ねるごとに円熟味を増す、という印象ですが、いろんなものを背負って生きてきたピーコさんの歌声は、聴かせる巧さというより、心に響く、という記憶があります。
本音を隠し、一見、穏やかで優しいことが美徳とされ、ちょっとでも失敗すると叩かれる世の中。
ネット上で「間違い探し」が正義、みたいな。
本当に生き辛い。
人生をさらけ出し、本音を隠さず、我が道を行く「生きざま」はカッコ良かった。
こういう方たちの方が、人間味があって、本当は優しい人なのだと思うのだけど。
どんどん、世の中が淋しく、殺伐としていて、あの世がにぎやかで華やかになってる。そんな寂寥感がつのる昨今。
ご冥福をお祈りします。
うそやん。。。
西田さん、早すぎるよ。
私自身、この日ちょっと体調悪くて、早退してしばらく休んでたので、夜まで訃報をしらなくて。
今日一番のダメ押し。
思いがあふれて、記事をあげてみました。
最近は車いすでのご活躍だったけど、先週も「人生の楽園」でナレーション聞いたばかり。
声は変わらずお元気だったのに。
おそらく日本人のほとんどが知る俳優。バラエティでも大活躍。
このタイトル、大げさじゃないですよね。
皆さんもそうだと思いますが、西田さんといえば!という作品がそれぞれあると思います。
最近だと「ドクターX」「釣りバカ日誌」だと思いますが、昭和世代の私にとってはやっぱり
「池中玄太80キロ」「西遊記」
「池中~」に関しては、人の感情「喜怒哀楽」が全て感じられる、情熱、愛情のこもったドラマだった。ほぼアドリブと思われるセリフのやり取り。
子どもながらに、なんと面白いおっちゃん(たち)なんだろうと。
長門裕之さんや三浦洋一さんたちとの本気?アドリブ?情熱のぶつかり合いが懐かしい。大喧嘩なんだけど、なんか見ていて楽しくて。子ども心に、仕事ってあんな感じなのかなって。(もちろんオーバーでしたが)
令和の時代、ああいう番組アウトなのかなぁ。本当に「見たいなぁ」と願ってたところだったんです。
日テレさん。
昭和の名作をほとんど再放送しなくなりましたね。
CSじゃなければBSでも、ネットでもいいので、どこかで放送枠を作ってくださいよ。。。
今はアウトかもしれないけど、実際に、ああいう情熱的な時代が存在したんだから。
半面「西遊記」はOKなのね。あれは、ほぼ漫画でしたよね。今見ても笑える。美形の三蔵法師も、ひねくれた沙悟浄も、飄々としたお馬さんも、そして二人のおとぼけ猪八戒も、みんな天竺に行ってしまった。一人残されたヤンチャでオシャレな孫悟空がさびしがってます😭
そして、シリアスな面では
大河ドラマ
「翔ぶが如く」「山河燃ゆ」「武田信玄」
「淋しいのはお前だけじゃない」
などなど。(渋いですか?)
どれもも結構なシリアス路線で、上に書いたような作品で見せる表情とは全く異なる豹変ぶり。
鳥肌が立つほど鋭い表情に、この人は本物の「役者」さんだな、と。
ニュースでの報道見てると、あれも、これも、忘れてる作品が山ほど。「特捜最前線」「白い巨塔」「葵 徳川三代」…どの作品思い出しても、全く違う顔。
井筒監督の「ゲロッパ!」見に行って、映画館でお腹よじれるほど笑ったなぁ。
主役はもちろん、脇でも際立つ存在感。
唯一無二の存在。
今でこそホンワカイメージだけど、昔はギラギラしてましたね~
セリフもアドリブなのか脚本どおりなのか。自由奔放だけど繊細な印象。
青年座ご出身で、新劇やミュージカルでもご活躍。舞台での姿も拝見したかったな。
人を楽しませるのが本当に好きそうで、バラエティなどで登場するだけで安心感と笑顔が出る、そんな方。
長年「探偵ナイトスクープ」では、局長として表情豊かに番組を見守ってくれました。
若かりし頃、松崎しげるさんと飲み屋で即興ライブをしていた話も、何度聞いても楽しくて。
本当にノリの良い方でした。
まだまだ書ききれない。
というか、頭が整理できてない。
あのホンワカした声と、にこやかな笑顔、そして豹変するお芝居。。見られないなんて、本当に信じられない。
というか、こんな記事上げてることが、まだ信じられない。
青年座入団が、なんと私の生まれ年。同じ年月、ずっと演劇に、エンタメに心血を注いで、生涯現役のまま。。
今BS11で、「いごごち満点」という、昭和のドラマを放送中。
全く未見で、西田さんをはじめ出演者がすっごい興味深々だったので、録画してて一気見しよう!と思ってたところでした。
この番組にご出演の赤塚真人さんも先日ご逝去。そして西田さんまで・・・。
見たら感想を書きます。
録りためたもので、いつでも懐かしむこともできるけど。
この方は、それだけでは収まらない。
あー本当に寂しい。
個性の塊、エンタメ界の宝がいなくなってしまった。大損失ですよ。
可能な限り(特に若いころ)数多くの作品の再放送を希望します。
一視聴者でも大きな喪失感。
共演者、スタッフなど一度でも関わった方たちにとっては、もっともっと大きな存在で、喪失感も半端ではないことでしょう。
劇団の先輩、北村総一朗さんのブログがとても染みました。
文章も気持ちもまとまらないけど。。。
今までありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。。。。。
最後に、脚本家の小山内美江子さん。
寺田農さんが亡くなった。
ちょっと今年は本当に訃報が多くないですかね。
TARAKOさんの訃報。
先日の鳥山先生に続き、驚いている。
いや、本当に言葉が出ない。
その日の朝、たまたまX見たら、フォローしてるベテラン声優さんが訃報を投稿されてた。でも、ニュースで流れてこない。デマ?!そんな淡い期待も、午後には打ち消された。
最近の楽しみはラジオ、と先日書きました。
いろんな番組を探しては、お気に入りに登録する日々。
その一つに、ポッドキャストで見つけた、2年前に終了した戸田恵子さんのラジオ番組があります。
番組終了の2,3年前に、TARAKOさんがご出演されていた回を、偶然にもつい先日聞いて、とても楽しかった。
声のコンプレックス、下積み時代、「まる子」との出会い、長寿番組への想い・・・
戸田さんを、声優時代のニックネーム「グリコさん」と呼んでいたのがとても懐かしく、声優ファンだった昔を思い出させてくれて、嬉しかったのに。
やはり、「ちびまる子ちゃん」との出会いは大きかったようですね。
TARAKOさんの、どこかひねくれた感じの、唯一無二の声がなかったら、あのマッチングがなかったら、あそこまでヒット、長寿番組にはなってなかった気がする。。さくら先生と声が似ていた、ということが決め手だったみたいですね。きっと、人物像も似ていたのかもしれない。
他の作品にもご出演されてましたが、あの作品でジャンプアップ、という感じでした。
戸田さんも「アンパンマン」という、長寿作品にご出演されていて、お互い、作品の世界観・キャラクターを大事に、そして、出演者を家族のように思っている、という共通点も語ってました。
過去の番組とはいえ、お二人の楽しそうなトークを聞いたばかりだったので、余計にショックでした。
長寿番組故に、出演者や関係者が亡くなる、という経験も、お二人にはありました。
まさか、主人公を演じたそのご本人が、突然亡くなるとは。
流石に最近は見ていなかったけど、番組開始当初は楽しみにしてました。
大好きだった富山敬さんが、ついにおじいちゃん役か・・・という違う意味での楽しみもあって。
リメイクとか、世代交代とか、以前に書いたことがあります。
もちろん、作品を後世まで残していくためには必要なことだと思いますが、私は古い人間のせいか、同じ作品でも人が変わってしまうと「違う番組」と感じてしまいます。
「ルパン三世」がまさにそうでした。
急だったため、仕方なかったし、変わった方にも申し訳ないのだけど、やはり「お芝居」「持ち味」が違う。
主人公役が亡くなった時点で一旦終了・・・という選択肢があっても良いのではないかと。
「ちびまる子ちゃん」は、ルパン以上に、きっと誰もが、彼女以外の声を考えられないと思う。
そして、もし、後任が立ったとしても、違和感しかないと思うし、演じる方もきっとしんどいと思う。
余談ですが。
2011年、青春きっぷで旅した時、立ち寄った「清水駅」。
今はわからないけど、当時駅構内には、まるちゃん風のイラストがあちこちに。
地元に馴染んでました。
もちろん、そのイラストを見て思い浮かぶのは、TARAKOさんの声・・・
突然すぎて、誰もが受け止められないけれど、誰もが納得する形になればいいな。
まずは、TARAKOさん、今までありがとう。
そして、おじいちゃん役のお二人と、お姉ちゃん、そしてさくらももこ先生・・・天国で出会ってるかな。
心よりご冥福をお祈りします。
2024年はまだ3月。
それにしても、突然の、残念な訃報が多すぎて、気持ちが落ちつかない。
昼休憩にニュース見て、衝撃でまた声が出てしまった。
何でしょう、こんなに訃報が相次ぐ事、ありますかね。
驚きました。山本陽子さん。
つい先日、高橋英樹さんと「徹子の部屋」にご出演されてましたよね?
相変わらず、溌剌とされていたようで、今回のことは本当に急なことだったようです。
八代亜紀さんと言い、山本さんと言い、病気とは無縁、いつも健康で、お元気な印象な方の突然の訃報を聞くと、とても残念な気持ちになります。
何度も書いていますが、有名無名にかかわらず、凛とした、誰にも媚びない、一本筋の通った女性に憧れます。
ま、すべて自分にないものですから
役者さんでいうと、私にとっての憧れの一人は、奈良岡朋子さんでした。一生現役、生涯役者を貫いた方。
かつては、山岡久乃さん、杉村春子さん、藤村志保さん、岡田茉莉子さん、野際陽子さん、加賀まりこ、梶芽衣子さんさん・・・などなど、そういう方たちが、綺羅星のごとく、映像や舞台で活躍されてました。登場すると、ちょっと画面が引き締まる存在。好きなんでしょうねぇ。出演されてる番組を見ると、ついつい見入ってしまいます。
男性の役者さんも、誰にでもいい人より、本音で生きるちょっと尖った、いわゆる「チョイ悪」みたいな方たちに惹かれますよねぇ。
実は、テレビでいい人そうに見えてる役者さんやお笑いの方たちも、本音は結構お口悪かったりしますよね
また話が逸れましたが
山本さんって、そういう凛とした方のイメージ。先ほど掲出した方たちの中にもちろん入る、憧れの人のおひとり。
お着物のイメージが強いけれど、歳を重ねても年中ヒールで通したという、常に「観られてる意識」の強い方だったそうで。
そういう「プロ意識」の高い方、見ていてわかります。
車も大好きで、女優さんで初めてポルシェに乗ったとか。あの当時としては、結構色々言われたと思うけど、自分の好きなことを曲げない。そういうところもカッコ良すぎる。
艶っぽい声と、仕草。
品のある佇まい。
どこか、知的なイメージ。
人の評価を気にしない。
裏表のない、サバサバっとした性格。(多分)
本音を素直に語ったり、年下に気を遣わないと叩かれる世の中。
ああいう生き方の、最後の世代だったかもしれないなぁ。
芸能界に入る前、日本で有数の証券会社に勤務し、優秀な成績を収めていたのだとか。
芸能界への憧れはなかったと聞いたことがありますが、社会人としてもやはり、「人とは違う何か」を持ってらしたのでしょうか。
社会人、芸能界、全ての経験が、あの佇まいを生み出してたのでしょうか。
いろんな作品にご出演されてましたが、私は
という時代劇が好きでした。
いわゆる、「仕事人」的なドラマでしたが、こちらも大好きだった山城新伍さんとの共演が素敵でねぇ・・・
もう、セリフのやりとり、仕草、表情・・・「大人の世界」なんですよ。
今考えると、お二人とも50代だったと思うのですが、今そんな存在、いないなぁ。
あまりに突然すぎて、なんか上手く表現できないけれど、とにかく憧れの方がまた一人いなくなってしまって、本当に残念で仕方ない。
心よりご冥福をお祈りします。
ぜひ、「付き馬屋~」CSさん放送お願いします!
以前、ポッドキャストからラジオを聞くことが増えた、という記事を書きました。
ラジオでも、「ザッピング」をする癖がついているみたいでいろいろ検索してみると、見つけちゃいました。
とんねるずののりさん、こと木梨さんが、土曜の朝6時からラジオをやってるそうで。
母からそういう番組があることは聞いてはいましたが、実際聞いてみると・・・まぁ朝から、テレビのとおりのテンションの高さと自由さで、笑えるやら、呆れるやら。
でも、昔から変わらないパワフルさから、活力をもらえそうです。(リアタイで聞いたら、元気でそうです💪)
変わらないのりさんの、「やりたい放題」感。
最近、ああいう方、少なくなりました。
「予定調和」じゃない笑いとか、ハプニング、好きですねぇ
今思いつくお笑いの方だと・・・
のりさん、さんまさん、ダウンタウン浜ちゃん
あたりかな。(あくまで個人的な感想です)
一見自由人のようで、本当は計算されているのかも。それがあっての、笑い。絶妙な加減ですね。
そして、あまり世論を気にしない、ブレない芯の強さ。
もちろん、稽古を重ねて段取りをきちんと踏んだ、計算されつくした笑いも好きです。
篠山紀信さんの訃報を聞く。
一度見たら忘れないビジュアル、情熱的でユーモアのあるトーク、そして、多くの話題を集めた作品・・・
なんだか、太陽のような方だった気がします。
一度、写真展「写真力」に行ったことがあります。2017.5記事
著名人の写真が主で、その方たちの「新しい表情」を引き出しているようで、さすがだなぁと。(素人目ですが)
東北の震災後を捉えたものもありました。
写り込んだ人々の表情から、気持ちが伝わってくるようで。
まさに「写真の力」というものを感じた記憶があります。
脚本家、山田太一さんが亡くなった。
正直、代表作とされる「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」は、きちんと見ていません。
チラ見とか、中井貴一さん、柳沢慎吾さんなどのエピソードトークから、何となくストーリーをしている程度。
私がとても好きだったのは、
「男たちの旅路」
「シャツの店」
「高原へいらっしゃい」
など、70~80年代の、不器用な男たちの奮闘、もしくは日常を描いたドラマ。
大河ドラマ「獅子の時代」
も、幕末期のオリジナル作品で、無名(架空)の主人公たちの奮闘、葛藤の熱量に圧倒された。
主演の菅原文太さん、加藤剛さんの熱演もあり、いわゆる一般的な「幕末もの」とは一線を画す、印象的な作品でした。
といっても、「シャツの店」以外は、BSやCSでの全部後追い。
古いけれど、「古臭い」とは思わない、どれも見ごたえのある作品だった。
テンポの良さや謎解きとは無縁。
ごく普通の人物の心情を丹念に描かれ、かつ世相を反映した、「ながら見」では到底視聴は無理な作品。(なんでもそうだけど)
といいますか、「ながら見」にさせない力強さ、反骨精神があって、見始めると手が止まる。食い入るように見てしまう。そんな作品の数々・・・(な~んて偉そうに😁)
山田さんの作品の一覧を見ていると、単発ものを結構見ていました。
それも、主演が鶴田浩二さん、高倉健さん、山崎努さん、緒形拳さん、渡哲也さん・・・いわゆるいぶし銀の「映画スター」が主演されてるものばかり。なぜだろう。完全に私の趣味
山田さんの脚本に絶対的信頼を寄せていた、山崎努さんの談話が新聞で紹介されていて、とても印象的だった言葉。(曖昧な記憶ですが)
「脚本は素晴らしいのに、演出・演者によってドラマが全くつまらないものになった。申し訳なかった」
どの作品かはわかりませんが、そういうジレンマ、あるのかもしれませんね。
山崎さんも、中井貴一さんも言われてましたが、山田さんの信念は「セリフは一言一句変えてはならない」とのこと。
橋田壽賀子さんもそうでした。
自分の手を離れたら、あとは自由に、という方もいるみたいなので、どちらが良いとか悪いとかわかりませんが、それは、想像を膨らませ、世界観を絞り出して作った作家としては、変えられるのが許せないのもわかる気がします。
活字上はいい作品なのに、でき上ったドラマがヨロシクないって、ね。
演者の力量もあると思いますが、演出・監督の手腕も大きいんですね。
鈴木瑞穂さんの訃報を聞く。
と言っても、あまりご存知の方も少ないのかな。
最近お姿を拝見していなかったので、大往生とはいえ、また一人、昭和の名優がいなくなることが淋しいです。
舞台を拝見したことは残念ながらないのですが、テレビでは「社長」「政治家」という貫禄のある存在。
ハッキリとした口跡、説得力と重厚感のある声でのナレーションがとても好きでした。