はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

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ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

渋い役者さんたち 。

2022-07-18 08:04:00 | 気になる:人

少し前ですが。

佐野浅夫さん、野村昭子さん。

ベテラン俳優さんの訃報が相次いだ。

お二人とも、高齢になるまで現役でしたね。


どちらも、脇役、いぶし銀、職人という印象が強いです。
浅野さんは、後年「水戸黄門」で主演を務められましたが、(あくまで個人的な意見ですけど)スター性があるとかないとかそういうことではなく、主演よりも脇の方が好きだったなぁと。

 

お二人とも、

声が大きい
 
そんな印象。そして、
 
浅野さんは・・・悪役も多かったですが、「頑固おやじ」。
野村さんは・・・口は悪いけど気のいいおばちゃん。これに尽きます😁
 
そういえば、お二人とも映画や舞台はもちろん、懐かしき「ホームドラマ」やサスペンスなどでご活躍されてましたね。

おそらく、普段はごく普通の、大人しい感じなんだろうな、と思います。インタビューなど聞いてると。(いつもハイテンションな人ってあまりいませんよね😝)

それが、お芝居を通して、強烈なインパクトを出したり、個性のかたまりな感じを受ける、という。
役者さんて、不思議な商売だな、と改めて感じます。
 
 
 
スター的な、華のある役者さんはいっぱいいます。
むしろ、そういう方の方が評価されがちですが・・・・
 
以前も書きましたが、
「脇役がいることでスターが引き立つ、芝居が成立する」
と思っています。
 
これは、ドラマだけでなく、宝塚でも、それ以外の舞台・映画でもそう。
子どもの頃からそうなのですが、どうしてもそういう方たちに目が行くのです。
 
最近、「際立った脇役」って少なくなりましたね。この人が出てきたら「何かありそう」みたいな、ね。
 
 
脇役(という言い方も失礼なのかな)に徹する方もいれば、「いつかは主演を」という願望を持っている方もいる。
浅野さんの訃報を受け、共演した伊吹吾郎さんが
「水戸黄門の主演が決まって、浅野さんが子どものように喜んでいた姿が・・・」
というコメントを出されていて、ちょっと意外、というか驚いた。そうだったのか、と。
「水戸黄門」は別格・特別という感じもありますが、やはり役者をする以上、一度は「主演」というのが目標、憧れなのかな。
 
 
取り留めのない話になりましたが、ともあれ、ドラマの一時代を支えた方たちの相次ぐ訃報。寂しいです。
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キャラ変 。

2022-07-08 07:28:00 | 気になる:人

シリーズ化されている

「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」

 チャンネル銀河HPより

小泉孝太郎さんがいい味出してますよね。
どこかお坊ちゃんで、頭脳明晰だけど、空気を読まない、というか、何考えてるかわからない、我が道を突き進む「変人キャラ」。

真面目、いい人、お坊ちゃま。そういうイメージ。
それが悪いという訳でなく、ご本人がそういう方なので、にじみ出てしまってますよね。

だけど、このドラマで、小泉孝太郎さんも「変人」の域に入った、記念碑的作品?かなって。

全体のチームワークも、仲良しでないけど、いざという時結束する、という関係性が面白く、また、裏テーマもしっかりしているので、放送されるとついつい見てしまってます。

基本、「いい人」は変わらないでいてほしい反面(そういう役者さん少ないですから)極悪非道な役柄も見てみたい気もします・・・

 
 
いい人→変人に変貌した人。
 
もう、高嶋弟、政伸さんでしょう。

どうしても「ホテル」の「姉さん・・・」といういい人キャラの印象が強くて、キャリア的に、真面目で、熱血漢で、という役が多かった気がしますが、いつの頃からか、「変人」に変貌してしまってて。
時々、恐怖すら感じるくらい

逆に、普通の役でも「裏に何かあるのでは?」と思わずにはいられない、そんな人に。
お芝居の巧い方だし、今後もますます楽しみです。(何目線?)
 
中井貴一さんも、生真面目で冗談なんて言ったら怒られそうな雰囲気だったのに、いつの頃からか、コメディも上手い(いや、むしろ得意としている?)、幅の広い役柄を得意とされるような方になりました。だけど、最近少なくなりましたが、画面に登場すると、ピリッと引き締まる、そんな存在のような気がします。(本当に何目線?)

上川隆也さんも、熱血漢や真っ直ぐな役柄が多かったですが(「陰の季節」とか大好きで)、徐々にその内面がひねくれてたり、こじれてたりしてきて、さらに「遺留捜査」の辺りから、「何者?」感が増してきました。

 
そういえば、あの!笹川刑事部長、いや、本田博太郎さんも、実はかつて、爽やか熱血好青年の時代があったんですよね!
若いうちから「何者かわからない」変人に落ち着いた?感もありますが
当然お芝居も上手い、しかも唯一無二、余人をもって代えがたい、本当に稀有な存在です。
 
 
 
以前、悪役専門の人が、歳を重ねて渋い、味わいのあるいい人に変わっていく人が多い、という話を書きました。
 
このケースは、まさに「真逆」。
確かに、ずっと「同じ路線」でいるのも疲れるし、経験を重ねるにつれ、難しくなりますよね。
 
今思い当たるところで、ずっと「二の線」で来てる人って・・・
田村正和さん
(パパはニュースキャスターは、キャラが濃すぎたよね)
村上弘明さん
 
・・・くらいかなぁ。
 
結局、メディアに出過ぎず、バラエティとかに染まらない、ってことなのかな。
別に、どちらが良いとか悪いとか、そういうことではなく。
人それぞれの持ち味や、経験値、年齢から生まれてくるものなんでしょうけど、ちょっと面白いもんだなって。
 
 
ただね、今20~30代の方は若い頃から幅広い役柄を演じられて、バラエティ慣れもしてるので、驚くような「キャラ変」を発見することはもうないのかとと思うと、ちょっと残念だけど。
 
 
さて、次は誰が「完全キャラ変」するかな?
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中年の星 。

2022-07-01 07:54:00 | 気になる:人

・・・どうも、同じような話題になりつつありますが。

昨年が、M-1で優勝した「錦鯉」さん。

 
一気に売れっ子になり、テレビで見ない日はない、という印象。
面白いのかどうか、よくわかりませんけど💦
出てるだけで笑える、というのは得ですよね。
 
苦労に苦労を重ねて、40、50歳を過ぎて一躍人気者になった彼ら。
「中年の星」
と呼ばれてます。
 
・・・中年。
実は彼ら、年下なんだよね😅
 
見た目は、すっごく老けてるんですが。
いや、自分も鏡を見れば、すっかり老けてる。
 
そうそう。
自分も自覚しなくちゃ。
してるつもりなんだけど、同世代が中年・おじさん、おばさん扱いされてると、なんだか複雑。
 
普段は気にしてないけど、やはり、
 
頭と体の乖離」
 
はものすごく実感。
頭ではできてるつもりでも、身体がついてこない。
のどまで言葉が出てるのに、口から先に出てこない・・・
 
この数年、急速に衰えを感じます。(何度も書いてますけど)
そして、コロナ禍でさらに加速された気がする。
 
 
若者にバカにされようと、笑われようと、同世代の芸能人の皆さん(40代後半~50代前半の人、多いんですよね)がどんどん頑張って姿を見てると、励みになります!応援してます

飾らない人柄、ほぼスッピンだけどイキイキと輝いてる、同い年のいとうあさこさんも、特に大好き!
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三兄弟 。

2022-05-13 12:08:00 | 気になる:人
少し前に、山本圭さんの訃報を聞いた。

山本さんといえば、知的で理解のある父とか、包容力のある人格者・・・の印象が強かったのですが、近年だとやはり

「やすらぎの郷」 2017.4 2017.10
「やすらぎの刻」 2019.4 2020.4

の「大納言」役ですねぇ。
過去にヒットした作品で人気を博し、シリーズがされたけど、その後役に恵まれなかった元役者。
ちょっとやけっぱちで、愚痴っぽくて、ちょっとヤンチャで、今まであまり見たことのない役柄で、とても楽しませていただきました。
2時間ドラマでもよく拝見していたので、かなり寂しいです。

 

山本さんは、それぞれ個性の異なる他の二人の兄弟と共に俳優業で活躍された方。
いわゆる「山本三兄弟」としても有名でした。

長男の學さんは、スマートで、インテリっぽい印象のある役が多い。
(弟さんはあまり存じ上げないので、失礼)
三人で共演、という印象はあまりないのですが、もしあれば、見てみたい。

 

三兄弟といえば、代表格?は、やはり

「田村三兄弟」 2016.1 2021.4

ですよねぇ。
顔は似てるけど、こちらも本当にそれぞれ個性が違って。
こちらは、「乾いて候」とか「勝海舟」など、共演も多くて、見ているだけでなんだかワクワクしてします自分が

 

少し前になると、

「河原崎三兄弟」

もいました。
こちらも、それぞれ個性が違ってて。
長一郎さんは、いい人、優しいお父さん代表みたいな存在。
次郎さんは、ちょっと厳つい役。
建三さんは、なんというか、ダメなおじさんとか、長いものに巻かれるようなタイプの役が多いというか(失礼)

どの三兄弟とも、父親や親族が芸能関係者、芸能一家という共通点があるそうで。

 

姉妹だと、芸能人ではないけど
 
「コシノ三姉妹」
 
もいらっしゃいますね。
ここもなかなか強烈ですが
 
 
同じ業界で親子、兄弟姉妹、いや、親戚関係、一人、二人が、というだけでも凄いのに、三人も揃って活躍されるって、なかなかないこと。運もあるかもしれないけれど、努力と才能の賜物、そして少なからず「ライバル意識」もあったかもしれませんね、きっと。
 
 
相変わらず、とりとめのない話になりましたので、この辺で。
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トラベルミステリー 。

2022-03-13 16:11:00 | 気になる:人

西村京太郎さんが亡くなった。
サスペンス好きとしては、残念でなりません。

これまでも、いろいろとサスペンス・2時間ドラマなどについて、いろいろと書いてきました。

2017.5 「やっぱり「サスペンス」」


特に、「十津川警部シリーズ」については、何度か書きましたね。

2017.2 「新・十津川警部シリーズ」
2017.3 「また訃報が・・渡瀬恒彦さん」

西村作品は、「十津川警部シリーズ」だけでなく、「左文字進シリーズ」、「鉄道警察官シリーズ」などなど、ドラマ化されたシリーズものを数多く見てきました。

が、単発もの、連続ドラマなどなど挙げると、知らない間に結構視聴していたことに、改めて気づかされました。

 

西村さんといえば、やはり

「トラベルミステリー」

の先駆者。
列車・時刻表を駆使したトリック、それを解決していく刑事たちの活躍が見ごたえがありました。

 

トラベル=各地の観光地・名所旧跡が見られる。
それを、ミステリーと組み合わせるという、今では当たり前の展開も、西村さんの作品がなければ生まれなかった。

大好きなサスペンスもすっかり下火になり、再放送を繰り返し見ていますが、観光地だけでなく、今はなき列車・路線の数々を見られるのが楽しみ。やはり、列車は「スマホ検索」じゃなく、「時刻表」とにらめっこの方がワクワクしますね。
ただ、これだけスマホ・SNSが発展すると、列車トリックを考えるのも相当ご苦労されたのではないでしょうかね・・
伊東四朗さん演じる亀井刑事も、ドラマの中ではっきり「パソコン系は苦手」と言ってたっけ。

それにしても、「妄想の旅」を楽しめる作品の数は、やはり西村さん原作のものがダントツではないかと。


特に、十津川警部シリーズでは、全国各地を、その土地の列車を活用して巡るので、見ている側は本当に観光気分
自分が旅行でその土地を訪れたとき、既視感があった時は、「ドラマで見たんだな」と思わず笑ってしまいました

そういえば、高知を旅行した時、宿泊したホテルに、渡瀬さんを含めたロケ隊の写真が飾られてました!

2009.9 「高知の旅」


足摺岬(2009年の旅行写真より)

高齢になっても、西村さんは新作への意欲が衰えなかったと聞いています。
活字より映像派なので、新作のドラマ化を期待したいところですが・・・こちらももう叶いませんが、渡瀬さんで見たかったな。

 

 

名コンビだった山村美紗さん、「浅見光彦シリーズ」の内田康夫さん、そして西村さん・・・
ミステリーの名手がまた一人いなくなって、寂しい限りです。
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優しい瞳に、芯の強さ 。

2022-02-24 12:10:00 | 気になる:人

西郷輝彦さんが亡くなった。
訃報を聞いて数日。未だ、虚無感が。
正和様の時くらい、もしかしてそれ以上かもしれない。

 
実は、西郷さんのTweetをフォローしていました。
最近、SNSを活用する芸能人の方は多いですが、あの世代の中では始めたのが結構早い方だったのでは?
日々の生活、お仕事の話、ご自身の意見などなど、とても楽しく拝見していましたが、最近、更新がないので心配していたところでの訃報。。。
 
 

西郷さんといえば歌手の方ですが、やはりはぎおにとっては

「時代劇スター」
 
物心ついたころには「江戸を斬る」を見ていて、大好きでした。従来の「遠山の金さん」シリーズとは一線を画す、あまり桜吹雪を見せない、血気盛んな「青年」金四郎がはぎおにとっての金さんでした。
他にも「大岡越前」をはじめ、「あばれ八州御用旅」「あばれ医者嵐山」「闇を斬る!大江戸犯科帳」・・・単発やゲストまで入れたらどれくらいあるのだろう。
 
現代劇でも、「女捜査官」「意外とシングルガール」。。。そして「刑事佃次郎シリーズ」。渋いドラマだったけど、六平直正さんとのコンビが楽しくて。
 
なぜだかわからないけど、西郷さんのお名前を見ると、つい見てしまってました。
作品の大半は見ているのではないかと。
 

「江戸を斬る」のお若い時から、声も表情も貫禄があった気がします。テーマ曲もいい曲が多かった。

時代劇も、現代劇も、硬軟どんな役柄も演じ分けて、シリアスもコメディも、骨太な存在感、貫禄、頑固さとユーモア・柔軟さを併せ持つような方でした。
 
偶然にも、今CSやBS各局で西郷さん出演の時代劇やサスペンスが放送中で、毎日のようにお目にかかっていた。
なので、お顔を見ると、今は寂しさがつのる。
 
 
恐らく、決定的に好きになったのは、

「独眼竜政宗」

です。正直当時は、伊達政宗という人物をよく知らなかった。
けれど、ドラマの影響ってすごいですね。
脚本のジェームス三木さんの術中にはまった?というか、はぎおの中ではあの世界観イコール「伊達政宗の生涯」。
そして、脇役という立場でも主人公並みにドラマを盛り上げた、片倉小十郎という人物を知り、好きになったのは、西郷さんのお芝居のおかげかと。
冷静な中にも、芯の通った忠臣。
今でも、あのドラマ、片倉小十郎役を越える人はこの先出ないかも、と思ってます。

 
日テレの年末時代劇での活躍も、本当に良かった。
「忠臣蔵」の毛利小平太
「田原坂」の西郷従道
「五稜郭」の黒田了介
・・・そういえば、どれも、里見浩太朗さんとの共演ですね。
 

役柄は骨太、男気のある印象だけど、トークやバラエティで見せるユーモアあふれる姿も楽しかった。
そういえば、クイズ番組の司会もされてましたね。
 
 
なんだろう。西郷さんの思い出がどんどん蘇る。あふれ出る。

 
残念。本当に残念。
75歳なんて、今まだ若すぎる。
これからもっと、渋くて、ダンディで、重厚感のある役柄を見せていただけると、楽しみにしていました。
なんだか最近、子どもの頃から楽しませていただいていた方たちの訃報が相次ぎ、そのたびに、身近な方が亡くなったかのようにガックリ来ちゃいます・・・
 
今までありがとうございました。
心より、ご冥福をお祈りします。
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田村正和まつり 。

2021-12-26 09:07:00 | 気になる:人

正和様が亡くなって7か月。

年末、CSでは追悼として、出演作を一挙放送してくれています。

 

時代劇専門チャンネルや東映チャンネルでも「運命峠」「眠狂四郎」「大忠臣蔵」「乾いて候」

・・・クールな2枚目はホントに素敵だけど、あまりハマらなかった。なぜだろう。
カッコ良すぎるから?(佇まいは本当に美しいです

 

くぎ付けになるほど見てしまったのは、(何度も見てるんだけど)40代を過ぎてからの

「パパはニュースキャスター」 「パパとなっちゃん」「古畑任三郎」、そして時代劇の「勝海舟」・・

 今回の一挙放送で初めて見た

「協奏曲」「オヤジぃ。」
 
今回見ていないけど、フジで「総理と呼ばないで」という番組もあったなぁ。
 
キャラはみんな違うけれど、こちらの方がとても魅力的に感じた。
 
…共通点は
プライドが高くて超めんどくさい、やっかいな人
だけど、ほっとけない人
 
ダメ男だけど、根本には可愛らしさと優しさと、そして切なさを感じるのは、田村さんの持ち味なのかも。
他の方が演じていたら、本当に「嫌な人」にしか思えない。それこそ今で言う「パワハラおやじ」「炎上」もの
かもしれない。
実際こんな人たちがそばにいたら、やっぱり嫌だ

 
経験と、持って生まれた「素質」で、一見ウザい人も「愛すべき人」に、魅力的な人に演じることができる正和様、やっぱり素敵です。
 
そんな正和様を一挙に見ることができて、幸せではありますが、ずっとテレビにくぎ付けになってしまい、ダメダメな年末を迎えようとしています・・・
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貫禄とユーモアと 。中村吉右衛門さん・・・

2021-12-06 08:21:55 | 気になる:人

吉右衛門さんが亡くなった。
訃報を聞いてから、6日が経つ。
それでも、大きな喪失感がぬぐえない・・・
(思いつくまま綴るので、かなり長くなりそうです。。)

 

私は、本業の歌舞伎の舞台姿はほとんど見たことがありません。お恥ずかしい💦
東京の旧歌舞伎座で・・・と思っていたら、拝見したのは2004年、巡業公演でした。(記憶っていい加減

’04~’05 観劇記録

演目は 「双蝶々曲輪日記~引窓~」など。今思えば、本当に貴重な体験でした。
すでに、「鬼平」で人気を集めていた吉右衛門さんですが、歌舞伎人気は当時下火だったのか、敷居が高かったのか、地方のホールの客席はガラガラ・・・あれだけの大看板に来ていただいて、一観客ながら、大変申し訳ない気持ちでいっぱいになったことを思い出しました。

 

私には、映像、特に時代劇のお姿が印象強く。
ただ、最初の記憶は、「鬼平」・・・ではなく、NHKの

「武蔵坊弁慶」

だったなぁと。
お兄様の(当時)市川染五郎さんは、大河ドラマなどでよく拝見していたのですが、中村吉右衛門という名前を認識したのはこのドラマだっだかと。
そして、牛若丸→義経のストーリーと、「弁慶の仁王立ち」などの印象的なシーンは、このドラマで初めて見た気がします。あの当時から貫禄と力強さ、そしてユーモアがあって、「弁慶のイメージ」を印象付けられた気がします。
そういえば、「80歳で『勧進帳』を演じるのが夢」と語られていました。一度、勧進帳の弁慶を拝見したかったな。

 

そして、忘れてはいけない、

「鬼平犯科帳」

これに関しては、ブログ初期の頃から何度も、何度も記事にしていました。

2006年その1  2006年その2  

2012年  2015年その1 2015年その2

2021年


娯楽時代劇、特に「大岡越前」(こちらも何度も書いてますが)の影響を大いに受けて育った私。
人生の裏表を知っている長谷川平蔵という人物、人情の機微、そして単純な善悪ではないドラマ。この「大人の時代劇」を初回に見たとき、多感な時期だった私はとても衝撃を受けたものです。

 

再放送で何度も見ているはず。
昨日、追悼番組として、初回を含めた5作品を放送されていましたが、30年以上経った今見ても、色あせない作品。そして、吉右衛門さんの表情、仕草(佇まい全て素敵ですが、煙管を持つ時の手、刀を収める時の一連の流れが特に美しい)、語り口・・・一挙手一投足見逃すまいと、今までより食い入るように見入っていました。


ご本人は、「鬼平と真逆の性格」とおっしゃっていたようですが、ユーモアと重厚さ、優しさと厳しさ、艶っぽさと子供っぽさ・・・トーク番組などで拝見した限り、ご本人の素顔と重ねて見てしまっていました。

 

吉右衛門さんの作品をきっかけに、初代松本白鸚さん、丹波さん、錦之助さん・・・すべてのシリーズを拝見しました。それぞれの個性の違いもありますが、「鬼平ワールド」にすっかりはまっていました。「文芸時代劇」の世界に導いていただいた、そんな感じかも。





他にも、若かりし頃の「切り捨て御免」、王道の「忠臣蔵」・・・
映像の吉右衛門さんにすっかり魅了されていました。

そういえば、どの役も「頼りがいのある強いリーダー」ですね。そういう役がお似合いでした。



先ほども書きましたが、お芝居はもちろん、トーク番組での優しい笑顔とユーモアあふれた語り口がとても好きでした。本当におしゃべりが上手な方でしたね。
「吉右衛門」という名前を受け継ぎ、長年重圧に押しつぶされそうになっていたこと、フランス文学やジャズに傾倒したという青年時代のお話、ディズニーとプーさんが大好きという一面、病気と闘い続けた晩年・・・古典芸能の継承者として、歌舞伎に対してはご自分にも人にも厳しい反面、飾らないお人柄で、あくまでもテレビの印象ですが、(陳腐な表現ですけど)1人の人間として、とても好きな方でした。

 

渋いお声と、貫禄のお芝居と、知的でユーモアのあるお話と・・・
あのお姿が見られなくなったのは、本当に寂しいです。残念です。
せめて映像でのお姿を拝見しながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。
そして、心血を注ぎ続けた「歌舞伎界」、古典歌舞伎がこれから先も継承されることを願って。

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カープ黄金期の名将が・・・

2021-11-16 20:44:00 | 気になる:人
今日、広島カープの鈴木誠也選手が大リーグを目指す、というニュースが。
まぁ、遅かれ早かれカープを旅立っていくんだろうな、とは思っていましたが、巡って来たチャンスをぜひ活かして、活躍してほしいです💪


個人的には、誠也選手の話題以上に、こちらに目が行きました。


全国的には話題にならないかも知れませんが、広島県人、特に、50歳以上の方にとっては、忘れられないお名前のはず。
万年Bクラスだったチームを初優勝、そして、日本一にまで成長させた「名監督」です。


子供の頃、カープは絶対的に強いチームでした。(初優勝の記憶はないんだけどね💦)
今みたいなイケメンや癒し系な選手ではなく、昔はイカツイ「野武士」みたいなおっちゃんばかりだったイメージ(子供でしたから😁)そんな中、感情を表に出さず、冷静沈着な印象の、まさに「智将」。ベンチでは、いつも柱の影から見え隠れしてましたね。インタビューや解説での低音ボイスも素敵でした・・・
いつも穏やかで、ユーモアのある一言に温かみを感じていました。でも、監督としては厳しかったとか。そこはやはり「プロフェッショナル」だったんですね。


古葉監督が去った後、Aクラスにいたものの、優勝は1回かな?
その後は低迷期が20数年続く・・・という状況で、次第にあまり見なくなってしまいました。
もちろん、監督・選手の名前はなんとなくわかりますが、子供の頃のように強烈な印象は残っていないかも。


2、3年前だったか、テレビで拝見した時も、変わらない印象で、お元気そうだったのに。
訃報に接し、なんだか猛烈に寂しさが押し寄せて来ました。
先年亡くなった衣笠さんと共に、昭和の熱狂的な時代の記憶がまた一つ去ってしまった。そんな気持ちです。


また強いカープが戻ってくるよう、見守っていただきたいな。
心より、ご冥福をお祈りします。
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「老優たちの日々」

2021-10-21 12:02:00 | 気になる:人

どうも、年代・世代の話題が続いてしまいますが

 

先日、BSで「シャーロック・ホームズ」を見たあと、突然このお3人が登場。

どうやら、「NHK特集」のアーカイブスのひとつのようでした。
 
タイトルは「老優たちの日々」
 (テレビを撮影)
懐かしいなぁ。
左から浜村純さん、加藤嘉さん、花沢徳衛さんです。
皆さん当時、同じ事務所に所属されていたようです。
 
途中、笠智衆さんや浦辺粂子さん、大滝秀治さん、なども登場。
 
タイトルに「老優」が付くくらいですから、老いや病気との戦い、同世代の仲間が亡くなっていく寂しさ、今自分にできることなど、日常の生活を、インタビューを交えながら追っていました。
いろんなものを抱えながらも、タイプの違うお3人の共通点は
「衰えない芝居への情熱」
プロフェッショナルでした。
 
 
この方たち、自分が物心ついた時から「おじいちゃん」だったなぁとなどと思いながら見ていましたが…(知ってる私も相当ですが😝) そう、私が思い描く「おじいちゃん像」というのは、こんな感じの方たち。
 
恐らく昭和61年放送の番組で、当時、浜村さんが80歳、加藤さんが73歳、花沢さんが75歳。
 
えっ⁉️ 加藤さんが1番年下?
記憶が間違ってなければ、浜村さんが1番最近までご存命だったかと。その方が1番年長者だったとは。
 
 
それにしても、73歳…本当に失礼ですが、印象的には今の85、6歳くらいに見受けられます。


一件、穏やかそうに見える加藤さん。
意外にも、(若い)奥さまに指摘されると、「素人が黙ってろよ!」と江戸っ子?みたいに強い口調で言い返す、意外な素顔。仕事モードになるとご家族も気を遣うほど結構ストイックな方。
 
花沢さんは、テレビで見るとおりの、気さくでおしゃべり好きそうなおじさん。病気されたことも「年だから仕方ない」と受け流すタイプ。
大滝さんや、浦部さんたちと楽しく?!麻雀されてる姿が、時代だな~って。
 
浜村さんは、戦争で兵士として辛い体験をされていますが、歳を重ねるごとにそういう「厳しさ」は感じられず、80歳を迎えても姿勢がよく、電車で職場へ通う、イメージどおりの穏やかな紳士。


みなさん、昭和初期から活躍され、戦争を経験し、乗り越えてきた「重み」が、貫禄に繋がるのでしょうかね。
 
プロフェッショナルな姿と、桜の木の下で宴会を楽しんでいるお姿と、名優たちのオンとオフの顔を懐かしく拝見しました。
 
 
 
ところで、今ご活躍の70代。調べました。
舘ひろしさん、中村雅俊さん、神田正輝さん、岩城滉一さん、市村正親さん、鹿賀丈史さん、北大路欣也さん…
 
違いすぎる😁
今の方たちが若すぎるのか?
 
バイプレイヤーと言われる方たちだと、
橋爪功さん、角野卓造さん、笹野高史さん、平泉成さん、小野武彦さん・・・いやいや、まだまだいらっしゃいます。
いぶし銀の方たちばかりですが、それでもまだまだ皆さんお若いです。
 
 
最近、同じような「老いとの戦い」ドキュメントを、先般亡くなった織本順吉さんや、仲代達矢さんで見ましたが、当時お二人とも90歳前後だったので、それを思うと、今の70代は、まだまだ若い、現役世代なんだなぁと。
 

今の人が悪いとか、そういうことではないです、決して。
ただ、時代背景、世相の違いは大きいですよね。これは、自分たち50代もそうですが、明治や大正、昭和初期生まれの方たちには、「貫禄」に関しては越えられそうもない。このドキュメントを見ながら、そんな気がしました。
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千葉さん・・・ 。

2021-08-22 15:47:47 | 気になる:人

千葉真一さんの訃報。
ショックでした。突然で。
しかも、コロナでって。
それはないよ・・・とこぼしてしまいました。
無念だっただろうな・・・


数年前かな?まだご存命だった梅宮さんとの対談。
相方松方さんを亡くし、「仕事はもう引退」と元気がない様子の梅宮さんに対し、「ぼくはまだまだやりたいことがたくさんあるんですよ!」と、当時すでに70代後半だったにもかかわらず、パワフルで、エネルギーに満ち溢れていた千葉さんが、ものすごく印象的でした。

 

さすがに「キーハンター」は世代ではないですが、一番よく見ていたのは

「影の軍団」

かな。
毎回「特撮」みたいにすごくて、爆破もドッカンドッカンが当たり前。
今思えば、「西部警察」同様、毎週放送されてたことに驚きです。
JACの皆さん総出演で、アクション、特に殺陣が、時代劇スターとはまた違うカッコよさで。
なぜか、毎シリーズ登場した樹木希林さんと千葉さんとのコメディタッチのやり取りも楽しみで。

「里見八犬伝」もはまったなぁ~

あとは、おぼろげに覚えてるのは「柳生一族の陰謀」「戦国自衛隊」「柳生十兵衛あばれ旅」と、東映の映画もろもろ・・・

大好きな真田広之さんや堤真一さんをはじめとするスターを生み出したJACを創設し、アクションスターというものを確立した第一人者。

とにかくパワフルで、バラエティに出れば気さくで一生懸命で。
あの世代の「銀幕スター」たちがドンドンいなくなってしまうのは、本当に寂しい。


公私ともにいろいろあったかもしれませんが、ああいう豪傑、絵に描いたような男らしさ、あれほどの情熱家はもう現れないだろうな。もしかしたら、「最後の映画スター」だったかも。


残念です。
ご冥福をお祈りします。
 
 
千葉さんは、体力に自信があったので、ワクチンを受けなかったとのこと。
受けていれば罹らなかったか、重症化しなかったか、は今となってはわかりませんが、その原因の一つであれば、残念なことです。

はぎおも正直、ワクチン接種には消極的でした。副反応の声が多数占めているし。
しかも、予約が全く取れない状況。
年末くらいにチャンスがあれば・・・程度に考えてました。
ただ、千葉さんのニュースをきっかけに、接種について再考している時、偶然、予約再開の情報が入り、思い切って電話してみたら、あっさり取れてしまった。
タイミングなんですねぇ・・・
 
副反応は怖いし、どうなるかわからないけど、確か、ラグビー女子が語ってた
「死ぬこと以外はかすり傷」
をという言葉を思い出し、挑戦してみます。
 
千葉さん、考える機会を与えてくれて、ありがとうございました。
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最後まで「正統派二枚目」田村正和さん  。

2021-05-24 08:18:00 | 気になる:人

最近の若手俳優さん、みんな上手いけど、なんというか、「個性的」すぎて。
上手いのだけど、「顔芸」「憑依」が先行な感じがして。
もっと「正統派」がいてもいいのかな?

「正統派二枚目」なんて言葉は絶滅したのかもしれない。

 

なんてことを書こうと思っていたところ、まさに「正統派二枚目」の代名詞

田村正和さんの訃報

ショックでした。本当に。
ブログ振り返ると、結構初期から正和さんのことを書いていました。

田村正和氏」「若さま侍捕物帳」「フィクションから学ぶこと(勝海舟)」「古畑任三郎

古畑はもちろんですが、大人になってから「眠狂四郎」をはじめとする時代劇で良く拝見しました。
表情はもちろん、立ち居振る舞いが美しいんです。どの角度から見ても。
「ザ・二枚目」です。本当に。


実は、若手俳優さんの下書きでこんなことを書いていました。

個性出すのは40代でも50代でもいい。
そう、今強烈なキャラを出してるのは、かつて若い頃正統派やいい人の代名詞だった50代の人たち。
引退してしまいましたが、田村正和さまは、40代くらいで「うちの子にかぎって」や「古畑任三郎」に出るまで、ほとんど寡黙やニヒルな二枚目で通してましたしたよね。

 

どちらかと言えば、はぎおにとっては子どもの頃は、コメディの正和さんのイメージです。
「うちの子にかぎって」「パパはニュースキャスター」「カミさんの悪口」「パパとなっちゃん」 (パパとなっちゃんが大好きで)そしてコメディタッチの「古畑」・・・コメディありつつ、ホームドラマだったり、ミステリーだったり。
そんな中でも、ふと見せる美しい表情。そこは最後までブレなかったですね。
そう、上手く書けませんが、いろんな役でいろんな表情、芝居を見せながら、いい意味でどれも「田村正和カラー」がブレない。美学を貫いたと言うのでしょうか。結局、その美学に魅了されてしまったのでした。

 

それと、私生活がミステリアスだったことも、なんだか素敵でした。
いろいろ聞かれても、何となく受け流す感じが大人。
家を出てから(家でも?)「田村正和を演じていた」という印象です。きっとそうでしょうね。
プライベートを知るのも親しみがわきますが、こういう方もいてもいいですよね。ベールに包まれた人生。
もう、徹底的にストイックな、こういう「スター」は現れないかもしれませんね。

そういえば、「阪妻を語る」というテーマだったかで、一般人のご兄弟含めて田村四兄弟で出演された番組を見たことがあります。あの時は、いつもよりもリラックスして、とても和やかに語られてたような。兄弟の仲の良さを垣間見た気がしました。


去年から今年にかけて、一時代を築いた「スター」「個性派俳優」がドンドンいなくなってしまった。

寂しい限りです。

 

実は、お父様とお兄様が眠る、二尊院を訪ねたことがあります。
京都「夢のロケ地巡り」一人旅 二尊院

時代劇ロケ地巡りが目的で、その他には何も知らずに行ったのですが、とても静かで心洗われる落ち着く場所でした。
正和さんもここで静かに眠りにつかれるのでしょうか。
旅に出られるようになったら、またいつか訪れたいです。

 

スカパーやBSで、追悼番組が放送されます。
「若さま~」は見ます!スカパーで放送される「ニューヨーク恋物語」を見たくなったので、フジテレビにも再加入しました!

 

亡くなっても、作品は残ります。
その作品の数々を見ながら、追悼したいと思います。

心よりご冥福をお祈りします。

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活動休止 。

2020-12-28 07:49:52 | 気になる:人

もうすぐ活動休止。
「嵐」の話・・・ではなく、

「少年隊」

の話。

「嵐」も、オリンピックで役目を終えてからの休止の予定が、コロナ禍で全て予定が狂ってしまって本当に気の毒ですが・・・また5人で活動するのかな?
その分、今年は様々な番組に出演して、5人の魅力を深堀りできているのでは。


コロナ禍で、それこそ「人生の選択」を迫られた人も多いと思いますが、きっと、少年隊の3人もそうだったんだと思います。ジャニーさんが亡くなったことが一番の要因だとは思いますけど・・・

 

なぜこの記事を書いてるかと言いますと、ベストアルバム発売ということで、先日新聞に、現在の少年隊の3ショットが全面に出たから。見た瞬間

「カッコイイ

なんというか、いい歳の重ね方。
渋い大人の魅力たっぷり。

そんな印象で、くぎ付けになってしまいました。
あんなにタキシードが似合うジャニーズ、いませんよ
あれに、バラの花束持っても、全然違和感ない
(そうそう、ジャニーさんの家族葬の様子の写真に、3人が写っていたのにもちょっと感動したなぁ)


少年隊と言えば、以前に筒美京平×少年隊という記事を書いたことがあります。
特にファンという訳ではないんですけど、なぜか気になる。
歴代ジャニーズには、例えば「たのきん」「光GENJI」そして「SMAP」「嵐」など、数々のスターアイドルが登場しました。それぞれ楽しませていただきましたが、今振り返ると、一番ダンスも歌も上手くて、スマートだったのは、やはり少年隊ではないかと。

ジャニーさんが亡くなった時に知ったのですが、「ジャニーズの最高傑作」と評価されていたとか。
どんなに若い子がダンスが上手くても、あのストイックさは真似できないだろうなぁ・・・

 

みなさん、いろいろご意見あると思いますが、個人的には3人の中で一番歌・ダンス・お芝居揃ってるのは、ニッキだと思っております。(全てにおいて柔軟性があるような)
逆に、ひょろっとして、クールだったヒガシが、あんなにキレのあるダンスと、ユーモアのあるトークをするようになるとは意外。(実力のニッキが、演出という裏方に回るのも意外でした。)


それぞれ経験を積んで、35周年でそれぞれの道を選ぶ。
なんだか、他人事ながら感慨深いです。


最後に、3人そろってライブなり、テレビ出演なり、してほしかったな・・・
写真だけ、というのが残念ですねぇ。
それに、やっぱり「PLAY ZONE」見たかったな・・・映像化されないかしら。


新境地を開拓した?ヒガシはもちろん、事務所を離れても、他の二人の活躍も期待しています。カッちゃんのお芝居も、ニッキ演出の舞台も、もっともっと見ていきたいですねぇ・・・

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人生の選択 。

2020-12-17 07:48:00 | 気になる:人

「ちびまる子ちゃん」や、旅番組などのナレーションでおなじみ、キートン山田さんが引退される発表された。

あまりに突然だったので、正直、驚きました

明らかな衰えを全く感じていなかったから・・・

 

今は、ツッコミありつつほのぼの系の、安心感のあるナレーションでおなじみですけど、お若い頃は、結構2枚目を演じられてたんですよね。

はぎおが最初に意識したのは、間違いなく「一休さん」将軍義満でしょう。(2枚目じゃないけど
これは、一休さんの友達、新右衛門さんと同じくらい、強烈に覚えています。ちょっと意地悪だけど、品があって、結局子どもだけど才能のある一休さんを認めるという・・・インパクトありましたね。


あとは・・・「サイボーグ009」004。ニヒルで、ちょっと辛口。正義感の009とはちょっと対極な立場のキャラで、カッコ良かったなぁ~


そして、アニメベルサイユのばらアラン男装の麗人で、高級貴族出身の隊長オスカルに一番反抗的な、男臭い荒くれものだったけれど、彼女の人間性に惹かれ、次第に女性として意識するようになる・・・という、すっごくカッコいい、言ってしまえば、途中から、このアニメのキーマン的役どころ。今では想像できないかもしれませんが、お芝居も渋くて、ホントにカッコよかった

 

そして、これですよ、 「銀河英雄伝説キャゼルヌもう、この役は、キートンさん以外考えられません。主人公ヤンの先輩で、ちょっと頼りないけど才能のある後輩を、辛口ながら完全フォローしていく、仕事のできる頼りになる存在。この役柄の口調・語り口から、「ちびまる子ちゃん」のあのナレーションに繋がった気もしないでもないです

 

他にも、多くの作品でキャラクターを演じられてきました。
きっと、皆さんにも思い出の作品があるはず・・・

 

ご本人のブログも拝見していて、ナレーションと同じような、温かみの感じられる文面でした。
が、もう数年更新がなかったので、もう辞めちゃったのかな?と思ってたら、まさかの芸能界引退。

 

視聴者にはわからない「衰え」を感じてなのか、余力を残して第二の人生を歩むということなのか、理由はよくわかりませんが、ご自身での「引き際」を来年3月と決められたので、それまでは、あのお馴染みの声を楽しみたいと思います。

 

引き際。
そういえば、「ビフォーアフター」も、長年ナレーションを務めてきた加藤みどりさんから、キムラ緑子さんに交代されましたね。

 

一般人の「退職」「転職」とは違う、定年のない芸能人や一流アスリートならではの「人生の選択」なのかもしれませんね。「宝塚」だと、一番いい時に退団・・・という選択もあるし。


反面、「生涯現役」を貫かれる方もいらっしゃいます。ひとつの仕事を続けていくことに、心から尊敬します。「老い」をさらけ出す人、さらに「新たな自分」を見出す人。それも「人生の選択」ですよね。


人それぞれ、正解はない、永遠のテーマですね。

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小松の親分さん・・・

2020-12-14 07:46:06 | 気になる:人

今年、多くの著名人の訃報に接しましたが、年末に来てまたショックなニュースが。

小松政夫さん

残念です・・・

 

もちろん、バラエティ、喜劇役者としてご活躍されてましたが、「しらけ鳥」とか「淀川長治さんのモノマネ」とかね。そして、「小松の親分さん」は、もうニックネームみたいになってね。

 

個人的には「役者」のイメージが強いかな。
結構シリアスドラマや、時代劇など。(「水戸黄門」にもよく出てたなぁ~)
特に大好きだった「大岡越前」シリーズに途中から参加し、おっちょこちょいのダメ同心から(設定の変更なのか)渋いベテランへ変わったのですが、その転換ぶりがお見事で。そして、同心部屋のリーダー格になってから、渋さと厳しさと温かみを持った、素敵な存在になりました。

それから、山本耕史さん主演「陽炎の辻」での、調子はいいけど、情に厚い長屋の大家さん。
辛い過去を背負った主人公が、江戸へ来てから人生が変わる、その一役を担った、大きな存在でした。
当初は得体のしれない浪人だった主人公を、大家としてだけでなく、まるで息子のように世話を焼く、面倒見のいい大家さん。もう、あの明るさに、ドラマがどれだけ救われたか。

 

そう、明るさ!
ご本人も、とても明るい方だったようで。
上京する前、地元福岡で、車の営業マンとして、売り上げが常にトップクラスだった程、話術にたけていたそうで。持って生まれた才能なんですかね。

小松さん原作の「植木等とのぼせもん」。
NHKでもドラマ化されましたが、才能に溢れた人たちに鍛えられ、見守られて、努力と、その持って生まれた才能で、唯一無二の存在になったのかなって。(偉そうですけど)

経歴を振り返っていたら、思い出しました!
Eテレの「アルフ」!
所さんが主人公の動物(だと思ってたら、宇宙人だったのね)と同居することになる家庭の主。
所さんとのやり取りが楽しかったな~
あ~また見たい!ぜひ再放送を!

 

いつ見ても、サービス精神旺盛で、いつも笑顔。
何か振られても、嫌な顔一つせず、必ず応じてくれる、心の広さ。
紳士的で、でもどこか福岡育ちの骨太さもあって。
あの笑顔を見るだけで、ホッとしていました。
ゆかりの人の追悼コメントを見ていると、ご本人も情に厚く、面倒見の良い方だったみたいで。
画面から伝わってくる温かさは本物だったんだなと。

 

そうそう、これまた「脳ベルSHOW 」の、昨年の11月のSPで、盟友伊東四朗さんと共演されたのが、今にして思えば、最後の姿だったのかな。そう思うと、そのお二人揃った姿を見られたことが、感慨深いです。
残念ながら見ていませんが、今年に入っても、病をおして、舞台やドラマでご活躍されていたとか。
現役のまま、最後は静かに。最後まで「プロ」でした。
それだけに、視聴者もそうですが、身近だった方もショックなのでは。伊東さんは、言葉も出ないほどショックだと語られたそうで。

 

それにしても、今年はコロナ禍ということもあり、訃報に接するたび、例年よりも寂しさがつのる気がします。我が家のライブラリーを引っ張り出して、久しぶりに「大岡越前」での雄姿を見ながら、故人をしのびたいと思います。
ご冥福をお祈りします。

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