宝塚雪組の次回の公演は
ポスターもなかなかの出来↓
2次元でこんなにマンガみたいなスタイルの人が存在するんですよ、宝塚って
今までマンガ原作の作品は多々あれど、現代ものってあまりなかった気が。
同じ雪組で「ルパン三世」や「るろうに剣心」を舞台化しましたが、ポスターはここまで原作には沿ってなかった印象だったので、いい意味で「やられた!」って感じで。
あとは、実際の舞台が楽しみです。無事に開幕するといいな。
本題はここから。
「シティハンター」については、2度ほど書いたことがあります。1 2
中高生の頃、ジャンプ全盛期。原作を全巻持っていたほど大ファンで。確かアニメ版のサントラも買ったなぁ~
でも、最終回の記憶が・・・ない。本もどこへ行ったかわからないどんな結末だったんだろう。
ま、好きだったのですが、その後、後日談というか、続編というか、そんな作品「エンジェル・ハート」が存在することをだいぶたってから知り、アニメは見たのかな?(それも記憶にない)
で、それがドラマ化されると聞き、「あの冴羽獠を演じられる人、いるわけないじゃん」と思ってました。
が、いたんですよ。ご本人も根っからのアニメ好きという
上川隆也さん
という逸材が(笑)
あの方は、本来の役者さんとして素晴らしいですが、アニメなど特異なものの知識の豊富さが半端なく、それも立て板に水のように語るので、ちょっと引くくらい(失礼)。
その上川さんがどう演じるのか、すごく楽しみにしていました。
やってくれましたよ~
今まで見たことないくらい、身体を鍛え上げて、ビジュアルを完璧にしてくれました。(さすがアニオタ)
世界観を壊さないドラマのテイストに、彼の演技力ですから。嬉しかったです。
しかも個人的に大好きだった獠の友人槇村のエピソードも入れてくれてね。
この槇村役もばっちりで。
冴えない風貌は原作そのままだったので、最初誰だか分らなかったんですが、実はイケメンの葛山信吾さん。
これがまた良くてね~
たった1回の登場でしたが、もうこの回だけで個人的には満足でした。(ちょっとマニアすぎ?)
周囲の登場人物、香には相武紗季さん。元カノ野上冴子には高島礼子さん。ライバル海坊主にはブラザートムさん。
放送当時としては、ベストキャストじゃないですか特に海坊主なんて、他にやれる人いませんよね。
で、この作品では香が亡くなっていて、その心臓を移植されたという殺し屋の少女香螢に三吉彩花さん。
まだまだ若くて、顔は幼かったけれど、アクションの切れ味は鋭く、「なんだかすごい女優さんが出てきたな」と思いました。
多分当時としても抜擢だと思いますが、成功だったのでは?
で、アニメファンとしては、嬉しいキャスティングも。
まだ当時無名の新人声優だった山寺宏一さんが、脇役(しかもなぜかオネエ役で)で登場。
今でこそ「七色の声を持つ」と呼ばれるレジェンドですが、実は「シティハンター」に毎週「男A」みたいな無名の役で出演されてました。そこはさすがアニメを放送していた日テレ。分かってますよね
でも、どうせなら、敵の組織の悪役とかで出してほしかったなぁ。
放送決まってからも、始まってからも「賛否両論」だったと思います。
何でも原作ありきのドラマ化・舞台化にはつきもので。
でも、個人的には個性豊かなキャラを違和感な登場させて、しかもオリジナリティのある作品に仕上げていて、好感を持って見ました。(実は最近CSで見直したばかりで)
続編はなかったので、不評だったのかなぁ。
できれば「シティハンター」として、またあのキャストでやっていただきたいんだけど、もう無理かな?