全国的にコメ不足が問題となって、大阪府知事は政府に備蓄米を流通させるように要請をしています。
政府の農林水産大臣の見解は「備蓄米は出しません!」ですって。
理由は、手続きに数週間かかるため新米の時期に重なる、価格に影響を与えるため、1粒たりとも出しませんってのが政府の見解です。
おいおい、備蓄米って何のための備蓄米なん?
食料危機に陥って、餓死する人が1万人出たら備蓄米を出す気か!
まぁ、餓死するところまではいかないだろうけど、何の利権が絡んでるんでしょう?
5年間保管して、期限が切れたら家畜用に払い下げをするってことですが、何年か前に人間の食用に再販していることが発覚しましたよね。
家畜用の飼料業者に払い下げる期限切れの備蓄米がなくなることを懸念しているのか、裏でこそこそ人間用に再販している業者に払い下げできなくなるのか?
まさかとは思うけど、払い下げではなく多額の処分費用を払って、どこかの業者が至福を肥やしているのか。
訳の分からない給付金をばらまくより、備蓄米を低価格でばらまく方が本当の意味での支援だと思う。
こういう時に社会情勢を敏感にくみ取れない大臣がいるから、無能って言われるんだよ。
で、本当の備蓄米の意味、目的はなんなん?
毎週末の早朝に、パン、ヨーグルト、調味料などを買いに行っています。
温めるご飯のコーナーもご覧の通り、ほとんどなくなっていました。
1家族さま1点限りって貼り紙がしてあるけど、ショッピングカートにいくつも乗せて持っていっていました。
日々の食材は妻が買いに行きますが、醤油や酢、マヨネーズ等の重たい物は、私が買いに行っています。
早朝のスーパーは商品の品出し陳列の時間帯に、一般客にも買い物ができるようになっています。
普段は、10人ぐらいの買い物客ぐらいでが、先週末は30人ぐらいいました。
開店時間前には、入口に列ができていて「何だ?」って思いました。
私は、プチトマト→調味料→ヨーグルト→パンの順に買い物していたら、人溜まりがある場所がありました。
客がいなくなったので見に行ったら、精米コーナーでした。
温めるご飯のコーナーもご覧の通り、ほとんどなくなっていました。
1家族さま1点限りって貼り紙がしてあるけど、ショッピングカートにいくつも乗せて持っていっていました。
あぁ、米不足のことね。
テレビでは震災に備えて米を買いだめしましたって言っている人もいたけど、震災で電気・ガス・水道が止まったたらどうするの?
我が家は、JackeryとSUAOKIのポータブル電源、カセットコンロ、コンパクトバーナー、ミネラルウォーター、カップ麺など常備しているので、5日間ぐらいはギリギリ生活できるぐらいはあるけど。
今回の米不足は、昨夏の猛暑で米が不作で、そこに海外からの来日客が激増したのが原因。
さらに南海トラフの震災が心配で、米を買いだめするという、デマ情報に惑わされた人たちが、食べもしない米を買いだめしてしまいました。
米は、急に必要になっても、作れるものではないから、また、タイ米などを緊急輸入するのかと思ったら、今回はしないみたいですね。
まてよ、昨年の猛暑より、今年のほうが猛暑だから、すでに米不足は確定なのか?
昔、政府備蓄米って存在を知ったけど、今はもうないのかなぁ?
米卸売業者が、政府が破棄する備蓄米を買い取って、普通に精米として売っていたことが発覚したこともあったなぁ。
8月も終わりに近づき、稲刈りも始まったので、2週間もすれば新米が出回り始めるでしょう。
食べきれない米を買った人たちは、1年前の米を食べきってから、新米を買うようにしてくださいね。