ぴかしのホビーワールド

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TopFUEL9.9SSLのブリーディング

2020年07月25日 06時20分00秒 | 自転車整備
TopFUEL9.9SSLのブレーキ交換の続きです。
 
新しいブレーキレバーに既存のオイルラインが繋がりました。
 
次の工程は、ミネラルオイルの注入です。
 
最近は、キャリパー側からミネラルオイルを、押し上げる方式になっています。
 
ブレーキレバー側に穴の開いた注射器を差し込みます。
溢れ出たミネラルオイルを回収するためです。

MAGURA純正オイル(ミネラルオイル)を注射器で吸い上げます。


細かな気泡ができてしまったので、気泡が無くなるまでしばらく作業中断です。


しばらく中断し、キャリパー側からチューブでミネラルオイルを押し上げます。


オイルラインに古いミネラルオイルが残っていたので、抜き取ってしまいます。

オイルラインの中に、小さな空気の気泡が残りますので、何度かピストンを繰り返します。

前ブレーキの交換が完了しました。


後ろブレーキも同様の作業を行いました。


ちょっとだけミネラルオイルを漏らしてしまいましたが、順調に作業が完了しました。


右側は前ブレーキ、リアシフター、リアショックコントローラが付いていて、レバーは全部で5個あり、絶妙な位置に取り付けています。


左側は後ろブレーキとフロントシフターですが、シフターの操作性を考慮して、ブレーキが少しグリップ側に付いています。


レバーは調整ダイヤルが付いていて、一番遠い位置がこれです。


一番近い位置では、レバーがグリップに当たりますので、レバー位置は中間ぐらいにセッティングしました。


最後にトルクレンチで規定の4Nmで締め付け確認しました。


レバークランプには上下の向きがあり「↑」マークか「M」マークを確認しましょう。

また、クランプは上側を最後まで締めてしまい、下側で調整するのがMAGURAの正式な調整方法です。



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