三笠フーズの事故米転売事件について

単なる焼酎好きで知識も経験も少ない私でも、遊びとは言え焼酎についてのHPをつくって、酎ちゃん党などという仲間がいて、有難いことに党首などと言って頂いている手前、やはり今回の事件について一言書かずにはいられません。

HPの酎カタログのトップページに「好きな酎のトップ５」などを書いておりますが、そこにも登場している西酒造。
早々と自主回収を発表されましたが、蔵元の存亡の危機と言ってもよい大きな決断であったでしょう。
そして、いまだ公表していない蔵元さんだって被害者です。公表すべきかするまいか。。。その逡巡は痛いほどわかります。
発表してもしなくても存亡の危機。。。

焼酎の蔵元さんはまだまだ日本酒の蔵元さんにくらべると規模も小さく、この焼酎ブームでようやく日が当たってきたような感もあります。
そこでこの事件。。。

焼酎ブームは多くのブローカーを生み、流行の焼酎バーを生みました。
けれどそれは末端の賑わい。焼酎の蔵元さんはまだまだ苦労が多いのです。

私が好きな酒屋さんは、昔からコツコツと蔵元さんとお付き合いをして、流行になった今でも定価で販売してくれる素晴しい酒屋さんです。
そんな酒屋さんや蔵元さんの心労を思うと、焼酎好きとして胸が痛むばかり。

できることと言えば、風評被害に惑わされず今後も焼酎を愛していくことだけですが、国には事故米には今後色を付けるとか、管理体制を整えるとか、今後は外交上押し付けられる事故米に対してキッパリとした態度を取る、などの対策を立てて欲しいものです。

しかし、生きていく上でクチに入る食べ物の、いったいどれだけを信用できるのでしょう。。。。