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焼酎大好き箏弾き『ぴっくん』の面白い毎日♪

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箏の源流

2012年12月06日 | 
風邪も良くなってきたので少し前の日記を書いたりしていますが、どうしてもこのコンサートのことを書かないわけにはいきません。

野坂操壽×沢井一恵 全国ツアー[箏]ふたりのマエストロ「変絃自在」

愛してやまないよしこ先生&春宵のカオリと3人で、前から2列目のかぶりつきで聴かせていただきました。


1曲目の十七弦による六段の調べは、一恵先生の独奏でした。

広い世界にポツンとあるようなスポットライトの中で始まった静かな静かな演奏。。。
私は、「六段はもともとこういう曲で、箏はこういう音だったのだ。。。」と思いました。
“板に絃を貼り、それを誰かが弾いた・・・” 箏の始まりはそうしたものだったのでしょう。
そしてそれは素朴な音であり、素朴な音の連なりであったのだと、一恵先生の六段を聴いて強く思いました。
私の心に何かがストン!と落ちるような演奏と音に、私もカオリも(もちろんよしこ先生も)半ば呆然として聴いていました。

それぞれの曲の感想はソっと自分だけの日記に書き留めましたが、ひとつのコンサートから感じる多くの事柄が『来てよかった!お金を払って全然惜しくない!!!』と思わせてくださる素晴らしいコンサートでした。


そして特筆したいのは最後の『二つの郡のために』。
若い男性の演奏家たちが助演を努めます。
それがまた素晴らしい!!
彼らが本当に必死で二人の素晴らしい演奏家から何かを学ぼうとしているのも、心から楽しんで演奏に参加しているのも、手に取るように見える演奏でした。




この若くて上手で魅力的な演奏家たちの演奏を、これから聴く機会があったら是非聴きたい!と楽しみに思う私は、やっぱり少し歳とったのかな?なんて、嬉しく思いました。


いい一日だったなぁ~♪





See you !


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2 コメント

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Unknown (いちえ)
2012-12-13 17:21:18
上手く言葉には表せないのが情けないけれど、ぴっくんの感動解る様な気がします。
10月だったかな?こちらにも、お2人のコンサートあったんですよ。
絶対に行きたかったのだけれど、主人は居ない・義母はディのない日で家に居る。となると私が介護しなきゃいけない><で行けなかったのが悲しくて悲しくて・・・
いつの日か聴けたら良いな~~。

そうそう、いつだったかな?
ぴっくんのブログで、気の合う人との演奏は弾き易い。と言うような事書いてあったと思うのだけれど、9日にとある発表会でお琴の演奏もあったんだけれど、一番長く習ってる人たちとの演奏の時(、『さらし風手ごと』です)それぞれが合わせよう・・との気持ちで弾いてるのが感じ取れて、とても弾きやすかったの。
あ~~ぴっくんが書いてあったのはこの事だったんだ。って実感しました。
やはり、気心知れた人との演奏は気持ちが良いものですねo(^-^)o
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★いちえさん★ (ぴっくん)
2012-12-13 20:48:51
そっかぁ。。。10月は残念でしたけれど、でもいつかきっといちえさんの気持ちは届きます。聴ける日がくると思うよ!!
だってきっとね、演奏家は「聴きたいと思っている人のところで弾きたい」って思うものだと思うから。
聴きたいヒトと聴かせてあげたいヒトがいたら、絶対にいつか夢は実現すると思うもの。

うんうん、そうだよね。
演奏って、「合わせよう、一緒に良い演奏しよう」って思うことが大事だよね。
だから、思いやりのある演奏家の方とご一緒させてもらうと本当に心が温かくなります。
仲間もそう。
演奏は素晴らしいけれど、なんか嫌い。。。。という人とは、私は無理。
そう言う意味で、私は『演奏はイマイチだけど人柄は良いかも?』な人を驀進中です。(爆爆)
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