NHKの邦楽オーディションを受けましたの。
結果は残念だったけど、ものすごく嬉しいことがありましたの。
私の箏と立奏台がずれてしまい、最初の1音からガタガタと。。。もう演奏になりませんでした。
けれど、そんな時に見も知らない受験者の一人が走ってきて、私の箏をずっと支えてくれました。
こんな時に受けた親切は、涙が出そうなくらい嬉しくて、私は何度も何度もお礼を申し上げました。
自分もそんな人になれるだろうか。。。。なりたいな♪
忘れっぽくて、人の顔などほとんど憶えられない私ですが、その彼女の顔を私はずっと憶えていたいのです。
いつかどこかで会ってもまたお礼を言いたい。
本当に有難うございました。
そういう場でそんなことができると言うのは。
なんだかうれしいですね。
実際は助演で来ていらした先生だったのですが、帰りにもう一度お礼を言ったら「私のお弟子さんもダメだったのよ。でもガタガタしなければとても落ち着いていい演奏でしたよ。また必ず頑張ってね」って言ってくださったの。
私たちも今の先生に巡り合えてとてもとても幸せだけれど、その先生のお弟子さんも本当に幸せだと思いました。
心から思いました。
オーディションってライバル同士のぶつかりあい
みたいな空気があるはずなのに
そんな方がいらっしゃることが素晴らしいです。
私は今までけっこういじわるをされてきたことが
多かったので羨ましいなと思いましたが
それはぴっくんさんが素晴らしい演奏をしたから
こそそんな優しさも得られてしまうのかも
しれませんね。
私もそんな優しさをいただけるだけの
人間になりたいな。
実はね、私が一緒に行った知りあいの方(名前は出せませんの)と、NHKの方と、その先生が3人で走ってきて、みなさんでささえてくれました。
みんな自分がギリギリの時、受けた恩を私も誰かに返したいと強く思いましたよ♪
ちなみに私の演奏は素晴らしくダメでした。すいません。。。。