日本酒ピンバッジ倶楽部

2021年3月26日、関西に住む日本酒呑み仲間と「日本酒ピンバッジ倶楽部」を発足しました。

新谷酒造「わかむすめ燕子花」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-10-09 13:11:49 | 山口の酒

山口県の新谷酒造さんの「わかむすめ燕子花」

ラベルタイプピンバッジです。

 

ピンバッジのモデルは「わかむすめ純米大吟醸 燕子花 720ml」

山田錦を40%まで磨き上げた純米大吟醸酒。

嫌みのない香りと、山田錦らしいやわらかで上品な米の甘味に包まれ、後味は雑味がなくクリアにキレていきます。

白ワインを思わせる爽やかな酸味が持ち味。

燕子花の花姿らしく、凛として品格のある杜氏渾身の一作です。


新谷酒造「わかむすめ牡丹」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-10-09 12:45:29 | 山口の酒

1927年(昭和2年)創業の新谷酒造は、地元酒蔵の蔵人として働いていた初代 新谷熊吉が造りを止めていた蔵を買い取り、独立したことで始まりました。

 二代目の新谷末彦のころには「和可娘(わかむすめ)」の名で地元で飲まれるお酒となりましたが、三代目の新谷義直が引き継ぐ頃に、杜氏が高齢のため引退し、廃業の危機となりますが、2007年(平成19年)にひとりでも造り続ける決意をし、蔵を四季醸造蔵へと改装、社長と杜氏を両方担う蔵元杜氏となります。

 10年後には蔵の梁が損傷により移設を余儀なくされ、平成30年12月に新蔵が完成します。

 これを機に、杜氏のバトンが夫から妻へと受け渡されます。当時(平成30年10月)山口県では唯一の女性杜氏が新谷文子杜氏が誕生し、今では夫婦ふたりだけで営む小さな小さな酒蔵となりました。

ピンバッジは「わかむすめ 牡丹」のボトルタイプ

「わかむすめ 牡丹 720ml」

雄町を60%まで磨き上げた純米吟醸酒。

控えめながら品の良い吟醸香が優しく包み込むように香り、雄町らしいふくよかさ、コクがありながら非常にキレの良い酒で、生酒となります。


酒井酒造「五(five)RED 純米」日本酒ピンバッジ倶楽部

2022-12-30 16:33:54 | 山口の酒

 山口県の「五橋」で有名な酒井酒造がモダンスタイルを追求したのが、全国約60の特約店のみで限定流通販売している「五(five)」です。「五(five)」シリーズは、すべて木桶を使って仕込まれ、純米吟醸の麹は手作りの箱麹、純米は酒母に乳酸の添加はしない五橋流の山廃です。

 

 

 また、ラベル色の違いで酒質と季節感を表していますが、五橋史上これまでにない辛口をコンセプトに開発され、切れの良さと後味の軽さを体現したのが「RED」純米です。食中酒として、お燗酒として生もと、木桶仕込みの良さを感じることができます。

また、「RED」は新技術「ジュール式加熱」により早く均一に火入れが行われています。

瞬間的に温度を上げてその後急冷することにより火入れながらも生酒のようなフレッシュさを保つことができるという最新の火入れ装置を使用することで、五(five)のレッドは間違いなく定番といえるうまい酒になりえるそうです。


酒井酒造「五(five)」日本酒ピンバッジ俱楽部

2022-12-27 16:24:34 | 山口の酒

 山口県にある酒井酒造「五橋」は、醇味に溢れる風格ある味わいが特徴で中国地方を代表する銘酒ですが、酒井酒造がモダンスタイルを追求したのが「五(five)」です。全国約60の特約店のみで限定流通販売しています。

「五(five)」シリーズは、すべて木桶を使って仕込まれ、純米吟醸の麹は手作りの箱麹、純米は酒母に乳酸の添加はしない五橋流の山廃です。

また、ラベル色の違いで酒質と季節感を表し、

ピンクは純米吟醸生原酒 3月 香り高いモダンな生原酒、

ブルーは純米吟醸生酒 6月 すっきりとキした生酒

イエローは白麹使用の純米生原酒 7月 甘酸っぱい、白ワインのよう、

オレンジは純米吟醸ひやおろし9月 火入れ、生酛造りでお燗でも旨い。 

グリーンは純米生原酒 12月 濃厚でどっしりとした味の生原酒、

ピンバッジは、シンプルに丸い銀地に「五」の字で漢数字よりもアルファベットの「Z」に見えます。五橋の五であり、岩国の象徴である錦帯橋に由来した「五(five)」です。


酒井酒造「五橋」日本酒ピンバッジ倶楽部

2022-12-20 17:29:47 | 山口の酒

「日本三名橋」といわれている橋があります。諸説があり定かでありませんが、一般的に東京都中央区の日本橋、山口県岩国市の錦帯橋、そして長崎県長崎市の眼鏡橋と江戸時代に架橋された3つの橋が三名橋とされています。

 

 山口県岩国市にある酒井酒造の「五橋」とは、この中の「錦帯橋」のことだそうです。錦帯橋は昔から「山は富士、滝は那智、橋は錦帯」とうたわれたほどで、錦川にかかる五連の反り橋「五橋」は「錦帯橋」に由来しています。

 

 酒井酒造は、1871年(明治4年)錦川の伏流軟水に恵まれたこの地に蔵を構えました。企業理念は「当たり前のことを当たり前にやる」です。

 硬水仕込みが全盛の当時にあって軟水仕込特有のソフトで香り高い酒質を特徴とし、1947年(昭和22年)春に全国新酒鑑評会第1位を獲得し、注目を集めました。

 よい米、よい水、よい技術(人)これらが三位一体となり、仲間史彦杜氏を筆頭とした伝統の酒造技術と最新の機械設備の相乗効果により、良い形で補い酒質を高め、えもいわれぬ美酒が醸されるのだそうです。

 

「五橋 純米大吟醸 錦帯」ピンバッジ

お酒のラベルをそのままに表現した、黒字に金の「五橋」が映えるイカしたピンバッジになりました。

 

出典、参考文献・HP

酒井酒造 HP

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